2.ダンジョン探索Part1
ヴァイパー君との初戦闘の後、体感で2日が経過した。
その2日間で僕はヴァイパー君を3匹、スモールシャドーバットという黒い蝙蝠を2匹、ナイトモールという鎧を着たモグラを1匹倒した。
これにより僕のステータスは
ステータス
種族名 スモールオリジンハムスター
名前 宇佐美 遊希
Lv 7
HP 20/20
SP 42/40
MP 42/42
攻撃力 16
魔法攻撃力 17
物理防御力 16
魔法防御力 16
速度 64
固有技能
奪取の前歯
頬袋
技能
鑑定
暗視
換装
壁走り
危機感知Ⅲ
闇魔法Ⅱ
熱源感知Ⅱ
戦闘続行Ⅰ
聴力強化Ⅰ
HP自動回復Ⅰ
いやぁ〜中々潤ってきましたねぇ。
ヴァイパー君からは前は手に入れれなかった熱源感知Ⅱ、蝙蝠から聴力強化Ⅰ、モグラからは換装、それと使ってて上がった闇魔法と危機感知、死にかけたまま歩いてたらなんか取得したHP自動回復Ⅰ。
このHP自動回復Ⅰは戦闘時以外に30分に1回、HPが1回復するという技能でこれがまた便利なんですよ。
なんかこの世界MPとSPはご飯食べたり寝たりすると回復するけどHPはレベルアップ時にそのHPが増えた分は加算されるんだけど減ったHPは自動では回復しないみたいなんだよね。だからこの技能はひじょ〜にありがたい。
あとこの換装技能は装備品とかを別空間に入れて置けて戦闘時に瞬時に装備出来たりする技能らしいんだけど、僕今ハムスターだから武器とか持てないし使わなさそう。
人化とかできる技能あったらいいなぁ。
まぁとりあえずはこのダンジョンでレベルアップしてこのダンジョンの外に普通に人里みたいなのがあるならそこ行きたいな!
僕今30cmくらいのハムスターだけどまぁペットで通るでしょ多分。
とか言ってたら熱源感知Ⅱが反応してるね。
数は2匹、見た目はうーん、トカゲかな?
とりあえず『鑑定』
ステータス
種族名 スモールシャドーリザード
Lv 5
HP 40/40
SP 30/25
MP 20/20
攻撃力 10
魔法攻撃力 25
物理防御力 10
魔法防御力 10
速度 32
技能
闇魔法Ⅰ
鋭利な鉤爪
肉体接着
ステータス
種族名 スモールシャドーリザード
Lv 6
HP 42/42
SP 33/29
MP 20/20
攻撃力 11
魔法攻撃力 25
物理防御力 11
魔法防御力 10
速度 33
技能
闇魔法Ⅰ
屈強な顎
外皮強化
ヴァイパー君より攻撃力は高いけどHPは低い感じかな? 前倒したヴァイパー君3匹は全員同じ技能だったけど今回のトカゲは技能が違うね…同じ種族でも個体で技能が違うこともあるってことかな。
気づかれる前に出来る限りやりますかね。
『熱源感知Ⅱ』っ!
魔核の位置は…お腹の部分か、張って歩いてるから狙いずらいなぁ。
そうそうこの熱源感知Ⅱすごい便利なんですよ。
魔核って水晶みたいな見た目で心臓の役割もしてるのに冷たいんですよ。だから熱源感知で見ると位置が分かるんです。いやぁ〜便利()
まずはLvの低い方を狙おうかな!
『たいあたり』!
トカゲ君の横腹に直撃! 皮膚が固くて僕にもちょっとダメージ入るけどお腹が見えるくらい浮かび上がらせれたから上出来。
ここで『闇魔法Ⅱ』で使えるようになったこの技。
『闇刃』
トカゲ君のお腹に大きな切れ目が入った。
トカゲ君は突然の攻撃で驚いてるけど時すでに遅し、これで終わりだァ!
お腹が切れて僕でもかみつけるようになったから 『奪取の前歯』!
お腹の魔核を噛み砕く……
《 スモールシャドーリザードLv 5を討伐。経験値を入手しました。一定量の経験値獲得により個体名「宇佐美 遊希」はLv 8に上がりました。
『奪取の前歯』の追加効果により技能 『鋭利な鉤爪』を獲得しました》
まずは1匹、流石にもう1匹の方のトカゲ君には警戒されてるから同じ手は効かないかな。
とか思ってたらさっそくトカゲ君が闇球を打ってきた。
おっとっと、かわせたけど威力高いなぁ。
魔法攻撃力25だもんね、受けたらやばいよ。
こっちからも攻撃しないとね。 『鋭利な鉤爪』 さっきトカゲ君から手に入れた爪が刃物みたいに伸びて硬化する技能。
これがあるならたいあたりよりひっかくの方が威力高そう。
くらえ!『ひっかく』
……あれ?ダメージ2?思ったより入らない…あっ、このトカゲの外皮強化ってやつのせいかな?
