1 妻のNTR動画
この作品はNTR描写があります。
また、残酷な描写もありますので、苦手な方はブラウザバックでお願い致します。
「よお、観てるか?大沢ぁ。横で寝てる女、誰だと思う?そう、お前の奥さんだよ」
いきなりこの間退職した先輩から、スマホに動画が送られて来た。
素っ裸で恐らくラブホでの撮影。
同じ会社に勤めていた先輩である、佐竹雄大。
俺が入社した時は、俺の指導係として仕事を教えてくれた。
俺は営業職に配属され、そこで成績上位者であった佐竹が教育係に選ばれた。
初めは良かった。
割と丁寧に仕事を教えてくれる先輩だった。
だが、いつの頃からか。
いや、俺が佐竹の成績を抜いた頃から。
俺に対する当たりが強くなっていった。
まあ、気持ちはわからなくもないが、俺だって必死だった。
俺は大学の時から付き合っていた、北山あゆみとの結婚を考えていた。
だから一刻も早く一人前になりたかった。
必死で仕事をこなしていくうちに、いつのまにか佐竹を追い越していた。
「こいつ、いっつも疲れてすぐ寝ちまうんだよ。なんだぁ?お前、いつもすぐ終わっちまうのか?情けねえなあ」
復讐のつもりか?
あゆみとどうして不倫関係になったのかはわからないが、ずっと俺を恨んでいるのか。
あゆみもどうしてこんなヤツと……。
一つ目の動画は短く、ここで終わっていた。
だが……。
次々と動画が送られてくる。
「もうやめて下さい……。お願いします……」
「はあ?別に俺は構わねえけど?この間の動画を大沢に送り付けるだけだ」
「や!やめて!!!」
「なら……わかってるよな?」
「……ひどい……」
「オラ!早く脱げよ!うだうだしてんじゃねえよ!」
「わ、わかりました……」
脅されてたのか……。
あゆみ、言ってくれれば……。
次の動画を再生する。
「あっ!いやっ!」
「イヤって言ってる割には声が甘くなってきてんじゃねえの?」
「そ、そんなこと……」
「いいから、俺の言う通りにしてりゃいいんだよ」
「……はい」
「オラっ!まだまだ終わんねえぞ!」
「あっ!あんっ!」
次の動画を再生する。
「随分素直になって来たじゃねえの、いい心がけだな」
「……逆らえないだけです」
「まあ、どうだっていいや。はじめるぞ」
「あっ……き、今日は激しくしないんですか?」
「あ?俺の気分だ。いちいち気にしてんじゃねえよ」
「あっ……。あんっ……」
「……今日は大沢との結婚記念日だよな?」
「は、はい」
「大沢は早く帰ってくるのか?」
「い、いえ、隼人はどうしても外せない会議があるとかで……」
「へえ、帰りは何時くらいになるって?」
「早くても9時、遅いと11時くらいになるかもって……」
「ふーん、じゃあ……それまでは休ませねえからな!」
「あっ!」
次の動画を再生する。
「あっ!やっ!イイっ!」
「良い声で鳴くようになったじゃねえの。気持ちいいのか?」
「い、イイのっ」
「大沢と俺、どっちがイイ?」
「あっ……。そ、それは」
「言わねえとやめちまうぞ?」
「や、やめないで……。雄大さんです……」
「あ?聞こえねえよ」
「ゆ、雄大さんの方が気持ちいいです!」
「よーし、良く言えたな。じゃあご褒美だ」
次の動画を再生する。
「今日は大沢の誕生日だって言ってたな?」
「はい……」
「帰るな。俺と一緒に居ろ」
「え……?で、でも」
「俺はあゆみと一緒に居たい」
「え?!」
「俺の女になれよ、あゆみ」
「そ、そんなこと……」
「まあ返事は今じゃなくていい。だが、今日は帰さねえ」
「……わかりました」
「は?……ヤケに素直だな」
「だって、逆らえないんですよね?」
「ああ……そうだ」
「じゃあ、しょうがないじゃないですか」
俺の誕生日……。
地元の友達が事故を起こして入院したからって言って、地元に帰ったんじゃ……。
……コイツといたのかよ。
「よお、大沢ぁ。大体観たか?楽しかっただろ?いやあ、俺も楽しかったぜ?」
コイツ……!
「なあ、俺がどんな気持ちで仕事辞めたかわかるか?ああ?わかんねえだろうな?」
知るかよ、クソが。
「パッとしねえ野郎が入って来たと思ったら、運だけで契約取ってきやがって」
だから何だってんだよ。
「俺が次期主任のはずだったのに、まぐれの成績でお前なんかが……」
知るか。俺のせいじゃねえだろ。
「まあ?仕事は運が良かったのかも知れねえけどな?女の方はてんでダメだったみたいだな!!ざまあみろ、クソ野郎が!」
……コイツ!!!!!
馬 鹿 だ ろ