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閑話・傍迷惑な愛の逃避行と・・・

俺はグランケルト王国の子爵家三男のハイデマンだ。

王国で俺は経済産業部局長であるフィルドマン侯爵に実力を認められて侯爵のご令嬢と婚約を望まれていた。

俺の剣の腕があれば当然の結果だ。

侯爵令嬢は俺にぞっこんであり、いつも俺の顔を見ては騒いでいた。

この婚約を当初は侯爵令嬢のことは別に嫌いでは無いし侯爵家と縁続きになれるのであれば出世に有利であると考えていた。

だがその考えが間違っていることに侯爵令嬢をエスコートして参加した、とある夜会で気がついた。

俺はその夜会で女神に出会った。

彼女の輝くような金の髪に透けるように白い肌、そしてその微笑みは女神のように美しく、俺の心は一瞬でとらわれてしまった。

真実の愛に目覚めた瞬間である。

俺はその日のうちに彼女に求婚をして了承をもらった。

それからは苦労の連続だった。

なぜか俺と彼女の両親はこの婚約を祝福してはくれなかった。

仕方なく俺たちは誰もなりての無かったアフロディーテ王女の護衛と侍女として国外に逃げることにした。

予定とは少し違ったが移動中の馬車が襲撃をうけて混乱しているのに乗じて二人で逃げ出した。

協力してくれた王女には一応感謝している。

俺たちはこの国から隣国へと向かうために国境の町を目指している。

途中で宝飾品の一部を金に換えたので資金については困っていないし、治安が少し悪いらしいが俺の剣の腕ならなにも心配はいらない。

空はまるで俺たちを祝福するようにキラキラと輝いていた。


ヒュンヒュン、トスン

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