ジャンル再編成とファンタジージャンル
新年、おめでとうございます。
今回はジャンル再編成について。
現在、なろうのファンタジージャンル上位は、冒険系アクションが主のようです。
そして、コンペの関係もありますが、恋愛ジャンルの半分程度にファンタジージャンルが混じっている感じでしょうか。
再編されると、ファンタジー系小説は、恋愛のファンタジー部門、ファンタジー(ハイ&ロー)文芸のアクション部門に登録という形になると予想されます。
ただ、現状を見るに、正当派ハイファンタジーというのは、ランキング上位にほとんどない気がするのですが……。
が。いわゆる無双ものも、ヒロイックファンタジーには違いなく、そう言った意味では確かにハイファンタジーではありますが。
さて、気になるのは、ローファンタジーであります。
『現実世界に近しい世界にファンタジー要素を取り入れた作品』
ウイキなどで引くと、『メリーポピンズ』などが例にあがっております。
この手の作品、私自身、『なろう』であまり拝読した記憶がありません……で、ふと思いました。
『伝奇オカルト』系って、ローファンタジーじゃないのか? と(こじつけ?)
このあたり、正式発表を待たねばなりませんが、もしそうなら、大好物の伝奇オカルトが今までより簡単に読むことが出来ます!
ところで。
改めてジャンルのお話に戻ると、恋愛ジャンルというのは、本来、全体の九割以上が『恋愛』を描いた作品ということだそうで……そう考えると、自分の作品、かなりジャンル詐欺疑惑があります。
『私は隣の田中です』という作品は、ジャンル詐欺の自覚ありで恋愛に登録しておりますが、他の作品も九割恋愛か、と問われると「うーん」と思ってしまいます。(たぶん7割は恋愛だと思うのだが……)そもそも、恋愛のかけひきだけで、9割を占める作品、少なくとも長編は、私には無理!(自慢するな!)
しかし、恋愛ジャンルにファンタジー部門ができるということは、恋愛とファンタジー要素がイーブンな作品も増えるかもしれません。少なくとも『アイリス』さんのコンペ応募作品は現在、ファンタジーと恋愛部門に分かれていますが、恋愛―ファンタジージャンルに統一されると予想。いままで、恋愛要素を色濃く出していたファンタジー書きさんたち(特に女性作者さん)も、もっとファンタジー色を強めて書いてくれるかも?
そして、『アクション』ジャンル。これは、難しいと思う。
9割アクションという指定は、さすがにないと思うが、これも作者の気持ち次第。
ファンタジー、SF、時代もの、現代もの、全てを包括してしまう大ジャンルだけに、定義が難しい。
ジャンル改革によって、読みたい作品が捜しやすくなるといいなあと思いつつ、自分の作品をどう割り振っていくのか、若干頭が痛い新年であります。
今年も、ゆるーく書いていきたいです。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。




