4.ダンジョン探索Part3
さぁ困った困った、勝てる気がしないよね!
こうなればどう逃げるかを考えた方が良さそうかな。"巨影小身"で体をできる限り小さくして..."壁走り"でとりあえずダッシュ!
さっきまで居た場所から爆音が聞
こえる。怖いなぁァ、でも後ろ振り返る暇があるならダッシュダッシュ! でも怖いから後ろ振り返らずに発動ッ!
『地壁』
地魔法Ⅲで使用可能になる地面から岩と土混じりの壁を出す技。
地壁を発動したすぐ後に爆音と共に地は砕けちった...その後蝙蝠君は僕を見失ったようにどこかへ行った。
助かったァァ!僕は壁を貼った後頬袋から"常闇の暗殺布を取りだしそのフードの中に通常ハムスターサイズ以下の大きさになった僕が入って『気配遮断』を使用してその上から地魔法で擬態できるように周りを小さな岩で覆ってやり過ごしたゼェ。
熱源感知Ⅱで見られるかもしれないけど気配遮断してるし祈った結果助かったから結果オーライだね。
このまま頬袋内の非常食(ヴァイパー君達の死骸)を食べながら1日過ごそう。蝙蝠君以外もあんな高レベルなら"致命の軌跡"なしじゃ話にならないからね。
むしゃむしゃむしゃむしゃ....魔物ってだいたいまずいんだよねコレ、せめて味をつけて焼くぐらいはしたい。ヴァイパー君とかの生肉、臭いし苦い。他に食べるのないから食べるけど....
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
よっしゃ!1日経ったからいざ探索だァ。
できる限り戦闘は避けるか気づかれる前に殺るかしないとレベル差でボコられるから気をつけて行こう。
いっその事"常闇の暗殺布"被りながら進もうかな。
いやでもこれ僕のハムスターボディだと無理やりフード被ると目も隠れるから前見えないんだよね。
"熱源感知Ⅱ"と"聴力強化Ⅰ"使いながら行けばいいんじゃね? 我天才か!
よしやろうちょうど被れりながら動けるサイズに自分の体のサイズを変えて、フードを被るっ!
傍から見たらご主人様の普段着を勝手に被って前が見えずあたふたしてるペットみたいな構図になってるね多分。
まぁとりあえず進もう。熱源感知Ⅱである程度は何があるかくらい予測できるし敵が来たら"危機感知Ⅲ"も働くからね。とか思ってたら昨日襲われた蝙蝠君はっけ~ん。
一撃加えれば"気配遮断"は解けるから一撃で決める。 蝙蝠君は壁に止まって動いていない、そこで僕は蝙蝠君のところまで"壁走り"で移動。そこから体を大きくしながら飛びかかる!流石に気づいた蝙蝠君はこっち『爆音波』を打つけど『致命の軌跡』で無効化ァ(メチャ痛い)そのまま"頑丈な顎"を上乗せした『奪取の前歯』で蝙蝠君の頭の中にある魔核を頭蓋骨ごと噛み砕く。
《 シャドーバットLv 68を討伐。経験値を入手しました。一定量の経験値獲得により個体名『宇佐美 遊希』はLv 28に上がりました。
『奪取の前歯』の追加効果により技能『聴力強化Ⅰ』が『聴力強化Ⅲ』に上書きされました。》
Lv差があるから結構Lv上がったね。でも技能の方は確かに便利なの上がったけどそれだけかぁ、"爆音波"欲しかったなぁ。
まぁ倒せたからOKって事で死体を回収して次行ってみよう!
"致命の軌跡"使ったからまた1日篭ろうかな。
いやでもそれに頼りすぎてもこの先辛いし頑張ってみますか!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ステータス
種族名 シャドータートル
Lv 70
HP 100/100
SP 30/30
MP 60/60
攻撃力 60
魔法攻撃力 60
物理防御力 150
魔法防御力 160
速度 20
技能
闇魔法Ⅲ
水魔法Ⅰ
水中移動Ⅲ
対物の甲羅
空間機動
うーん、勝てるかあれ。亀かぁ....速度は遅いけど防御力的に僕の攻撃通るの僅かしかないよ。
でも速度的に上回られたりしてるのよりマシか。
"熱源感知Ⅱ"を使って魔核の位置を特定。
お腹の真ん中かな?そりゃあんな甲羅あったらほぼ安全だもんね。下からガブッとやるしかないか。
"気配遮断"は1回攻撃するまで有効。一発目は派手にぶちかますぜ!
『地砕天撃』
亀は結構ぶっ飛んだ。着地する前にお腹に全力でガブッとしてやる! と思ってたら透明な床みたいなものを出して亀がそれを歩き出した。
何あれ!? "空間機動"かな?安全に着地されちゃうなこれ。
でも地砕天撃でMP50消費してるから無闇に魔法もう打てないし、『鋭利な鉤爪』を使用『巨影小身』で体を5mにし『ひっかく』
甲羅に当たったからノーダメですね、ありがとうございます。地砕天撃でも20しか削れてないからこんなもんか。
ん....なんか発動しようとしてる?
