6.年の瀬は体調を崩しやすい
長らくお待たせしました。
この歳になると風邪も厄介だ。
もう少し若い頃は1日寝れば治っていたが、今となっては3日経っても治らないことが多い。
「クシュン!」
年々くしゃみの声も大きくなるように感じる。
しかし、コタツというのは恐ろしいものだ。
疲れがあろうとかなろうと、3分で夢見心地になっている。
5分入れば夢の中だ。
1月1日、午前八時頃に目が覚めた。
悪寒がして身体がだるい。疲れもとれないしスッキリしない。卵がゆでも作って暖まることにする。
コンソメをひとかけ、鍋に入れて水を注ぐ。火をつけて沸騰してくる前に少しダシのもとを入れ、ほうれん草を加える。
沸騰したら卵を、箸に添わせて流し入れる。みるみるうちに卵は毛羽立った糸のようになり、椀から鍋に卵が移る頃には、いい具合に卵が絡み合っていた。炊き上がったご飯を入れて完成。うん、なかなか美味しそうだ。
ほうれん草を入れるのが早かったので出来が不安だったが、それなりに美味しくできていた。
今日は家でゆっくりすることにする。またコタツに入ると昨日の二の舞になるので、暖房をつけ部屋を暖かくする。暖房があるならコタツは要らないじゃないか、なんて言葉も出るかもだがやはりコタツは神聖なのだ。毎年冬には出さなければならないものなのだ。
居間でテレビをつけ、座布団に座る。この時間はワイドショーか人気ドラマの再放送、通販番組以外はほぼやっていない。よく知らない芸能人の不倫、殺人事件の話題ばかりだ。あくびを噛み殺し、こたつに顔を臥せる。また寝てしまいそうだ。今日はもう寝た方がいいか。おやすみなさい。




