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僕の海馬を君に贈りたい  作者: ハイドランジア&シーク
【第一種「勇気の種」―自分次第の力―】
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結果報告

 そして、期末テストを一週間前に控えた

 二十四日、金曜日のこと。


 この日も例のごとく、店に居座っていた。


 しかし、中間テストの結果があまり好ましくない、

 というか、平均点よりも低く、欠点スレスレだった。


 そういうわけで、

 期末は中間分を取り返す点数を

 取らなければならないんだ。


 人目を気にしながらも、カウンターで一人、

 テスト勉強を始める。


 黙々と課題をこなしているうちに、

 だんだんと店内の客数が減っていき、

 気づけば客は僕一人になっていた。


「どうした、テスト勉強か」


「はい、でも、なかなか課題が進まなくて……」


 僕の話を聞いて見かねた彼は、

 僕に勉強を教えてくれた。


「今は客がいないから、特別に勉強を見てやる。


 どの問題が分からないんだ?」


「はい、この、

 大問一の問三がよく分からなくて」


「それは、前後文から推測するんだ。


 問題文にある単語の付近に

 答えが隠れていることが多いから

 それを頼りに問題を解いてみるのもありだ」


「えっと、次は――」


「それは、公式を暗記していれば解けるだろ。


 公式と簡単な用法をセットで覚える必要がある。


 公式だけを丸暗記しようとするから

 分からなくなるんだ――」


 夕方まで教えてもらったお陰で、

 僕は期末テストで平均点以上を取ることができた。


 苦手な教科以外は、

 時間さえ割けば大抵なんとかなる。


 返却されていない教科もあるが、

 問題視するほどのものはない。


 テストも終わったことだし、

 結果報告をしに行こう。


 学校は短縮で、昼食は親から昼食代を渡された。


 今日は朝起きると、

 書き置きと共にお金が置かれていた。


 早朝会議でもあるんだろう、お疲れ様です。





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