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陰謀

人によっては胸糞悪いかもです。


それでも良ければどうぞ!


ーーーーーーーーーーーーーーーー

前回のあらすじぃぃぃい!


『ヤっちまった!』


『童貞卒業!』


『帰ってきたら……』


『般若が二人……』



あれらかどれぐらいの時間が経ったのだろうか。


そうシリルは薄暗い洞窟の中で裸な足に痛みを感じながら歩いていた。前に着ていた冒険者学校の制服では無く、ボロボロで汚れた1枚の服に首には真っ黒な首輪が締め付けられるように装着されていた。それは、奴隷として付けられる魔道具である。

そう、シリルは奴隷に堕ちてしまったのだ。


迷宮(ダンジョン)で気絶した後、どうやらそのフロアで根城にしていた盗賊達に捕まってしまったのだ。そして奴隷商人に売られて奴隷の首輪を付けられてしまった。シリルの容姿は良かったのか直ぐに貴族に売られてしまう。その自分の購入した貴族は少し離れた横にいた。


ブーブル・タントーン侯爵だ。


見た目は完全にデブで性格も屑も同然の人物であった。

表向きには普通の貴族ではあるが裏では不法に一般人を奴隷に堕としている。その殆どが女で自分の性奴隷にしたりするのだが、同時にシリルの様な華奢で容姿も良い少年達をも同様な仕打ちをされていた。

彼自身、誰も気づいてはいないと思っているらしいが彼が治める領土や他の人達にも噂は広まっている。王達や温厚派の貴族達は彼が犯しているであろう犯罪を証拠といった証拠を得られる事が出来ない。

ブーブルもその捜索があったからかあまり目立った動きはしていないので落ち着いてはいると思われている。


彼はディーサルヌ王国の貴族であり、そこから離れた領土を管理している。そして今いるのがその領土の海沿いにある『深海の神殿』と呼ばれる迷宮(ダンジョン)だった。


「ぐっ……(お腹が、痛い……)」


シリルは歩きながらブーブルや付き添っている専属の騎士に冒険者達に気づかれない様に腹部に手を押さえていた。


毎晩毎晩、シリルを含めた少年少女の奴隷達はブーブルだけでなく、騎士や冒険者達に犯され辱しめられ続けていた。今いる奴隷達も瞳に力も無く、諦めや死んだ魚の様な目をしている。


シリルも男なのに女のように身体中犯され続けて、精神的にも苦痛を通り越し死を望んでいた。他の奴隷達も同様だろう。


「おいおい~、どうしたんだぁ?腹を押さえてよぉ~。」

「お、お腹が……痛い……です」

「あ?……そうかよ。なら、痛みを忘れられる位にキモチヨく犯しているよっ!」

「やっ、やめっ!」


一人の冒険者に無理矢理抱かれて反抗するシリルだったが、腹にドスンッと殴られてしまいそのまま崩れ落ちる様にその場で倒れ込んでしまう。


「ぐはっ」

「ったくぅよぉ、反抗するんじゃねぇっての。侯爵様、こいつヤっていいか?」


「……いいだろう。ここで一旦休息を取る。お前達は今の内に好きなだけあやつで発散しておけ。」


「太っ腹だぜ!」

「くっくっくっ、シリルちゃ~ん。今から可愛がってやるからな~」

「いい声で鳴けよぉ~?」


「ひっ!?や、やめて……」


シリルの周りに男共が群がっていく。そんな状況に奴隷達は自分もああなりたくない、と身を震わせながら耳や目を塞いで恐怖に陥っていた。


男共はシリルを犯していく中、ブーブルはその洞窟の先に広がる暗闇をギラギラした目で自身が欲する『ある存在』を探していた。




「ぐっふっふっふっ……『あいつ』さえ手に入れば……ディーサルヌ王国は……」



そして手元にある煌めいていた赤黒い丸い宝玉を撫でながら酷い笑みを抱いていた。






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名前 ブーブル・タントーン

種族 人族

性別 男

職業 貴族


レベル 31

体力 910

魔力 620

筋力 870

耐久 1010

俊敏 310

ーーー

[スキル]

剣術.2


ーーー

[称号]

愚か者

男色


ーーー



ーーーーーーーーーーーーーーーー





ーーーーーーーーーーーーーーーー


名称:支配の宝玉

種別:古代魔具(アーテぃファクト)

ランク:SSS

効果:使用すると一体だけモンスターを奴隷化にする事ができる。人には使用しても効果が無い。ランクSSSのモンスターまでは奴隷化可能。それ以上は無効化、又は使用者が死亡する場合もある。


素材:不明

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