これだとお腹の魔核狙うのも厳しそうだから普通にHP削るしかないのか…僕はシュッとしてガブで楽に倒したいのに。
まぁやるか。
外皮強化のせいで接近するのは危険だから魔法攻撃でっと。
『闇球』
当たった……10ダメージか結構入るね。
とりあえず闇球連発でいいかな。
『闇球3連弾』
むっ、1つが相手の闇球で相殺された、いや違うトカゲ君の方が威力高いから押し勝ってこっちに飛んでくる!?
回避ィ! そのまま壁にトカゲ君の闇球は直撃した。 おっ!トカゲ君が闇球当てた壁が崩れて隠し部屋みたいなの出てきた。
何これラッキー、トカゲ君倒したら見に行こっ!
と言う訳でさらばとトカゲ君。
相殺されることも考えて、『闇球3連弾』
《 スモールシャドーリザードLv 6を討伐。経験値を入手しました。一定量の経験値獲得により個体名「宇佐美 遊希」はLv 9に上がりました。》
そして魔核をがぶり。
《『奪取の前歯』の追加効果により技能 『外皮強化』 『頑丈な顎』を獲得しました》
よしよし、結構楽に倒せたぞ。 さっさと頬袋にトカゲ君の死体を回収してと、熱源感知Ⅱにも危機感知Ⅲにも反応はないからさっきのトカゲ君の攻撃で見つかった隠し部屋っぽい所に行ってみよう。
その部屋にあったのは1つの宝箱だった。
これ罠とかないよね? 危機感知にも熱源感知にも反応は特にないし。 よし開けよう。
中にあったのは黒色のダガーのようなものだった。 武器…かな? 『鑑定』
《 『常闇のダガー』 魔力の籠った金属で作られたダガー。 希少な素材で出来ており、魔法を付与しやすい。 武器としての保有技能は『霊狩り』 実態を持たない敵などにこのダガーで攻撃が通るようになります。》
おぉっ!技能持ちの武器とかあるんだね。
でもこれ今の僕のハムスターボディだと使うの厳しいなぁ。 でもいつか使うと信じて頬袋に収納しておきますかね。
こういう宝箱とかあるんだね! 今は武器とか使えないけど人化とかあるなら使いたいしそのときのために積極的に宝箱とか探そう、楽しいしね。
そういえば僕って倒した魔物の死体は全部頬袋に収納してるんだけどこれはご飯として使ってる。
お世辞にも生だし美味しくはないけどほかに食べるものも無いし今人間じゃないからお腹とか壊さないでしょ(多分)
少しここでご飯休憩をしてから進んでいこう…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
美味しくも不味くもないトカゲ君を食べてから2時間、見覚えのない道だならループしてるとかではないはずだけど一向に何もない。
魔物もいないし、宝箱もなーい。危機感知、熱源感知共に異常ありません。
ひーまーだー!!!!魔物見つけてガブッと殺ってレベル上げとかしたーい!
なんか思考が殺伐としてるね。向こうの世界では普通の学生だった僕が異世界に来てハムスターになるとこうも……いやそんな変わってないね。
僕がここに来る前に通ってた高校でのあだ名"ボクっ娘サイコパスちゃん"とか呼ばれてたし今更か。
とか前の世界の事を思い出していたら危機感知に反応あり、これは…2体いる。
何か門のようなものを守るように石像のようなものが立っている。
番人的な感じのやつかな?
『鑑定』
ステータス
種族名 シャドーガーディアンレフト
Lv 14
HP 150/150
SP 25/25
MP 50/50
攻撃力 30
魔法攻撃力 28
物理防御力 25
魔法防御力 25
速度 20
技能
闇魔法Ⅲ
守護の番兵
熱源感知Ⅱ
巨影小身
一蓮托生
ステータス
種族名 シャドーガーディアンライト
Lv 14
HP 80/80
SP 30/30
MP 40/40
攻撃力 50
魔法攻撃力 28
物理防御力 10
魔法防御力 10
速度 60
技能
闇魔法Ⅲ
攻撃の番兵
熱源感知Ⅱ
視野拡張Ⅱ
一蓮托生
Lvが普通に僕より高い。右のやつが剣を持っていて、左のやつが盾持ってるね。ステータス敵にも攻撃役と守備役みたいなステータスしてるし結構厄介そう。石像にも熱源感知で見たら心臓部に分かりづらいけど魔核見たいのをあるからあれをガブリとすれば勝ちだけど多分盾持ちの方は真面目に倒すしかないけど、剣の方は不意打ち魔核ガブリで倒せるはず。
先手必勝!さっと行って、『闇刃』 僕の打った闇刃は宙を切った。
かわされた!? 確かに剣持ちの速度は僕に近いくらいに早かったけどそれでも僕の方が早いから不意打ちが決まらないはずは…熱源感知Ⅱと多分視野拡張1の効果で気づかれてるのかなこれ。
いやまずいですよこれ。相手は2体、どっちも僕よりは格上。 でもやるしかないよね!
