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第一話 「ゴブリン退治」

大本のTRPGを知らなくても問題ないように改稿。ついでにセリフも増量。

(固有名詞だけでなく、世界観そのものをオリ設定に変更、改稿)


オリ設定の固有名詞や世界観についての詳細は、いずれ投稿する予定の、資料集を参考にしてください(見なくてもおkなように、最低限の説明は本編にあります)

 私の名前は“イリス=ティンファ”

 戦神グラリュード神殿戦士テンプルファイターとして見聞を広め、さらなる修行を積むため……と言う建前のもと、旅に出ました!


 それで、自分の村を出てから迷子になりながらたどりついた宿で、腹ヘリで倒れた所を心優しきドワーフに助けられた(食事をおごってくれました♪)

 そしたら巨人が宿に入ってきてマスター目指して一直線。

 

 「……と言う訳でな、どこか仲間を募集してるチームはないか?」


 その後に“フェイル”と“グラシア”くんが登場!!


 「仲間を集え、と精霊は言っています」

 「……前衛が欲しい。あと、出来れば回復役も」


 「ふむ、だったら、そこに居る嬢ちゃんはどうだ? 神殿戦士だそうだからな

  ああ、そうだな、丁度バランス的にも悪くない、あんたら纏めて新チームを組んでみたらどうだ?

  ―――実は、新人に調度良い、単純な依頼がある」


 マスターの助言により、彼ら、巨人こと、人間の重戦士ウォーリア“ゲイル”と、精霊使い(エレメンタラー)の“フェイル”君、そして半妖精ハーフエルフ魔法使い(ソーサラー)の“グラシア”くん。何故か付いてきたハーフリンクの“ミュッカ”とパーティを組んで、ゴブリン退治に行くことになりました。


 「ゴブリンなら、眠り霧(スリープミスト)呪文スペルも良く効くはずだ、問題ない」

 「戦神の威光を知らしめるため、僕も頑張るよ!」

 「なんか面白そうみゅ~」

 「あれ? 君は?」

 「ミュッカだみゅ。よろしくみゅ~」

 「え? え、あ、よ、よろしく~?」

 「―――なあ? そうそう、ああ、だからさ、もう少し報酬に色を……ん、ああ、もう出るのか?」

 「賑やかなのは良いことだ、と精霊は言っています」


 話を聞くところ、三つの村が被害にあってるらしいので、街から一番近い村に行った。そこで足跡を見つけて森に入っていった。

 このときグラシアくんは妖精の血を引く凄さを見せ付けてくれました。

 

 「こういった足あと追跡は、後天的な技術で、種族差はあまり関係ない」

 「え? 精霊の声を聞いたりとかで補正は無いの?」

 「だったら、精霊使いの私は、森のエキスパートです。実際は、余裕で遭難します」

 「俺としては、魔法使いが、足あと追跡的な野外技術フィールドワークを、何故か持ってるのが疑問だがな」

 「重戦士で、商人マーチャントもやってる旦那には言われたくないと思うみゅ」

 「実家が商人なだけだ。それに、交渉の基本くらい冒険者だろうと持っていて損は無いぞ」

 「報酬が倍近く変わったのって、店主マスターが、ゲイルにビビったからじゃなかったの?」

 「違う、純然たる交渉の結果だ」

 「巨人族ジャイアント並の巨体の強面に、にこやかに話されたら、それはそれで当然の結果じゃないか?」

 「……まあ、自覚はある」

 

 ワイワイガヤガヤ騒ぐ


 すこしした所にほら穴があって入っていくとゴブリンさんの集団アタック!!何故か組織的な動きでした。

 

 隠し通路を使って挟み撃ち、さらに槍持った前衛と、その後ろから投石のコンボ!?

 小鬼ゴブリンにしては頭使いすぎだよ……。

 

 「投石如き、効かぬ!」

 「それを言えるのは旦那だけみゅ」

 「罠は踏み潰すモノだ!」

 「だからそれが出来るのは、ゲイルだけだってばさ……」

 

 スリープミストで片方眠らせて、挟撃を回避したり、投石やバリケードを、僕の回復を当て込んでゲイルが強引に潰したりして、なんとか倒して先に進むと、古代文明?の遺跡につながっていた。

 T字路っぽい広間があって、右手にワープゾーン。左手に小鬼頭ゴブリンロード。しかも、魔法の剣持ち!??


