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聖夜の一日

作者: シグルド
掲載日:2019/12/24

ここは、グリーンランド。

ゆきこおりおおわれたむらにサンタクロースとトナカイがんでいます。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


名前なまえは『トニー』めずらしいひかはなつトナカイです。

しかし、トナカイのなかでは異質いしつのため、いつも1ぴきます。


今日きょうも1ぴきるのかい?」


サンタクロースむら村長そんちょう『サンタク』がこえけてきました。


「だって、ぼくほかのトナカイとちがうから…。」


サンタクはトニーのあたまで。


たしかにはなひかるトナカイはトニーだけだ…。

でも、おまえはなは、特別とくべつはななんだ。」


トニーはくびかしげる。


特別とくべつ?」


サンタクはうなずき。


「おまえはなひかるおかげで、まよわずにかえれるんだ。

やくつんだぞ。」


トニーはサンタクをて。


本当ほんとう?」


サンタクはうなずく。


「じゃあ、今年ことしのクリスマス、プレゼントはこべる?」


トニーはサンタクををウルウルさせてつめる。


「わかった、ちかくのまちならかんがえてみよう。」


トニーはかがやかせサンタクをめる。


「こらこらトニー、くすぐったい。」


━━━━━━━━━━


数日後すうじつごもりなか、トニーはほかのトナカイたちかこまれていた。


「トニー、サンタク村長そんちょうってなにをおねがいしたんだよ?」


ガトーがトニーにせまる。


「ぼ、ぼくもクリスマスにプレゼントはこびたいって…。」


まわりのトナカイがブーブーとさわぐ。


「トニー、おまえ留守番るすばんいんだよ!」


ガトーがつのでトニーのあごげる。


「そうだ!そうだ!」


まわりのトナカイたちもガトーの言葉ことば賛同さんどうする。


「うわーん!」


トニーはなみだながさけびながらした。


「あ、トニーまだはなしわってない!」


ガトーはトニーをいかけるが、トニーの姿すがたえてしまうのだった。


━━━━━━━━━━


きながらむらちかくにると、サンタスにめられた。


「トニー、どうしていているんだい?」


トニーはサンタクとのはなしとガトーとのはなしをする。


「まあ、ガトーは去年きょねんプレゼントはこべなかったから、トニーに嫉妬しっとしたんだね。」


サンタスはトニーのあたまでました。


「なあトニー、明日あしたからプレゼントの準備じゅんび手伝てつだってくれないか?」


トニーはうなずく。


なにをすればいの?」


サンタスはゆきいて説明せつめいした。


「プレゼントハウスで、仕分しわけのお手伝てつだいさ。

サンクロたちたのまれたプレゼントをはこんでくれればいさ。」


トニーはうなずく。


「わかった!」


サンタスはまたトニーのあたまでた。


━━━━━━━━━━


そしてつぎ

クリスマスの1週間しゅうかんまえから、サンタクロースむらではプレゼントの準備じゅんびあわただしくなる。


ここは『プレゼントハウス』、手紙てがみかれているプレゼントを個別こべつはこめし、リボンをける仕事場しごとばだ。

そこへトニーがやってた。


「お、トニーたな!」


サンタスたち出迎でむかえ、ソリをけてくれました。


「トニー、たよりにしてるからな!」


みんなからあたまでられました。


こうしてプレゼントの準備じゅんびはじまりました。


(ガチャンコ、ガチャンコ)


