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影の継承 〜眠れる王国の真実〜

漆黒のマントを纏い、妖艶な微笑を浮かべる謎の女性——彼女は一体何者なのか。王宮の闇に忍び寄る影、その存在がアレクサンドルの心にわずかな波紋を広げる。


 そして、王国の未来は転生前に研究していた通りの末路へと向かおうとしていた。歴史が語るもの、そして誰も気づこうとしない危機——アレクサンドルは確信する。この国は変わらなければならない。


 王室図書館で紐解かれる王国の歴史。語られた伝承の中に、未来を揺るがす鍵が隠されていた。すべてが変わり始める。その始まりの時は、もうすぐそこに——。

王宮の奥深くにある王室図書館。そこは国の歴史と知識が詰め込まれた、静謐(せいひつ)な空間だった。幾重(いくえ)にも並ぶ古書の棚が迷路のようにそびえ立ち、太古の記録が刻まれた分厚い書物が所狭しと積み上げられている。巨大なシャンデリアが天井から吊るされ、窓から差し込む光が書物の背表紙に淡い輝きを与えていた。


 その静寂の中に、少年たちの声が響く。


「この国が建国されてから五百年……そんなに昔のことなんて、どうでもいいだろ」


 アシュレイ・ロウフェルは、重い書物を持ち上げながら言った。彼の銀色の髪が陽光に照らされ、わずかに輝く。しかし、その顔には明らかに不満の色が見て取れた。


「歴史は未来を知る鍵だ。どうでもいいとは言えない」


 そう答えたのはアレクサンドル・ヴァルディアだった。彼はアシュレイの隣で分厚い歴史書をめくりながら、興味深そうに記述を目で追っていた。小さな体には似合わぬほどの知的な眼差し。彼は王族の子でありながら、歴史や政治を軽視することなく、むしろ貪欲(どんよく)に学ぼうとしていた。


「アシュレイ、お前もちゃんと読めよ。自分の立場を理解するためには、知識が必要だ」


「へぇ……それはご立派な王子様のご意見だな」


「皮肉か?」


「さあな」


 アシュレイは肩をすくめ、持っていた本をパタンと閉じる。しかし、その態度にはどこか気怠(けだる)さが漂っていた。彼にとって、この国の歴史を学ぶことにどれほどの意味があるのか、まだ理解できていなかったのだ。


 そんな彼らの様子を、王室図書館の学者であり教育係のエドワード・ファーヴェルが穏やかに見守っていた。彼は72歳の老学者で、白い(ひげ)を撫でながら、静かに彼らの議論を聞いていた。


「王子、そしてアシュレイ殿。歴史とはただの過去の物語ではありません。この国の(いしずえ)となった出来事を知ることで、未来に何が起こるかを予測できるのです」


 彼の言葉に、アレクサンドルはうなずいた。


「それはわかっています。でも、この国は五百年の間、何か変わったことがあったのですか?」


 その問いに、エドワードは微笑を浮かべながら答えた。


「変わったこと……王国の成立から今に至るまで、いくつもの変革がありました。しかし、それと同時に、変わらないものもあるのです」


「変わらないもの?」


「ええ。それは、人々の根底にある恐れと、それに伴う影の存在です」


 その言葉に、アシュレイがわずかに眉を寄せた。


「影の存在?」


 エドワードは静かにうなずき、手元の古びた書物を開いた。そこには、「影の女」と呼ばれる謎めいた存在についての記述があった。


 アレクサンドルとアシュレイは、書物に描かれたイラストに目を留める。それは、黒曜石のような漆黒の長い髪を持つ女性の姿だった。彼女の瞳は月夜のごとく妖しく光り、マントの裾がまるで影そのもののように揺らいでいた。その美しくも冷たい印象の女性がいることを知った。


