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メール
僕は足早に部屋をでた。
携帯の液晶画面に映るクラスメートからのメールに目を移す。
『みんなへ。
理由は言えないけど、私は死にます。
私を支えてくれた子には申し訳ないけど。』
どうやら一斉送信されたらしいメールの送り主はまだ学校にいる筈だ。
「高広ー?どこ行くのー?」
「学校。忘れ物した。」
母からの問いに嘘を交えて返す。「忘れ物」と先制して。
外は少しひんやりとして秋の訪れを告げていた。
上着を着てくればよかったかな
と思いながら走る。
走る理由は人の命がかかってるからと肯定する。
彼女に対しての特別な思いを振り切るように。
これだけじゃまだ話が意味不明だと思いますがぜひ続きも観て頂けると嬉しいです!
それと更新が遅れると思いますがご容赦ください。