第7話
家へ帰るためバス停に向かった。その途中「美香」和成だと思い振り向くと太が美香の所へ自転車を急いで走らせて来た「美香、和成の家の帰り?」太が聞いた。美香は、寂しさと悔しさで涙をこらえて「うん、帰り」「どうした?元気ないな、送るよ」と太はバス停まで送ってくれた。「ありがとう」美香が言うと「バスが来るまで居ていい?」太が聞いた。「いいよ、一人で大丈夫だから帰って」太は、美香を抱き寄せ「俺、美香をほっとけねえよ、好きだから」美香は、太の腕の中でこっそり涙をこぼした。太は、優しく顔を寄せ唇がふれ、太に身を任せ気が付くとバス停の裏のビルの隙間で、美香の体は裸で太のシャツが掛けられて「和成、ごめん。」泣きながらそんな自分を責めた。「美香ごめんな、どうしても美香が好きだから」太はそう言ってくれた。でも美香は和成が好き 美香は急いで服を着て「太 ゴメンね、私行かなきゃ」美香は急いで和成の家へ向かった。美香は家の前で電話をした「和成、美香だけど今家の前にいるの」和成はあわてて出て来た。「美香ごめんな、俺美香を傷つけたんだ、心配で何度も電話したけど出ないから心配だったよ、よかった」美香を抱いて何を言っているかわからないくらい早い口調で和成は言った。美香はすごく愛されている事をすごく感じた。美香は太のことは言えなかった 美香は自分のした事を後悔していた。愛されている事も知った。美香は複雑な気持ちだった。その日、和成と一緒に眠った。朝「和成ー起きなさいよ」おかあさんの声で目が覚め、美香が「やばいよ、和成帰るね」 あわててキスしてあわてて帰った。