《 『闇魔法Ⅲ』と『水魔法Ⅰ』相当の魔法の発動を感知しました。》
む....技能にセットされてる『闇球』等では無い自分で組んだ魔法か。
闇の霧のようなものが亀の甲羅から噴火したように出てこちらに襲いかかる。
霧状の攻撃ならこっちが有効かな。
『闇壁』
闇の壁が亀の攻撃を防ぐ。 魔法を自分で組んで打ってくるのが魔物なんているんだね……
僕も技能にセットされてる技じゃなくて自分で考えた攻撃魔法とか使おうとしたんだけど出来っちゃ出来たけどわざわざ発動時に組む割には即座に発動できるセットされてる『闇球』とかの方が同じ魔力を消費しても威力高いんだよね。
他の技能を魔法に乗せたかったり魔法同士を混ぜるなら自分で組んでもいいんだけど僕には今のところそんな技能は無いからね。
でも亀くんは水魔法と闇魔法の混合技を打ってきた訳だ....威力だけなら闇魔法Ⅱの"闇刃と同程度だけど霧状の攻撃だから相手を囲うように打てたりするのか....
いいね、いいね!僕も亀を参考にやってみようかな。
この状況を乗り越えるのにはどんな魔法がいいかな? 亀は甲羅が固くて攻撃通らないから吹き飛ばしてひっくり返すか貫通できる程の威力の魔法で倒すかかな、ひっくり返してもさっきみたいに"空間機動"使われたら嫌だけど。
よし!まずは
『地砕天撃』
これを躱す事ができる程亀は早くないからまず決まって、空中に吹き飛んだ瞬間...にえっと魔法陣はこんな感じかな
『闇の拘束』
空中に飛んでいる亀に地面から闇の鎖のようなものが伸びていき亀の両手両足を拘束する。重いものを吹き飛ばすのは結構大変だけど空中にいる重いものを地面に引っ張るのはかなり楽だね。
そのまま地面にドーン! これで仰向けのまま起き上がれなくなったね亀く~ん。こうなったら亀くんなもう終わりですよ。
"巨影小身"で巨大化して"鋭利な鉤爪"で爪を強化、お腹にある魔核ほじり出してあげよう。
ガリっ、ガリっ、ガリっ、甲羅じゃないところも中々硬いなぁ、ガリっ、ガリっ、ザクッ!
よっしゃ爪入ったァ!ここで『奪取の前歯』
《 シャドータートルLv 70を討伐。一定量の経験値獲得により個体名『宇佐美 遊希』はLv 40に上がりました。これにより種族が"闇の原種獣子"から『暗黒の原種獣子』に進化しました。これにより"闇魔法Ⅴ"が"固有属性である『暗き世に潜む闇』に進化、進化時ボーナスによりHP、MP、SPを全回復しました。
『奪取の前歯』の追加効果により技能『水中移動Ⅲ』を取得しました。》
ん?なんか凄くレベルが上がった上に進化した。
亀は経験値貰える系敵だったのかな? まぁそんなことはなんでもいいや!"固有属性"『暗き世に潜む闇』ってなんだこれ。『鑑定』
《 『固有属性』とは属性魔法が"固有技能"へと進化したものです。同じ魔法でも個体により進化先は異なり自分と同じ"固有属性"に進化する個体は存在しません。"固有属性はセットされている魔法は存在しない為、技能所持者自身が魔法を組む必要があります。
原則として"固有魔法"の自力取得は一個体1つまでです。》
《 『暗き世に潜む闇』
闇魔法の"固有属性"である暗闇魔法を扱えるようになる技能です。属性としては辺りを暗くしたりするのような効果ですが魔法としての威力は他属性と比べると非常に高いです。
『暗き世に潜む闇』の効果として『黒化』が存在し、他の属性の魔法に一時的に"擬似固有属性"である"黒化"を付与しその威力を上げることが出来ます。》
暗闇魔法効果地味...威力高くても.暗くするだけって、闇って言ったらもっとこう… いや、特にどんなのかは思いつかないね。
威力高いならまぁ弱くはなさそうだし良きですね。
魔法は自分で組まないといけないらしいのでそれを考えながら、他の魔物を狩って・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
きました! 蝙蝠君2匹にヴァイパー君の大きい版を1匹、フードのなかにはいりながら不意打ち全力魔法からの魔核ガブっで安定してたね。ステータスはこうなりましたァ!
ステータス
種族名 暗黒の原種獣子
名前 宇佐美 遊希
Lv 48
HP 135/120
SP 182/52
MP 190/25
攻撃力 86
魔法攻撃力 100
物理防御力 84
魔法防御力 62
速度 165
固有属性
暗き世に潜む闇
固有技能
奪取の前歯
頬袋
致命の軌跡
制限契約
技能
鑑定
暗視
換装
壁走り
鋭利な鉤爪
頑丈な顎
外皮強化
気絶無効
攻撃の番兵
一蓮托生
巨影小身
吸血
地魔法Ⅴ
危機感知Ⅳ
熱源感知Ⅲ
戦闘続行Ⅱ
聴力強化Ⅲ
HP自動回復Ⅱ
水中移動Ⅲ
威圧Ⅰ
Lv48!最初に比べるとかなり高くなった。まだ周りにいる蝙蝠君とかの方がLv高いけどステータス的には負けてないんだよね。原種だしなんかそういう特典的なのがあるのかな、まぁそんなことより新しく手に入ったのは蝙蝠君から"吸血"、ヴァイパー君からは"威圧Ⅰ"をゲットしたよ!
"吸血"は血を飲むとMPが少し回復、威圧は文字通り相手を威圧する。 倒した魔物の血を貯めとくとポーションみたいに使えそう。でも新しいのじゃないとダメだから長持ちはしないかな。
あとは元から持ってた技能のLvがちょくちょく上がったくらいだね。
魔法も何個か考えて練習出来たしそろそろ、この階層のボス戦とか行けたりしないかな。
まぁ体力減ってるからとりあえず寝よう。フード被って地魔法でカモフラすれば安全に寝れるし...
おやすみなさい!
直前に書いたので今回もあとがきにはステータスは書きません。




