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前世を思い出すとか、冒険者やってりゃ割とよくある話では。  作者: は
冒険者アレックスは前世の記憶を思い出してしまった。
6/27

登場人物紹介

ひとり年末イベント、終☆了★




<主人公>

名前:アレックス

性別:男

年齢:二十代半ば

種族:人間(?)転生者

職業:魔物使い(自称)

詳細:

 前世の記憶に目覚めた冒険者。魔物使いとして魔馬を飼育し、冒険者チームの支援を主に行ってきた。魔物使いになるまでは幾つもの職をこなしてきたようで、簡単な鍛冶や罠猟、斧を用いた戦闘などもできる。護衛などの長期任務では食材確保から調理まで幅広く活躍できるため、他所のチームからレンタル移籍の勧誘が多い。

 前世の記憶に目覚めたきっかけは、従魔の上位種への転生。人格に変化はないが、あまり表に出したくない知識とかが脳内に焼き付けられた。鷲馬娘は魔馬(仔馬)時代から大切に育ててきた家族兼相棒なので、意思疎通できたことがうれしい。独り立ちしたいと言い出した時に「親とはこういうものか」と密かに感動した。

 食材や調理器具が偏っていたので中華系の飯を披露しているが、本人的には大根葉の浅漬けに茶漬けで満足できるタイプ。



<従魔>

名前:クリスティ

性別:女

年齢:6歳(人間に換算すると14歳くらい)

種族:魔馬デモンホース → 鷲馬ヒッポグリフ(人化能力もち)

職業:騎獣

詳細:

 祖先に鷲獅子の血が入っていたと思われる魔馬出身の鷲馬娘。特異個体のため群れで迫害され育児放棄されていたのをアレックスが引き取って飼育。早く一人前になって養い親に恩返ししたい&厨二病の発露から上位種に進化した。

 人化した姿は派手な衣装の美少女で、ソシャゲで3000メートルくらい徒競走したりアイドル活動しても違和感なさそうなくらい。ただし王都を除けば高級コールガール扱いされると後で知ってショックを受けた。

 独立心旺盛だったが現実を知ったのと、養い親の飯に陥落。あと腕っぷしでも完敗。魔馬の頃に馬糞ボロの始末とかさせてた相手にいまさら何で乙女モードを炸裂するのさ的に、微妙な反抗期の娘ムーブを炸裂させている。あと男の娘コワイ。

 上位魔獣なので本来すごい強い筈だが作中活躍する場面はなかった。




<チームリーダー殿>

名前:エグザム

性別:男

年齢:三十代前半

種族:人狼

職業:剣士

詳細:

 冒険者チーム「戦慄の蒼」を率いる凄腕の剣士。人狼特有の優れた身体能力に嗅覚を活かして剣士でありながら斥候としても人並み以上に実力を発揮する。中堅冒険者の中では抜群の知名度と実力者と評価されていた。アレックスを仲間に引き入れたのは魔馬の世話で苦労している姿を見て支援する程度の気持ちだったが、予想外の大活躍に万馬券を当てたような気分らしい。

 最近は前世覚醒したアレックスの創る飯で味覚が過剰に刺激されて吹き飛んでいる。そろそろリアクション芸だけで城に呼ばれるのではと皆考えている。

 神殿に勤めてるマリオン女史と結婚の約束をしており、マリオンの還俗後は冒険者を引退する予定。




<神官&前世審問官>

 転生者が無害かどうかを調べるために派遣されるエリート。

 彼らの派遣のために空間転移が常時許可されるくらい、国家や神殿が転生者を危険視(重視)しているのが分かる。ちなみにアレックスは人格面は無害だが、半端な覚悟なしに厨房に立たせてはいけないと報告書が後日提出された。

 常時監視対象としてご相伴にあずかれないものかと考えている。




<小麦子爵家の皆様>

 王都までの護衛依頼をした子爵家の皆様。

 穀倉地帯を治める下級貴族で、害獣を狩ったり水利問題の解決に苦心したり、民に寄り添った生き方を無自覚でしている。住民に「だからこそ我々は貴族に税を納め為政者として未来を託すのです」とまで言わせた貴族の鑑。

 アレックスの作る猫耳朶マオアルドウ麺に感激した。後日、王様すら口にしなかった美味を食べた貴族として、参内時に物凄く噂されるわ王室主催の茶会に招かれて卒倒しかける。




<王都冒険者ギルド酒場のマスター>

 前世審問の結果を受けてアレックスに注目するものの「ごはんおいしかったです」という証言に首を傾げ、じゃあ試しにやってみようぜと厨房を明け渡してしまった人。

 冒険者どころか組合員に王城関係者まで乱入する事態に開き直る。

 



<宮廷料理人の皆さん>

 なんだか前世に目覚めた人が凄い飯を作るので、他の前世持ちが作ったは良いけど調理法も分からん食材とか山ほどあるから試しになんか作ってもらいつつ技術を審査しようぜ――と、城の偉い人に命じられて駆け付けた。

 へー、北京烤鴨(北京ダック)って料理があるんですねえ。

 へー、即興で牡蠣油づくりっすかあ。

 へー、干したナマコってこういう風に調理するんですかあ。

 へー、干したアワビと酒蒸ししたアワビと生のアワビを?

 へー、巨大な瓜の実を器に見立てて、中に乾物やスープを注いで蒸し上げると。

 へー、青竹にもち米と銀杏を詰めて器ごと炙るんですかあ。

 へー、魚竜の浮袋がこんな料理に――ああっ、陛下が謎のメダルをまき散らしながら若返っていくゥ!?

 かくして披露された技法は宮廷料理人たちの研鑽により、更に洗練されたものとなった。数日後アレックスが宿場町の宿で手延べラーメンを小麦子爵家の皆さんに振舞ったことが発覚し、料理長を筆頭とする料理人の八割が辞表を叩きつけてアレックス捕獲に動いたのは余談である。




<謎の貧乏旗本の三男坊で冒険者ギルドの居候>

 陛下、ロイヤルオーラを少しは隠してください。

 陛下、闇ギルドなんて存在しません。既に陛下が討伐済みです。

 陛下、ダンジョンから逃げ出した邪神は冒険者達が始末するので執務室に戻ってください。戻れって言ってるんだろうが。

 陛下、冒険者組合の食堂に行きましたね? なんか喰いましたね、また? 若返ってますからね? 生物としての格も上がってますからね? 王妃様が物凄い笑顔で陛下にうかがいたいことがあるそうです。逃げんな。

 若返ったんだから当面あんたの治世は続くと思え。

 さっきから神殿から「料理を、御裾分けを、神饌を」ってうるさいんですからね、陛下?


第一部完とか銘打ってるけどよほどのことが無い限り終了です。

ただしいつものように他作品で名前だけとかその後の様子が描かれる可能性は十分にあると思います。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 相変わらずの面白さでした。最高!
[良い点] エグザムだけなら珍しい名前だけど、戦慄の蒼とかもうあれですやん。
[良い点] 新年早々、飯テロをありがとうございました。 [一言] 続きがだいぶ気になりますが、美味しい物は腹八分目が適量でもあるようなので・・・あー、でも、デザートが欲しいですね♪
感想一覧
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