表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/31

私は思った。短すぎる電話も良くないと

作者は思った。最近小早川の存在薄くねぇ?と

 

「師匠に会いたいぃぃぃぃーーー!!! 声を聞きたいぃぃぃぃーーー!!!! 抱きついたい、抱きつかれたいぃぃぃぃーーー ヤ◯たいぃぃぃぃーーー」


 そう部屋の一室で工藤への想いを叫んでいるのは、西園寺 凛花だ。


 西園寺は土曜日になるとよく自室で奇声獣へと変貌する。日曜日になれば明日会えると思い我慢できるが土曜日は1日も会えないのだと思うと、工藤への思いが高まりつい奇声を発してしまうのだ。


 だが、今週の土曜日は違う。



 これは先日の事だ。西園寺はまだ工藤の連絡先を知らない。それは連絡先を西園寺に教えるとロクなことが起きないと工藤自身わかっているからだ。故に今まで連絡先を西園寺に教えていなかったのだ。


 しかし西園寺の猛烈なアピールが功を成し、条件付きで連絡先を交換出来た。その条件とは


 1・要件のない電話(「好きです」など)は1日1回までとする

 2・1とは反対に要件のある電話(遊ぼうなど)は何回かけても可

 3・2に伴い、断ったにもかかわらず 何度も電話してきた場合は連絡先を消す


 だった。


 故に1回までは工藤へと思いを叫んでいいのだ。たが朝から電話したりしない。工藤への思いを我慢できる限界まで我慢し、限界を超えた時 電話するのだ。


 そして今は夜、そろそろ限界を超えそうだ。



 プッ プッ プッ プルルルル プルルルル


『どうしーー』

『師匠ーーーー!!! どうしましょう!! 会いたくて 会いたくて頭がおかしくなりそうです!!」


『大丈夫だ。もうすでに重症だ』


 プツッ……… プーー プーー プーー


「えぇぇぇーーーーー マジですか!?」


 まさか1日1回の電話がこれで終わり?………悲し過ぎる



 でも………師匠のそういう冷たいところも好きですよ



次投稿するときは小早川メインの話を書こうと思います

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