表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/100

いつもありがとうございます。

 春、でございます。

 啓蟄もすぎました。というわけで、今回は『虫』でございます。


 虫、というと、まず『昆虫』。男子のアイドル、カブトやクワガタをはじめ、アリ、蜂などが思い浮かびます。


 先日、このエッセイを書き始めて読者様に教えていただいた『ミクロスパイシリーズ』という古いSFを読みまして、内容はとても面白かったのですが、『虫を食う』という行為に非常に抵抗感を感じた私であります。

 しかし、古来より、イナゴは水田から得られる貴重な蛋白源であり、広く食べられていたという現実がございます。田んぼの害虫であるイナゴ、食べれば食料。なんと合理的な考えでありましょう。

 ちなみに、幼少期に一度だけ、イナゴの佃煮を食べたことがございますが、その後、食べたいと思ったことはないものでございました。(食べられない、というものではありませんが)


 イナゴですが。

 多数のバッタが群れを成して、あらゆる植物を食べつくす、いわゆる飛蝗ひこうをするのは、イナゴとよぶことがありますが、分類学上はトノサマバッタなどに近いバッタ類だそうです。

 飛蝗というのは、個体群密度が過密時におこる相変異そうへんいという現象で(ウイキ調べ)大規模な蝗害となり、中国などでは天災の一つとされております。

 すべてを食べつくすバッタの姿、これはまさしく『魔』に見えたとしても何の不思議もありません。


 話は変わりますが、日本語において、『虫』という言葉は、非常に広義であります。

 水中以外の節足動物、昆虫、クモ、ムカデなどをさし、さらに広義にといえば、獣、鳥、魚類以外の小動物も含まれるそうな。

 ちなみに蛇は『虫』なんですね。マムシとか長虫とか言いますし。爬虫類って虫、入っていますものね。


 寄生虫だって、虫ですね。

 お腹に住むあれですね。らせん状とか、ひも状とか種類も形もたくさんありますですよ。

 いや、本当、虫って範囲が広いのです。


 そうそう。SF作品『デューン』フランク・ハーバート作で出てくる砂虫サンドワーム

 これ、モンスターとして、かなり沢山の作品に影響を与えていますよね。

「トレマーズ」(1990)にも、非常に酷似したものが出てまいります。トレマーズはパニック映画なので、デューンと扱いは随分違うものですけれど。

 土の中を這いまわる巨大生物というのは、なかなかにオソロシイ。


 ところで。物語の森って、虫がいない気がするのは気のせい?

 別に、ヒルとか見たいわけじゃないけど……。なんか蚊一匹、飛んでない世界も多いかな、って、ふと思うのでありました。

 ナウシカみたいに大量に出てこられても嫌ですけども。


いつもはファンタジーを書きながらエッセイネタを拾うのですが、今回は活動報告で話していた、魚釣りネタからでございます。(もともとは寄生虫のお話でございました)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