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『世界樹』

明けましておめでとうございます!


新年初の投稿です!


いつも『~他の異世界に召喚されたけど自由気ままに旅しよう~』を見ていただきありがとうございます。

感想やブックマーク、評価をしていただいてありがとうございます。


これからも『~他の異世界に召喚されたけど自由気ままに旅しよう~』をよろしくお願いしますっ!



今回はシキ視点です!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前回のあらすじぃぃぃい!


『クゥちゃんモードでイルディアにモフられ』


『元の姿に戻ると……』


『イルディア、ラッキースケベv( ̄Д ̄)v』


のどんっ!


ギルドマスター、イルディアに拘束された上に尻を揉まれて散々な目に合ったが何とか泊まってる宿の部屋へと着いた。まさかラッキースケベだったとは……。された側がどういう気持ちかわかったよ。よくあんな事されてゲームやアニメの女子達はラッキースケベな主人公と恋仲とかなれるよね。もし相手が男だったら殺意が芽生えたよ。



今は『レッド』の姿ではなく女騎士の格好でだ。最近女騎士の服に慣れてしまっている自分が怖い。よく祖母や母さんに女装されているから余計にだろうな。


部屋に入ると誰もいない。


リゼット達は[箱庭]でいるからだ。


何故[箱庭]にいるかって?


……ヤり過ぎたんだよ。


そのせいで三人共失神してしまってそのまま部屋に残しておけない位にあられもない姿だったんだ。


反省してる。いや本当に。


昼食の前にリゼット達にその……襲われちゃってね。何とか女将さんに呼ばれて中断されちゃったけども、やっぱり生殺しされると我慢できなかったんだ。


そして昼食後に……ね?



ま、まあ、この話は置いておいてその俺一人しかいない部屋の中、[箱庭]に入る前に身体に二回[浄化]をかけてた後目の前に[箱庭]の門を発動させる。門といっても木製のドアだ。でも木製ではないよ?外見がそう見えているだけだから。


そして[箱庭]の門、扉を開けるとその中の世界は夜にも関わらず明るい。でも明る過ぎる訳でもなく丁度良いくらいだ。昼寝日和にはもってこいだな。


[箱庭]の門を閉めると自分の意思で[箱庭]の門は煙の様に消えていく。[箱庭]の門の開閉は俺しか出来ないからね。


俺はリゼット達がいるであろうある木の下へと駆けていく。


その木は今の地球では存在しないであろう巨大な木だ。この木には名前がある。



世界樹(ユグドラシル)』。



大きさは250mはあるだろうか。直径は8m位。


だが、これでも若い分類に入るのだ。年月がかなり経っている物は何十、何百倍の大きさになる。

何故[箱庭]に『世界樹(ユグドラシル)』が存在するのかは理由があるのだがそれはまた今度にでも説明しよう。



暫く駆けていくと『世界樹(ユグドラシル)』の下へと到着する。そこには白い九尾の狐、マシロの側に黒青髪のボーイッシュな少女、リゼットと金髪で少し耳が尖っている美少女、アルトレア。褐色肌でチョコレートの様な暗い茶色のロリ娘、スミリアがいる。その周りには[箱庭]に住んでいる鶉や兎等の小型動物系モンスターが集っていた。


「ただいま~」


三人に片手を挙げながら帰ってきた事を伝えるとリゼット達は少しぎこちない足で立ちながら歩いてきた。


やはりヤり過ぎたからだよね。ごめんなさい。


「おい、シキ!おせぇよ!」

「シキさ~ん!」

「シキ殿!」


三人は勢いよくタックルするかの様に抱きついてきた。そのまま抱きついた状態で三人は顔を服に埋めている。ちょっとくすぐったい。


暫くするとリゼットがバッと顔を上げると何故か睨み付けて顔を見てくる。何かしたのだろうか。


「なぁ、何で俺達が……こんな服着てるんだよ!」


あ、そうだった。


終わった後、服が汚れていたから代わりに三人にパジャマ着ぐるみを着せたんだった。


リゼットには茶犬の着ぐるみを。


アルトレアには白兎の着ぐるみを。


スミリアには熊の着ぐるみを。


これらは祖母と母さんから貰ったもので今でもたまに寝間着として着ている。この世界に着てからは全くだが。他にも猫のや狼、狐等の着ぐるみは[空間庫]にまだある。実は結構気に入っているんだが……。


「嫌、だったか?嫌なら普通のがあるけど……」


「嫌じゃねぇけどよぉ……これ、可愛いから……俺なんかが着ても……似合わねぇんじゃ……ねぇか?」


「……凄く、似合ってるよ」


「わふぅっ!?」


不安そうにしているリゼットを抱き寄せると犬の様な変な声を出していたが、それを含めて可愛い。リゼットは意外と構ってちゃんだから余計に愛らしく思ってしまう。本人は自分の容姿に自信を持っていないみたいだが十分美少女だ。


「し、シキさん!ぼ、ボクはどうですか……ピョン」

「……く、クマぁ」


何故かアルトレアとスミリアは着ている動物の着ぐるみに合わせて鳴き声を真似しながらリゼットに抱きついた腕の中へと入ってくる。アルトレアはピョンピョンと連呼をしており、スミリアは何を言うわけでもなく只クマ~と言いながら顔を紅潮させながらうるうるした目で見てくる。三人共本当に可愛いよね。



暫く着ぐるみを着た三人と抱き合った後『世界樹(ユグドラシル)』の下へと移動することとなった。








ブックマーク、評価をよろしくお願いしますm(__)m


最近寒いので風邪をひかないように気を付けてくださいね

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