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僕の海馬を君に贈りたい  作者: ハイドランジア&シーク
【第一種「勇気の種」―自分次第の力―】
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恥さらし

「それに、

 来週グループのみんなでカラオケに行くんだもん。


 歌が上手い子多いし、

 そんな中で音痴な歌聴かせたら、

 笑われるだろうし……恥さらしになっちゃうよ」


 語尾になるにつれ、次第に声音が萎んでいった。


 そうか、これが本当の目的だったんだ。


 なずも思春期近い女の子だ、

 友達の前で格好悪いところは見せたくないと、

 そういうことなんだろう。


 男子同士では下手だったら、

 からかわれるくらいで済むけれど、

 女子は何かと優劣をつけたがるきらいがある。


 さらに、気に食わないものは

 ばっさり排除してしまうらしい。


 それを理由にハブやいじめに

 発展してしまうこともあるそうだ。


 何それ、超怖い、

 彼らとあまり変わらないようにも思えるが、

 彼らは単に子どもなんだ。


 しかし、彼らのそれとは違い、

 女子のいじめというやつは

 なかなかで執拗で陰湿なものらしい。


 そのうえ、

 女子のタチが悪いところは、狡賢いところだ。


 周囲の目があるところでは親しそうに接し、

 人目がなくなった途端に猛獣と化す。


 そういうものだと、

 小学生のときのなずは語っていた。


 妙に生々しい言いようだっただけに、

 実体験、若しくは

 目にしたことがあるのかもしれない。


 けれども、安易に口を出せる話ではないから、

 言及はしなかった。





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