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和を愛せよ

いつもありがとうございます。

 日本人は、明治以降、欧米諸国に憧れ、『追いつけ、追い越せ』とやってきたのでありますが、今や欧米と文明で肩を並べる国家となったにもかかわらず、未だに金髪碧眼アレルギーというか、西洋文化への憧れが非常に強いようで。

 日本人が西洋=正しいという感じで、文化を取り入れていったというのは、欧米であれ程受け入れられるのが困難であった『地動説』や『進化論』は、いとも簡単に日本では『最新の科学』として受け入れられてしまったことでもよくわかります。

 さて。

 ファンタジー界で『西洋ファンタジー』が全盛なのは、ひょっとして、東洋はダサいからという理由なのでしょうか。

 金髪碧眼の美形、美女が一人も出ないというのは、そんなに致命的でしょうか?


 実は他人様の感想欄でつい『西洋』なら何をやっても許されると潜在的な意識があるというようなことを書いて、作者さま以外から反論を頂きました。ええ年をして、つい反論してしまったわけですが、なんだか少し虚しくなってしまいました。


 日本人は、日本文化をカッコイイと思えないのでしょうか?


 ファンタジーは西洋というイメージは、確かにあります。

 しかし、西洋ファンタジーを描くとき、どこまで呼吸をするようにキャラを描くことが出来ますでしょうか?

  例えば城。これは、日本の城であれば、大きさや仕組みを実際に見に行くことはできます。しかし、西洋の城はそう簡単に見に行けるものではありません。

  西洋の城は、確かにカッコいい。でも、日本の城だってカッコイイと私は思うのですが、この価値観は一般的ではないのでしょうか。

 西洋風ファンタジーの世界に転生転移したキャラが、米を探し求める話はアリで、実際に米文化のファンタジーはダメって、なんだか哀しすぎます。


 もっと、日本人は、日本文化を愛してあげようよ、と、つい思ってしまいました。


すみません。

なんか、病み上がりのこともあり、ナーバスになってしまっております。


昨日より胃腸風邪を患いまして、現在半病人でございます(書いてないで、寝ろという話があるけど……)

みなさま、お身体ご自愛くださいませ。

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