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第4話

恋は切ない苦しいことを知る

和成を見ていた前に志麻は満足げに戻ってきた「どうだった?何か話した?」美香は少し期待しながら聞いた。「何も、緊張して緊張してもう無理」志麻は本当に好きになってしまった。「滑れるようになるよ、行こ」志麻は美香の手を引っ張り氷の上に乗った。「転ぶ転ぶあーー、痛ーい」そこに「大丈夫?つかまって」和成が美香に手を出した。「ありがとう」美香はドキドキしながら、手を出した。和成の手は、柔らかく、優しく手を握ってくれた。「一緒に滑ろう、滑っていれば、滑れるから」和成は言った「もうヤーダ、なんで?」周りにいる女の子達が怒っている。でも美香にはそんな声は聞こえていなかった。「もう大丈夫、もう滑れるな」和成はそう言って美香の手を離した。「じゃあまたな」と言って美香から離れて行った。「美香、帰るよ」志麻が居る事を一瞬忘れていた。「美香やったね、また来週来ようね」志麻は楽しそうだった。「まだ帰りたくない」美香は、寂しかった。美香にとって和成は初めて好きになった人だった。後ろ髪を引っ張られる思いで帰った。毎日、毎日頭の中は、和成、今何してるかなあ、とか顔が頭から離れない苦しくて胸が痛かった。美香は、授業中志麻に手紙を回した「志麻?和成が頭にくっ付いて離れない、痛い」志麻は「わかったよ、放課後会議しよ」志麻からの返事だった。「美香本気になっちゃったね。わかった来週太を誘う、で4人でご飯行こうてね」志麻が言ってくれた。「志麻ありがとうね」「違うよ、自分のためだよ」二人は気合を入れて、その日を待った。

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