はこめの機械きかいあわただしくうごいている。


「トニー、サンタスにはこんでくれ。」


リボン担当たんとうのグラサンにたのまれ、プレゼントをソリにせると、サンタスのところはこぶ。


「トニー、ありがとうな。」


南米なんべい担当たんとうのサンタスはソリからはころす。


「トニーこっちにてくれ。」


はこ担当たんとうのサータクのところく。


「これを、グラサンにはこんでくれ。」


サータクは、ソリにプレゼントをせる。

そして、グラサンにとどけた。


北米ほくべい南米なんべいひがしアジアやオセアニア、アフリカや南極なんきょくへのプレゼントをはこつづけ。

トニーは23にちまでしっかりお手伝てつだいをした。


━━━━━━━━━━


12がつ24『クリスマスイブ』。


サンタクロースむら広場ひろばに2000だいものソリがならべられている。


今夜こんや、6より随時ずいじプレゼントをせると出発しゅっぱつしてくれ。」


サンタクが指示しじして、其々(それぞれ)トナカイにソリをけた。


「トニー、今夜こんやはおまえはつ仕事しごとだ。

頑張がんばってくれ。」


サンタクはトニーのあたまでた。


━━━━━━━━━━


そして、6になり、とお場所ばしょ担当たんとうのサンタが順番じゅんばん出発しゅっぱつしていく。


「いよいよ出発しゅっぱつだ。」


サンタクとトニーは最後さいご出発しゅっぱつした。


トニーはどんどん加速かそくしていく。


(シャン!シャン!シャン!シャン!)


ベルがはじめると、トニーの足元あしもとからひかりあふれてくる。

それは、うしろにながれ徐々(じょじょ)にはじめた。


(シャン!シャン!シャン!シャン!)


サンタクとトニーはまちかってった。


━━━━━━━━━━


(シャン!シャン!シャン!シャン!)


まち到着とうちゃくしたサンタクとトニーは、子供こどもいえにやってた。


「トニー、プレゼントいてるから、っててくれよ。」


トニーがうなずくと、サンタクは屋根やねり、煙突えんとつからはいってった。


(ズズズ、ズズズ、ドサッ!)


「ケインくん部屋へやはどこかな。」


サンタクは部屋へやとびらしずかに確認かくにんする。


「あれがケインくんたな。」


サンタクはケインの枕元まくらもとにプレゼントをく。


「むにゃむにゃ、サンタさんプレゼント…。」


サンタクはすこしビックリしたが、しずかにとびらめ、煙突えんとつのぼってった。


「おたせ、つぎいえこうか。」


トニーはうなずき、サンタクをうごす。


━━━━━━━━━━


プレゼントをくばまわり、最後さいごいえにやってた。

そのころにはやまこうがあかるくなりはじめていた。


「じゃあ、最後さいごのプレゼントをくばってくる。」


サンタクは煙突えんとつりてく。


(ズズズ、ズズズ、ドサッ!)


「メイリーちゃんとロズくんはどこかな。」


サンタクは2部屋へやはいる。


だれ?」


メイリーちゃんがましてしまう。


「サンタさん…?」


サンタクはゆびくちえ。


しずかにしてくれるかな?」


メイリーはうなずく。


の2にプレゼントをあげよう。」


サンタクはメイリーにプレゼントをわたし、ロズの枕元まくらもとにプレゼントをく。


「それじゃあ、また来年らいねんに。」


サンタクはメイリーに部屋へやった。


煙突えんとつかう途中とちゅう、テーブルに七面鳥しちめんちょうのスライスがあった。


(ゴクリ…。)


サンタクは、1まいつまみいをした。


(うまい!)


サンタクは七面鳥しちめんちょうのスライスをあとまいべた。

そして、サンタクは煙突えんとつのぼってった。


「おたせ。」


トニーはうなずいたあとくちがアングリとく。


「サンタクさん、つまみいをしましたね?」


サンタクはくびる。


「ソースがくちいてますよ。」


サンタクはあわててくちぬぐう。


「ごめん…。

つい美味おいしそうだったから…。」


トニーはサンタクをせサンタクロースむらはしした。


(シャン!シャン!シャン!シャン!)


━━━━━━━━━━


サンタクとトニーはむらもどると、ほかのサンタがかえるのをった。


(シャン!シャン!シャン!シャン!)


すう時間じかん、続々(ぞくぞく)ともどってて、よるには全員ぜんいんもどってた。


みんな、おつかさま

そして、メリークリスマス!」


サンタとトナカイたちは、よるけるまであかかした。


§おしまい§

読んで頂きありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
[一言] トニー、頑張りましたね! ほのぼのしました。
2023/05/01 15:53 退会済み
管理
[一言] おいぃいい、サンタさん、それってドロボ…… と言いたいところですが、つまみ食いした物の代金よりお高いプレゼントを子供達にあげているでしょうから、お母さん達もおおめに見てくれるでしょう。 むし…
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