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明るさから闇に

作者: 人間詩人

明るい日差しが隣の部屋までは届いてはいるが

こちらの自分の居るところまでは届いては来ない

やはり闇の中でしか存在出来ないのか 私は

だから人工の灯りが必要となるのか

だとしたら私は生き物ではなく

人工物か はたまた魔物であろうか

人間ではないから

人間には好かれないのが

納得いく理由となり

何となく分かる気がする

心の造りがまったく違うのだろうか 人間とは

そして孤独を抱え込むことになる

異種な生き物なんだ 私は

誰からも好かれずに

孤高の空間に閉じ込められながら生きるしかない

それでも人間とは共存したいと感じている

拒否と否定しか与えられない暮らしなど 辛い

隣の部屋に入り込む日差しのように 明るさが私にも

欲しい

けれども与えては くれないようだ 私には

ならば孤独のなかで孤高に

生きるしかなく

日差しの 木漏れ日すら

届かぬ この自分の体全体に自分で優しさを 与えるしか生きる道は

なさそうだな

いつか明るい日差しが

私にも届くように祈るばかりだな

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