『鋭利な鉤爪』 そして『聴力強化Ⅰ』
僕の持つ全ての技能を使って足掻くしかない。
HPを削りきるのは無理だからなんとかして隙を作って魔核を噛み砕くしか勝つ方法はない。
剣持ちの番兵が僕に向けて剣を振り下ろしてきた。 その攻撃を鉤爪で受け止め…切れないねこれ、一旦受け流して退避!
とかやってたら盾の方の番兵いなくないですかね? 見失った!? あいつ凄い遅かった気がするけど…とか考えてたら剣の方のやつが"闇刃"打ってきた。
退避ィ、からの『闇球3連弾』
僕の打った闇球は突如としてそこに現れた盾の方の番兵に防がれた。
あれ、瞬間移動でも使ってるのかな…え、でもそんな感じに見える技能あったっけ?
とか思ってたら盾の方の番兵が結構な速度で縮小して行って見えなくなった。 "巨影小身"ってやつの効果かな、熱源感知にもかからないくらい縮小化できるのか?
いや普通に無理じゃないですかね。盾の方の番兵には攻撃通らないし剣の方に攻撃するとどこからとも無く縮小を解除して現れた盾の方に防がれると…まずいですよこれ!
とか悩んでる間も無く剣の方の番人が攻撃してくるので今度は『外皮強化』 これは物理防御と魔法防御を1.5倍に出来る技能、これにより僕のLvが上がって20となった物理防御力は30、相手の攻撃50を1発耐える。
ぐわっ、痛っ…前より体力は残ってるけどダメージ的にやばい。あ、やば…これ、意識が…
《技能 『気絶無効』を取得しました》
うおっ、ナイスタイミング。これなら逆に痛みで生きる為の力が湧いてくる。
相手は気絶したと思って近づいてくる。熱源感知だけ見たら僕の体はもう動けないくらいにボロボロだから油断してるのかな。 元よりこの薄い希望に掛けて攻撃を受けたんだ、殺らせてもらおうか。
『闇刃2連斬』
油断していた剣の方の番人の上半身に直撃する。結構なダメージが入ったからここで防御を考えずに一直線に突っ込む!
ここで盾の方の番兵が縮小を解いて守ろうとするけど咄嗟のことに対応出来る程の速度を盾の方のは持ってないから間に合わない。
"頑丈な顎"を上乗せした『かみつく』!
剣の方の番人の心臓部にかじりつく、ダメージを与えた為魔核まで到達。『奪取の前歯』!
《 シャドーガーディアンライトを討伐。経験値を入手しました。一定量の経験値獲得により個体名「 宇佐美 遊希」はLv 12に上がりました。
『奪取の前歯』の追加効果により技能 『攻撃の番兵』 『一蓮托生』を獲得しました》
よし倒せたぞ、後は盾の方だけだ。
《 "一蓮托生"の効果によりシャドーガーディアンレフトを討伐。経験値を入手しました。一定量の経験値獲得により個体名「 宇佐美 遊希」はLv 15に上がりました。》
あれ…倒れてる!? えっと『一蓮托生』の効果って聞こえてきたからさっき入手した"一蓮托生"を鑑定してみよう。
《 『一蓮托生』
相手側の了承があれば使用可能。これを使用した相手と無意識上での感覚連携がしやすくなり、共闘時に戦いやすくなる。デメリットとして使用した相手が死亡した場合、自分自身も死亡する。》
何これ、弱くわないけどデメリットえぐすぎでしょ。だから剣の方の番人を倒したら盾の方も倒れたんだね。
そう言うことなら有難く盾の方の魔核も噛み砕いてこよ。
《『奪取の前歯』の効果により技能 『巨影小身』を獲得しました》
お、これは体の大きさ変えられるやつだね。
これがあれば普通のハムスターのちっさいサイズにも1m越えの化け物サイズにもなれるから普通に便利っぽいね。
守護の番兵も欲しかったなぁ、攻撃の番兵は物理攻撃力のステータスが単純に上がるヤツだったから持ってて損はなさそうだったしね。
まぁ2体合わせて3つ貰えたしいい感じだね。
で、番人的立ち位置の敵を倒したからこの門の先に入れる訳だけど、宝箱部屋みたいなのなら今か入ってもいいけどなんかボス的なのが出てきたら今のボロボロ状態だと確実に負ける…
ここはひとまず頬袋に入れてあるヴァイパー君達の死骸を食べて、寝て体力を回復してから行こう! 寝てる間に攻撃されてたらもう知りません、おやすみィ!!!
ステータス
種族名 オリジンハムスター
名前 宇佐美 遊希
Lv 15
HP 40/5
SP 60/12
MP 60/10
攻撃力 26
魔法攻撃力 27
物理防御力 32
魔法防御力 32
速度 82
固有技能
奪取の前歯
頬袋
技能
鑑定
暗視
換装
壁走り
鋭利な鉤爪
頑丈な顎
外皮強化
気絶無効
攻撃の番兵
一蓮托生
巨影小身
危機感知Ⅲ
闇魔法Ⅲ
熱源感知Ⅱ
戦闘続行Ⅰ
聴力強化Ⅰ
HP自動回復Ⅰ