「……なんだこれ」


 アシュレイがぼそりと言った。


「この影の女って、何なんですか?」


 アシュレイは興味を抱き、エドワードに尋ねた。


「それは、この王国がまだ若かった頃に記された記録です。『王の(かたわ)らに立つ影の女』。その存在は、王国の歴史の中で何度も現れ、何度も消えてきました」


「王の傍らに?」


「ええ。彼女は、時に王を導き、時に王を試したとも言われています。しかし、彼女の存在を知る者は、皆歴史から消えた」


 アシュレイは疑問を抱いた。


「そんなの、ただの作り話じゃないのか?」


「かもしれません。しかし、面白いのは、この影の女が異なる時代にも関わらず、まるで同じ姿で記録されていることです」


「……同じ姿?」


「そう。五百年前の記録にも、三百年前の記録にも、百年前の記録にも、まったく変わらぬ姿の『影の女』が記されているのです」


 このときアレクサンドルは、その話に興味を示さなかった。


アシュレイは興味津々にエドワードに聞いた。

「それで、この影の女は結局何者なんですか?」


「それは、今となっては分かりません。ただ、この国の歴史において、彼女が現れた時には必ず国が揺れ動くという記録が残っています」


「……」


「ですが、王子。今は歴史の一端を知る程度で十分でしょう。影の女のことよりも、まずはこの国の根本を理解することが先決です」


 エドワードはそう言って、別の書物を手に取る。アレクサンドルとアシュレイも、彼の言葉に従い、新たな学びへと集中した。


 しかし、彼らはまだ知らなかった。


 この影の女と呼ばれる存在が、今まさに王宮のどこかで微笑んでいることを——。


王宮の図書館にこもり続けて三日目のことだった。


 アレクサンドルは重厚な机に広げられた地図をじっと見つめていた。その周囲には、歴史書や経済の記録、農業に関する書物が積み上げられている。アシュレイはというと、疲れ果てた様子で椅子に深くもたれかかり、ぼんやりと天井を仰いでいた。


 「なあ王子、そろそろ休憩にしないか? もう頭が働かねえよ」


 アシュレイのぼやきに、アレクサンドルはようやく顔を上げた。


 「まだだ。あと少しで見えてくるはずなんだ」


 疲れを(にじ)ませながらも、その瞳には鋭い光が宿っていた。アレクサンドルが手にしていたのは、過去百年間にわたる王国の穀物生産量の推移をまとめた書物だった。彼はそれを何度も見返し、時折、隣に広げた王国地図に書き込みをしている。


 「王子……?」


 その様子を(なが)めていたエドワードが、ゆっくりと彼の背後からのぞき込んだ。


 「何か、気づいたのですか?」


 アレクサンドルは地図の上に指を()わせながら、小さくうなずいた。


 「エドワード、この記録を見てください。ここ数十年間、王国の穀物収穫量は安定しているように見えます。

でも、よく見ると収穫高の増減が異常に周期的なんです」


 エドワードは眉をひそめ、記録をじっと見つめた。


 「確かに……ですが、これは天候の影響では?」


 「天候だけなら、増減がもう少し緩やかになるはずです。でも、この記録には不自然な点がある。


まるで誰かが意図的に供給を操作しているように見えませんか?」


 アレクサンドルの言葉に、エドワードは目を見開いた。


 「……まさか……!」


 「それだけじゃない。この国の交易路の記録と照らし合わせると、あることが見えてくるんです」


 彼は別の帳簿を開き、輸入穀物の記録を指差した。


 「この王国は、数年前から南の国エルバルド帝国との交易に依存しすぎています。穀物の輸入量が増えすぎて、国内の農業生産量が低下している。つまり、このままでは、もしエルバルド帝国が交易を止めたら、王国は深刻な食糧難に(おちい)る可能性が高い」


 エドワードは硬い表情で深く頷いた。


 「なるほど……つまり、王国はすでに食糧難の危機に瀕している。しかし、まだ誰もその問題を直視していない……」


 アレクサンドルはゆっくりと椅子から立ち上がり、窓の外を見つめた。


 「歴史を学んでわかったんです。この国は、過去に何度も同じことを繰り返している。交易に依存しすぎた結果、相手国に操られ、戦争を余儀なくされたこともあった。でも、誰もその教訓を生かしていない」


