表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ

気が付いたらそこはゲームの世界でした。

うん、よくあるよね?

あるある。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・ねーよ!



思わず突っ込みを自分に入れてしまったのはしょうがないと思います。

間違ってないです。

はい




人間怒りが突き抜けると冷静になると言われておりますが、あまりに混乱しても冷静になるらしく、何故こうなった!

と今の状況を改めて考えてみてる自分がいるよ・・・



まずその1

気が付く前は何をしていたのか。

・・・

あー、山登りにいってて足踏み外したとこまで覚えてるよね。

アレ・・・詰んだ?

こ・れ・は!

死んでないですか?私。

落ちたー!!!って浮遊感しか残ってないからわかんないけど、あの高さから落ちたらまず無理だろう。

平日は仕事して家に帰ったらゲーム三昧なのだけれど、それの反動か休日はキャンプとか山登りとか自然と戯れたくなる性質らしくて、今日もリュック背負って日帰りで山へ来てたんだった。

一緒に来てた友人は大丈夫だったんだろうか、ちょっと気になる。

むしろ、後のこと全部押し付けた形になってしまってごめんなさい。


その2

ここはどこでしょう?

何故か見慣れた部屋の中。

1年ほど前にリリースされた、ファンタジー系のMMOで「コミュティーン オンライン」というゲームがあるのだが、その中に家を買うことが出来るコンテンツが存在する。

「イル」と呼ばれるお金を一生懸命貯めて買ったのだが、ここはどう見ても私の家の中。余談だが、家を売る場合払ったお金は、解約した際に2割引かれて却ってくるという世知辛い仕様だ。

家の中の鏡をみると、小さい女の子映っていた。

「うっわー、子供キャラとか製作者狙いすぎ!やるしか!」

と選んだ小人族・・・

こんなことになるなら、普通に人間やっとくんだった・・・



はて・・・?

ということは、なんだ?

死んでゲームの中に入った?

ないわー・・・・・・・・・



とりあえず、自己逃避をするべく、ベッドに潜った私を誰も責められないと思う。

高級綿毛で作った布団と、鳥の胸毛だけを使用して作った枕の寝心地はとてもよかったです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