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新たな仲間 スミリア

前回のあらすじぃぃい!


『街歩き!』


『居酒屋で揉事?』


『小早川麗奈登場!』


『助ける!』


『惚れた……?』



のどんっ!ι(`ロ´)ノ


説教が終わりその翌日、朝起きると2人に抱き付かれながら起床するのだが童貞であるシキにとってはかなりの毒であった。


リゼットはジャージに似た服装をしているが何時もの忍に似た露出が無い時ではわからないが胸が意外と大きいし、アルトレアは背が低くスレンダーであって身体も非常に柔らかい。


「(生地獄だろ……)」


シキは心を落ち着かせてから2人を起こす。


「リゼット、アルトレア!起きろ~!」

「んん……あぁ、もう朝か……シキ、おはよ」

「ふぁぁ~、おはようございます……シキさん」

「おはよう2人共」


そしてシキ達は朝食を食べに下の食堂に降りていった。

朝食を食べながらリゼットは今日何するか訊ねる。


「今日はどうするんだ?」

「ギルドに行く前に鍛冶屋に向かおうと思ってる」

「あのドワーフさんに何を頼んだんですか?」

「……秘密だ」

「俺達もついていくぞ!」

「当たり前です!」


シキ達は朝食を食べ終え、着替えた後に鍛冶屋のドワーフの元へと向かうことになる。



鍛冶屋に着きその店内へと入ると一人のドワーフの女性がやってきた。

ドワーフの女性は男性のドワーフと違って髭は全く生えてなく、背はアルトレアよりも低い。完全に見た目はロリッ子だ。


「貴女は……?」

「あぁ、貴女がシキさんですよね?夫が待っていますよ。」

「わかった。リゼットとアルトレアはここで待っててくれ」

「おう!」

「はい!」


店主のドワーフがいる地下へと向かうとそこにはシキを待っている店主の姿が見てた。


「……よくきたな」

「どうだ?出来たか?」

「……安心しろ、今までで最高傑作だ……そこにお前が頼んだ武器と余った素材にその粉塵を置いてある。」

「店主……半分貰ったか?」

「……ちゃんと貰っている。その証拠に……」


店主は鍛冶屋に必要な工具を出してきたが、それはどれも『朱十槍猪魔王の至高の黒牙』で作られた物だった。


「ちゃっかりしてんな」

「……報酬だろ。後粉塵も半分貰ったぞ。それを鉱物と混ぜたら更に強化する事ができるからな。」

「そうかい。じゃ、貰うぞ」


そうして『朱十槍猪魔王の至高の黒牙』によって作られた漆黒と純白が合わさったランスと太刀、短剣、そして余った『朱十槍猪魔王の至高の黒牙』と粉塵を[空間庫]にしまいこんだ。


「……これからもまた作らないとな」

「大丈夫なのか?それに……ここにはかなりの素材が置かれているが?」

「……あぁ、昨日エルディンテからこのカルディアスと呼ばれる魔王の素材で『勇者』達の武器と防具を作れと発注を受けてな。」

「何人位のだ?」

「……今あるので15人は必要だ。他にも鍛冶屋はいるが、そいつらと武器と防具の分担をして作る手筈だ。」

「へぇ……店主の担当は?」

「槍とその防具だ。これからは大変になるがな」

「そうか、頑張れよ」

「……そうだ、シキよ。俺の娘を連れていかないか?」

「何故?」

「……娘も鍛冶の腕はあるぞ。何時でもメンテナンスできるからな……おい!スミリア!」


店主が名前を呼ぶと上から誰かがやってくる。


「父よ、どうしたのだ?」


現れたのは口調が堅い褐色肌でチョコレートの様な暗い茶色のロリ娘だった。


「スミリア、お前旅に出てみたいと言ってただろう」

「確かにそうだが……父よ何が言いたい?」

「こいつと一緒なら構わない」

「……誰だこの者は?」

「シキだ。あの牙を持ってきた者だ」

「本当か?悪いが強そうには見えない女だが……」

「スミリア、お前は外見で判断するなと言っているだろう。それにこいつは男だ」

「……はぁ」


ロリ娘ドワーフのスミリアにまた間違われた事にあからさまに落ち込んでしまうシキを見て本当だと理解する。


「女……ではなく男なのか?」

「そうだよ。」

「すまないと思うが……顔は仕方がないとして、女みたいな髪型をすれば間違えてしまうだろう。正直紛らわしいぞ」

「……ごもっともです」


スミリアに指摘された様にシキは後ろ髪を上部分をアップしたヘアスタイル、ハーフアップと呼ばれる髪型となっている。これは宿の部屋から出る前にリゼットとアルトレアがやったものだ。


「……だが、邪気や悪意は感じられない……父よ、このシキという者に旅に出よう!」

「そうか、娘を頼むぞ」

「えっ!?」

「安心しろ、私はハンマー使いでもあるから戦闘もできるぞ。それに武器や防具の修理なら任せてくれ。」

「は、はぁ……」

「宜しく頼むぞ!」


こうして新たにロリ娘ドワーフこと、スミリアが旅の仲間になったのだった。










ーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 スミリア

性別 女

種族 ドワーフ

職業 鍛冶師・鎚使い


レベル 24

体力 2100

魔力 4100

筋力 2070

耐久 2200

俊敏 1920

ーーー

[固有スキル]

鍛冶師

分析


ーーー

[スキル]

鎚術.3

体術.2

短剣術.2

火魔法.3

水魔法.3

強化.1

付加.2


ーーー

[称号]

一流の鍛冶師


ーーー



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