 アシュレイが重たい(まぶた)を持ち上げ、半ば呆れたように言った。


 「なんでそんな大事なことを、誰も気にしてないんだ?」


 「権力者たちは目先の利益ばかりを追っているからだよ」


 アレクサンドルはそう言いながら、手をぎゅっと握りしめた。


 「このままでは、数年以内に確実に問題が表面化する。王族として、それを黙って見過ごすことはできない」


 エドワードはそんな彼の決意を見つめ、静かに微笑んだ。


 「王子……あなたは本当に、特別な方ですね」


 「?」


 「王族でありながら、これほどまでに国を憂う者は珍しいのです。あなたのような方が未来の王となるならば、この国にも希望があるかもしれません」


 アレクサンドルは少し照れくさそうに微笑んだ。


 「まだ、王になるつもりなんてないですよ。ただ、俺には“知ってしまった”責任がある。それだけです」


 エドワードはしばらく彼を見つめたあと、穏やかにうなずいた。


 「では、その知識をどう生かすか、私もともに考えましょう」


 その言葉に、アレクサンドルは安堵(あんど)の表情を浮かべた。


 彼の中で、未来への指針が少しずつ形を成し始めていた。しかし——


 彼らはまだ知らなかった。


 この瞬間すでに、貴族たちの間で、王国の交易を巡る暗躍(あんやく)が始まっていたことを。


 そして、アレクサンドルの“知ってしまった”ことが、やがて王宮の策略に巻き込まれるきっかけとなることを——。


王宮の図書館の窓から、優しい陽光が差し込んでいた。アレクサンドルとアシュレイは、書物に囲まれた長い机の前に座り、エドワード・ファーヴェルの講義を受けていた。


 「王子、そしてアシュレイ殿。今日は少し特別な話をしましょう」


 エドワードは静かに語り始めた。その目は柔らかくも、どこか遠い未来を見つめているようだった。


 「王とは、歴史を学び、未来を創る者だ」


 アレクサンドルはその言葉をじっと受け止めた。エドワードは続ける。


 「知識とは、人を守る剣であり、道を照らす灯だ。決して手放してはならない。強さとは、ただ剣を振るうことではない。真に国を守る者は、知識と判断力を持つ者なのです」


 アシュレイは、つまらなそうに(ひじ)をついていたが、エドワードの鋭い眼差しに、しぶしぶ背筋を伸ばした。


 「……でも、王子は戦えないんだろ? 知識があっても、いざという時に剣を持てなきゃ意味がないんじゃないのか?」


 エドワードは微笑んだ。


 「確かに、剣を振るうことができれば戦場で生き残れるかもしれません。しかし、それだけでは国を守ることはできないのです」


 彼は静かに本を閉じ、アレクサンドルを見つめた。


 「王子様。あなたが正しいと信じた道を進みなさい。私の生きた証は、あなたの中に残るのだから」


 アレクサンドルはゆっくりとうなずいた。


 「……わかっています。でも、剣を振るうことも、知識を蓄えることも、どちらも大切なことでは?」


 エドワードは満足そうに微笑み、ゆっくりと頭を縦にふった。


「そうです。その通りです。だからこそ、あなたがどの道を選ぶにせよ、知識を忘れず、剣を持つ者を導ける存在にならなければなりません」



その時、王室図書室の大きな窓からは、夕刻すぎの情景が静かに差し込んでいた。外の空は淡い藍色に染まり、遠くの地平線には黄昏に溶けゆく太陽の残光が、次第に闇へと吸い込まれていく様が見て取れた。室内に漂う柔らかな光とともに、時間がゆっくりと流れるような、不思議な静寂があった。


そんな彼らの会話を(さえぎ)るように、図書館の扉が静かに開いた。


「失礼いたします、王子様」


そこに立っていたのは、黒曜石のような漆黒の長い髪を持つダークエルフの女性——ルシア・ノクスだった。


彼女の出現は、まるで宵闇に潜む伝承が今、息を吹き返したかのような趣があった。微かに揺れるそのシルエット、月影を彷彿(ほうふつ)とさせる妖しい瞳は、館内の(おごそ)かな空気と劇的な対比をなしていた。

彼女は静かに微笑みながら、優雅な所作で一礼する。


アレクサンドルは、わずかに眉をひそめ、何かを心配するかのような不安げな表情を浮かべた。


「あなたは……?」


「わたくし、ルシア・ノクスと申します」


ルシアは美しい声で語りかけた。


 「王子様に、ひとつお願いがございます」


 彼女の言葉に、アレクサンドルは警戒しつつも静かに応じた。


 「……話してもらおう」


 「王宮で毎年行われる剣技大会に、アシュレイ殿を参加させていただけませんか?」


 その瞬間、アシュレイがわずかに目を見開いた。エドワードもまた、意外そうに目を細めた。


 「剣技大会……?」


 アレクサンドルは問い返した。


 ルシアはゆっくりとうなずいた。


 「ええ。貴族の間でも、アシュレイ殿の剣の技量が噂になっております。大会に出場すれば、彼の力が証明され、異種族であっても王国に受け入れられるかもしれません」


 アシュレイは鼻で笑った。


 「……受け入れられる、ね」


 彼の声には冷ややかな響きがあった。


 アレクサンドルは腕を組み、考え込んだ。確かにアシュレイの力を示す機会にはなる。しかし、それが貴族たちの陰謀の一部である可能性も捨てきれない。


 その時、アレクサンドルの隣でエドワードが静かに言った。


 「王子様、よくお考えください。この提案には、表と裏があります」


 アレクサンドルはゆっくりとエドワードを見つめる。


 「裏……とは?」


 「表の理由は、アシュレイ殿の才能を示す機会を与えること。しかし、裏には……彼を公の場に引きずり出し、誰かの思惑に利用しようとする者の影が見え隠れしている」


 エドワードの言葉が終わると、ルシアは一瞬だけ眉をひそめ、内心で「このジジイ、余計なことを…」とつぶやくような表情を浮かべた。しかし、すぐにその感情を押し隠すかのように、彼女は優雅な微笑みを取り戻し、静かに言葉を紡いだ。


