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灯りのあるこの街で (短編集)

背中を押して

作者: 新垣 電燈

ねぇ


君はいつも僕を助けてくれたね


自分一人ではなかなか決断ができない優柔不断な僕の背中をいつも押してくれたね


進路、成績、仕事、飲み会の一発芸のときまで、どんなときだって背中を押してくれたね。


いつも押してもらってばかりで、君に対して何もできなかったけど、

君は

「私は大丈夫!」

と言う。

いつも背中を押してくれる人だから、自分の悩みの解決もできるんだと思った。とても説得力があった。


ねぇ


君が

「私は力になるから、困ったらいつでも言ってね!」

と、言ってくれて、

とても嬉しかった。

君はどんなに小さい悩みでも、相槌をうちながらしっかりと聴いくれて、アドバイスをしてくれた。


君の言葉にどれだけ救われただろう。






ねぇ







だから





今回も





本当に何度も申し訳ないんだけど





自分一人じゃ何もできないから









「背中を押して」











ビルの屋上の端で君に問いかける




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