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あしたのスイーツ  作者: 自 悠翔 /Onozu Yuto
5/6

決戦までのカウントダウン


ゴッドマネーツリー、高さ600mを超えるテレビ塔だ。ここで、平成スイーツを35年後の未来に伝える。

3人は準備万端。スイーツも作れちゃう弟の元克が、平成スイーツを何品か作っている。


一方その頃、京香は鑑三を説得していた。

「なぜそのような場所に行かなくてはならんのか。私は意味がわからない。」

「お願いだから来て!この場所に!あなたには来てもらわないといけないの!」


「おまえら…何やってるんだ?」

『えええぇぇぇ〜〜!』

「なんでここに…!」

というわけで、後から合流した写真同好会のメンバーが事情を説明した。

「確かに京香さんは駅を一望できるところにも置いたっていってたな。」

心強い?味方が来てくれてよかった。と安心する3人だった。


「ところで、なんでケーキなんか作ってるんだ?しかもこんな高いところで。」

というわけで、こちらも事情を説明することに。

「なるほどって、この世界にスイーツっていうのはないんだな。」

「厳密に言えば、くら寿司のモンブランがあったくらいなんだよね。」

と三中が補足をして2人は納得した。


鑑三は京香に強引に引っ張られながら、屋上までやってきた。

風が強く吹く中、京香は目的を伝える。

「お父さん。食べてほしいものがあるの。それが嫌いな食べ物なのは知っている。だけど、今からそれを食べて、考えを直してほしいの。」


『ばっかもーーん!!!』


街を歩いていた人も思わず見上げる。

耳が痛すぎて不快に思った5人。これは手応えがありそうだ。そう確信した三中であった。


次回、最終回です。


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