占いと呪術
若干、少なめです。
今回のテーマは『占いと呪術』です。
作品をいくつかお読みいただいている読者様の中にはお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私は、占いを信じない人種でございます。
当たる、当たらない、は別として、他人に自分の人生をどうこう言われるのが嫌いなのでございます。
ですが。
自己矛盾でもありますが、「占い」や「呪い」の類の知識は、たぶん、平均的な日本人よりあるかもしれないです。
(特に、呪術方面。我ながら、へんな奴だ)
私は、「占い」や「呪い」の成り立ちや、その方法などには興味があるのでありまして、今、手元にも、『呪術~禁断の秘法』なるアヤシゲな本が置いてあります。
実際に、占いや呪術の効果があるかないかは、置いておきますが、ファンタジー作品ならば、占いは作者が決めれば、必ず当たるものだし、呪術も、発動するものであります。
ファンタジー世界で占い師が出てきたら、それはたぶん、ストーリーにおいて重要な位置を占める役かもしれません。
『偽占い師』にしても、『本物』にしても、登場人物たちが、その言葉を聞く、聞かないで、展開が変わってしまう、それだけの重要人物になる可能性があります。
古代において、占いや呪術は、政治的にとても大切なものでした。
何も、卑弥呼の時代まで遡ることまでしなくても、かなり近世まで占いと呪術は、人々の生活に根付いておりました。
話は変わります。
私が十代の頃、黄道の星座は実は12ではなく、13で『へびつかい座』が天文学的に加わり、一時、黄道13星座占いなるものが出てきたことがありましたが……昨今、見なくなりました。
もう、タイトルも忘れたけれど、子供向けの漫画で『へびつかい座』の謎の少年が出てきた話があって、大好きだった記憶があります……。
ただし、少年が出てきたこと以外、何も覚えていない……。
でも、よく考えたら、『へびつかい座』って、その子だけの特権でもなんでもないんだよね。
一年を13分割するだけなんだから(笑)
補足。
黄道13星座という言い方は、現在でもメジャーではありません。
13になった理由は、現代天文学での黄道の位置にへびつかい座の一部が入っていてるからです。
マイナーなりに13星座占いもまだ生き残っているようですね……。
失礼致しました。




