第6話
美香は、和成と約束した。来週、二人で会う約束すごく楽しみにして帰った。次の日「志麻おはよ」美香ははずんだ声で言った「おはよ」志麻は沈んでいた「何かあった?暗いよ志麻」志麻が答えた「太さあ、美香が好きだと思うんだあ そんな感じがする」「違うよ、絶対」美香はあり得ないと否定した。「まあーいいかあ、次つぎ」志麻は開きなおりも早かった。美香は家へ帰るとお風呂のときもトイレのときも携帯電話を離さず和成からの電話を待っていた。電話がかかってくると走って部屋へ長電話は出来ない、メールはいや、声が聞きたいからいつも電話だった。少しでも声が聞けるから美香は少しの時間でも満足だった。「明日、何着て行こうかなー」明日美香は和成の家に遊びにいく約束をした。「もしかしたら」美香は色々な想像をして、「初キッス?初エッチ?可愛い下着これ」気合を入れて選んだ。「美香ー」和成は待ち合わせの場所に先にきていた「おはよ、美香」「おはよ」和成は美香の手を優しく取り「行こう」と家に向かった。美香は心臓バクバクでどんな家なんだろうとか和成を見て想像した。綺麗で大きい家なんだろうと「ここ着いたよ、俺の部屋汚いからな」和成が言った。和成の家は想像と正反対の家だった。家は古くトイレが見たことの無い、ぼっとんトイレ和成の部屋はプレハブ「上がってその辺に座って」和成は言ったが、座る場所もなく散らかっていた。美香はかたずけるべきか悩んだ「な、汚いだろ」あのカッコイイ顔で言った。美香は我慢出来ず「掃除しよ、汚すぎ」和成と掃除する事になった。掃除が終わったころ外は暗くなっていた。「もう帰らなきゃ」美香が言うと、和成は美香を抱き寄せ「キスしていい?」美香は「イヤ、ごめんね」と部屋を出て帰った。