 (精神を高揚させ、アグレッシブな戦い方に導く魔法の広剣ファナティック・ブロードソード


 しかも、何故かそこに邪教徒ヘレティックっぽい人がいた……でも、すぐにワープゾーンを通ってどっかに行った。


 「邪魔が入ったか……、まあ良い。どの道ココはハズレだ。

   ―――がぎゃ(私は帰る)がりゃずらぎ(後は好きにしろ)


 何かごちゃごちゃ言ってたけど、急いでるからって、すぐに去ってった

 (オーガ語?)


 (ワープゾーンは、向こうから閉じられ、無反応。追いかけようにも、開き方が不明なので無理)


 「邪教徒と言うより、悪の魔法使いって感じだ」

 「グォォォォォォ!!」

 「逃げた奴より、手前のバケモノ退治が先! 鋭刃エンチャント!」

 「こわいみゅ、やばいみゅ!」

 「そう言いながら、撹乱か!。さすがハーフリンク。はしこいぜ!(賢いと素早いの合成語)」

 「それ! 火精の矢(サラマンデル)!」

 「回復いくよー! 戦神の癒し(ヒールライト)!」


 「ぐぎゃぎす(小癪な人間め)ぎゃややあ(死んでしまえ)!!」

 

 「ハッ! 何言ってるか知らんが、死ぬのはてめえだ!!」

 「虫は頭を潰すべき、と精霊は言ってます。土精の悪戯スネアートラップ!」

 「ころんだみゅ! いまだみゅ!」

 「うん! 頭狙って、ええーい! おじいちゃん直伝! 大きく振りかぶってー! 強打バッシュ!!」

 「イリス。そっちの頭じゃない」

 「けっか、おーらいみゅ~」


 それで、残ったゴブリンを退治して、部屋の探索。そいつらがいた部屋で魔法装置発見!!……でも壊れてるみたいだし、よく分かんない……。


 (ゴブリンロードが持ってた剣は、サイズも性能も調度良いので、そのまま僕の愛剣に♪)


 「ダメだな。何の装置かも分からん。持って帰るにも大きすぎる」

 「旦那ならきっとヤれるみゅ」

 「無茶言うな。これが半分だったら行けたかもしれんがな」

 「ゴブリンの数少ないです。精霊は近くには、いないって言ってます」


 倒したゴブリンが、目撃された数より少ないので壁を壊して行ってない場所に移動~。すると外に通じてて、しかたないから村に戻ると、村人とゴブリンの死体が……。

 そしてそこには、少しデコッパな戦士風の男とゴブリンがいて、ゴブリンは僕らを見ると森に逃げた

 僕は怪我した村人の看護。残りは追撃。

 

 「これはダメかも……」

 「―――神に願い奉る。運命半ばで倒れし者に―――を与えよ “―活(――クション)”」

 「うそー!?」


 1人、致命傷と言うより、死んでたように見えた村人がいたけど、デコッパが治した。マジで?!


 「ただの通りすがりです。

  ―――人助けに理由は要らない。そう、昔、恩人が言っていました。それでは先を急ぎますので……」


 とりあえず皆も戻ってきて、倒したゴブリンと目撃数が一致してミッションほぼ終了。

 デコッパはまた旅に出た。その時、何かの護符アミュレットを持ってるのが見えた。

 

 (後でそれは異郷の神の聖印タリスマンだと判明)


 デコッパ君はヴァイスって名前の聖戦士セイクリッターでした。

 (神殿戦士の上位職。ぼ、僕も何時か!)


 失敗もあったけど、僕的にはとりあえず依頼ミッション成功だよ。街に戻って宴会をした。

 

 (冒険者の宿(ヴァンガーズ・イン)の主人も初冒険の成功祝いだっておまけしてくれた♪)


 楽しかったな~ 。

 登場人物

イリス=ティンファ (女) 戦乱の神の神殿戦士。日記の書き手のおきらく娘。

ミュッカ(男)自称大盗賊のハーフリンク 。

フェイル(男 )不運な天然系の精霊使い。方向音痴。

ゲイル=クライアス (男)怪力&巨体の重戦士。実家は剣王国の大商人。

グラシア=ガラント(男)旅慣れた魔法使いの青年。ハーフエルフ。


ヴァイス(男)異邦の聖戦士。

ノートリス(男)謎の魔術師。


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