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いつもありがとうございます。

今回のテーマは『暦』でございます。


 太古の昔より、暦というのは『科学』の最先端といっても良いものであります。

そもそも『暦』というのは、農耕の時期を決めるのにとても重要なものでした。


 日本では、中国歴を輸入したのが六世紀ころ。

 当時のエリート中のエリートたちが、中国の暦について学んだそうです。


 ちなみに。暦の起源はシリウス歴だそうです。エジプトで『シリウス』が重要視されたのは、ナイルの増水時期を知らせる星だったからであります。

 あまりに有名でありますけれども、『シリウス』というのは『焼き焦がすもの』という意味がありますが、夏の朝、太陽が昇る直前にギラギラと東の地平線に輝くこの星は古代人にとって、暑さを招きよせる星に見えたとしても何ら不思議はないと思われます。


(ちなみに。厳密にはシリウスは連星です。もっとも主星のシリウスAが明るいため、小さな望遠鏡で伴星のシリウスBを見るのは無理だそうです)



 暦を大きく分けると、太陽暦、太陰太陽暦、太陰暦に分かれます。現在採用されているグレゴリオ暦は、太陽暦をもとに作られております。


 さて。日本の江戸時代というのは、暦の改正が行われており、どの年代かで、実は暦が微妙に違うらしいです。

 おまけと言っては何ですが、今の太陽暦と時期が一致しないため、季節感のズレは禁じ得ません。

 七夕の旧暦七月は、現在では八月ごろ。梅雨の時期というだけではなく、天の川の位置とか考えても、グレゴリオ暦の七月七日は、本来の星物語に相応しくないのかも。


 さてさて。

 自分もあまり、ここに注目してファンタジーを作ったことはございませんが、この暦を作り、みなで共有するというのは、過去から現在まで地味に重要な事項でありまして、面白いネタが眠っているのではなどと思ったりして。


 例えば、2月29日生まれの誕生日の人間しかない能力があって、人知れず、闇と戦う『うるう年の戦士』ものとか。

(実際に2/29生まれのひと、すみません)


 まあ。暦を手に入れる冒険とか暦を巡る陰謀とか、面白そうと思うのは、私の感性が特殊であって、冷静に考えたら、やっぱり地味(苦笑)

 誰か、派手なエフェクトつけて、書いてくれないかなあ(他力本願)



今日は四年に一度の2/29です。


スーパーの広告が四年に一度の「にくの日」とあおっております。

主婦としては、すげー、惹かれるキャッチコピーでございました(笑)


※追記:シリウス おおいぬ座α星。全天で一番明るい-1.47という恒星。

冬の大三角形を構成する星です。

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