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近狼 真宵

新しい場所に行くと、ドキドキします~

主人公はどうなんだろう……?

バイト先は、業務も変わっていれば立地場所も変わっている。人通りの少ない、大きな廃工場の前にあるのだ。小さい店舗がかなり目立つ。

比較的新しい看板には「Free Shop」の文字。そう、これが僕のバイト先だ。


名を、Free Shopという。業務内容は、何でも可。依頼は24時間受付。基本的に年中無休。


そんな滅茶苦茶な職場の、中身の見えない扉を初めて開ける。訪れたことはない。面接は無かった。電話で話しただけで、通された。この時点で怪しいなと思ったけど、学費・生活費を稼ぐためだ。多少怪しくたって、我慢する覚悟はついてる。


「失礼します」ステンレスで出来た棒のドアノブを引く。とたん、鐘がからんからんとなる。意外と音が大きい。うるさい、かも。


「おう、いらっしゃい。待ってたよ」

出迎えたのは身長の高い好青年。顔に浮かべた無邪気な笑みが印象的だ。

店内は意外と古い。羊頭狗肉だなぁ。年季の入った丸テーブルがいっぱいだ。甘い匂いがする。音楽は流れていない。人も他にいない。

「あの、僕は今日から働かせていただく、小鳥遊 咲夜といいます」

高校受験の面接を思い出した。礼は、45度から60度だったはず。

「そっか。俺が店長の、月神 迅矢」つきがみ しんや、か。「さっそくだけど、今日からお前と行動を共にする相棒を紹介する」え? 相棒? そんなのいるの? とりあえず、歩み始めた店長についていく。


奥に入ると、そこは事務所みたいな味気のない部屋だった。家具が、明度の低いもので揃えられているのが特徴的。そんな中に、鮮やかな服を身につけた少女。大きな黒いリボンが真っ先に目についた。

「真宵、こいつが今日からお前の相棒になる、小鳥遊 咲夜だ」あとはよろしく、そう言って店長は立ち去っていく。

部屋には、真宵という少女と僕だけが取り残された。沈黙が耳に痛い。呼吸する音も響きそうだ。

「えっと……あたしは近狼 真宵。一六八高校、普通科、1年」



近狼 真宵は、ちからみ まよい と読みます。

一六八高校は、イロハ高校と読みます。

拙い文章ですが、これからも続けます!


読んで下さってありがとうございます(^-^)/

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