 「……そのご懸念、ごもっともですわ。でも、王子様。このままではアシュレイ殿が正式な立場を得ることは難しいでしょう?」


 アレクサンドルは彼女の言葉にじっと目を細める。そして、少しだけ考えた後、静かに言った。


 「俺は、用心深い性格だ。だから、即答はしない」


 ルシアはその返答に、ふっと微笑んだ。


 「ええ、それが王子様らしいお答えですわ」


 その場はそれで収まり、ルシアはゆっくりと退室していった。


 扉が閉まった後、エドワードは静かに溜息(ためいき)をついた。


 「王子様……あなたは、本当にこの国を変えられるかもしれませんね」


 アレクサンドルはその言葉に答えず、ただ遠くを見つめた。


ある日の夕刻、王宮の静寂に溶け込むように、重厚な扉がゆっくりと開いた。アレクサンドルは、自室の窓際に(たたず)み、夜の(とばり)が忍び寄る外の景色に目を奪われていた。燃えるような茜色(あかねいろ)の陽が西の空に沈みかけ、次第に闇がその周囲を包み込む。窓から漏れる柔らかな光の中、側近のレオネルが控えめに立っているのが見えた。


その時、部屋にまるでそっと吹く風のように、影が静かに入ってきた。黒曜石のような漆黒の長い髪が、月明かりに照らされて妖しく輝く。優雅な足取りでアレクサンドルの前に立つその女性――ルシア・ノクス。彼女の姿は、まるで宵闇(よいやみ)に咲く一輪の花のように神秘的であった。


アレクサンドルは、不信感を抱きながら、口を開いた。


「また君か……ルシア・ノクス。何の用だ?」


ルシアは、薄い微笑を浮かべながらも、その瞳には何かを秘めた深い闇を感じさせる。しばらくの沈黙の後、彼女は静かに話だした。


「王子様、私の存在について、ここで全てを明かすわけには……」

(その言葉は、あえて真相を隠すかのように、風のようにすっと流れ去った。)


アレクサンドルは、エドワードとの昼間の会話――『王の傍らに立つ影』という伝承――を思い出しながら、さらに問い詰める。


「ならば、なぜ今現れる? その目的は……」


ルシアは一瞬、窓の外へと視線を移し、宵闇に溶け込む景色を見つめながら、美しい声で語り始めた。


「王国の未来に関わる重大な局面が迫っているからですわ。あなたが、より強くならなければ、この国は揺らぎ、誰かの思惑に(もてあそ)ばれる運命に……」


その時、レオネルが控えめながらも鋭い眼差しで口を挟んだ。


「王子、それは名案かと存じますが……」

(レオネルの言葉には、どこか不穏な影が感じられ、読者は彼の真意に思いを馳せずにはいられない。)


ルシアはその言葉に一瞬だけ目を細め、微笑んで答えた。


「さすが、レオネル。あなたの洞察、見事ですわ」


そして、ルシアは再び王子の方へ歩み寄り、柔らかな声で続けた。


「あなたがこの国を守るために、ふさわしい場所――神秘の森での鍛錬をお勧めいたします。そこは、己の限界を試すに相応しい場。だが、その先に待つ運命は、容易(たやす)いものではないでしょう」


アレクサンドルは、ルシアの言葉の重みと、レオネルの不可解な助言に、心の内で不安と期待が交錯するのを感じた。だが、彼は即座に答えを求めることなく、ただ深い溜息をつくだけであった。


ルシアは最後に、ひと振りの優雅な一礼をし、部屋の影の中へと溶け込むように去っていった。その足取りは、まるで闇へと帰するかのように静かで、見る者の記憶からすぐには消え去らなかった。


扉が閉まる音が遠くに響いた後、アレクサンドルは再び窓辺に立った。月明かりに照らされた庭先では、一匹の美しい蝶が、優雅に舞いながら夜の静寂を彩っていた。その繊細な舞いは、一瞬の安らぎをもたらすが、同時に神秘の森で待つ運命と、迫り来る剣技大会への不安を、彼の胸に改めて刻み込むのだった。


王宮に漂う宵闇の中で、ルシア・ノクスという名の影が静かに動き出した。王室図書館での出会いは、アレクサンドルの心に一つの疑念と、拭えぬ違和感を残していく。


 国の歴史を知ることで、新たな真実が浮かび上がる。そして、それは王国の未来すら変えてしまうのかもしれない。やがて訪れる変革の時——アレクサンドルの選択が、すべてを決めることになる。


 次回、さらなる影がその姿を現す。王子の前に開かれるのは、光か、それとも闇か——。

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