当社の使命
僕は、波三丸LLCに所属するサラリーマン。その波三丸は、流通や交通インフラなど、多くの事業を行っている。
このNamisanmaru LLCを背負うサラリーマンは、常に自分を襲うプレシャーに耐えて社会を回している。
ドアを開けるとちょうど同僚の矢幡がいた。途中まで談笑しながら階段を降りる。矢幡も同じ部署の社員で第1事業部に所属している。
上司が入ってきた。林三郎部長だ。役職は事業統括部長兼作戦参謀で最前線で作戦を指揮する。
林部長は、開口一番にライバル会社である、マーディアコンツェルン株式会社が近頃同業他社のライバル企業を倒産に追い込んでいるから警戒するように言う。
業界最大手マーディアコンツェルンは、業界屈指のノウハウを持つ。業界シェアは他社からシェアを奪い60%を超え、いよいよ次は、我が身と言ったところだ。
昼前、そろそろ昼休みという所、地下にある第1事業部に警報が響く。
スピーカーから途切れながらも「緊急──態発─生──。アポ無─でマーディアコンツェルン─襲来。」と聞こえる。
林部長は、「全員、スーツにて応戦!」と声を張り上げて言う。
その時ドアが破壊される──。