まさかの再会かも?
前回のあらすじぃぃい!
『シキが作ったシフォンケーキ!』
『好評!』
『ギルドマスター!』
『厭らしい……ヘ(゜ο°;)ノ』
『魔王達がバルリムを……?』
のどんっ!ι(`ロ´)ノ
ギルドマスターのゼラルとの話をしてから3日が経ったが、リゼットとアルトレアと共に依頼をこなしていた。
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依頼:最近出没したフォレストウルフ15体討伐
場所:アルビィマ樹林
難易度:D-
期限:1ヶ月
契約金:中銅貨1枚
報酬金:中銀貨1枚
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依頼:フォレストギガスネーク一体の討伐
場所:アルビィマ樹林
難易度:D+
期限:1週間
契約金:中銅貨1枚
報酬金:大銀貨1枚
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依頼:フォレストリザードの肉10個納品
場所:アルビィマ樹林
難易度:D
期限:1週間
契約金:中銅貨1枚
報酬金:中銀貨5枚
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この3つの依頼を2日で終わらしていたが、特にフォレストギガスネークは地球の超大型のアナコンダの様で身体も自在に操っている為にリゼットとアルトレアの2人が負けはしなかったが苦戦した相手だった。
だがこのモンスター達との戦闘で二人のレベルもステータス、スキルも上がっている。
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名前 リゼット
性別 女
種族 人族
職業 侍・武闘家
レベル 24
体力 6120
魔力 4740
筋力 7250
耐久 6380
俊敏 7020
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[固有スキル]
侍
全状態異常耐性
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[スキル]
刀術.5
剣術.2
体術.4
強化.3
火魔法.3
付加.3
ーーー
[称号]
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名前 アルトレア
性別 女
種族 ハーフエルフ
職業 薬師
レベル 19
体力 2900
魔力 9520
筋力 970
耐久 1050
俊敏 2130
ーーー
[固有スキル]
薬師
全状態異常耐性
ーーー
[スキル]
調合.6
魔力操作.5
魔力具現化.4
弓術.3
付加.2
結界.2
短剣術.2
気術.3
ーーー
[称号]
絶望を乗り越える者
裏切られし者
性転換を果たした者
ーーー
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特にアルトレアは毎日欠かさず弓の練習をしている中で矢が無い状態でも戦える様に[魔力具現化]で魔力の矢を作り出す事ができた。そして危険な時は[結界]を発動して自分の身を守ったりしている。
薬作りが得意なのかアルトレア特性のポーションを作ったりしているがシキが通常のポーションはかなり苦いので飲みやすいように甘めのポーションを作ったりと開発をしているようだ。
リゼットは前より速さが上がっており新たに[付加]で愛用の太刀に[火魔法]を纏わせた《火之太刀》を扱える様になっていた。
あとランスロットも馬小屋から出て一緒に戦っているが進化した為かモンスターをオーバーキルしてしまう事が多々あった。
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名前 ランスロット
性別 雌
ランク D+
種族 ニグルム・エクウス(特異種)
職業 馬車引き・闘馬
レベル 15
体力 5400
魔力 4150
筋力 5880
耐久 6120
俊敏 6940
ーーー
[固有スキル]
魔力適応
忠誠心
ーーー
[スキル]
強化.3
風魔法.2
雷魔法.1
木魔法.1
魔装.2
**.0
ーーー
[称号]
シキの仲間
可能性を秘めし者
ーーー
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ランスロットも[風魔法]と[雷魔法]を主に使いながら[木魔法]で相手の動きを止めたりして戦いながら強くなっているようだ。
「うぉぉぉお!!!」
ーーーグォォォオ!!!
斬ッ!
ーーーギャァァア……
「ふぅ、終わらせたぜ!」
今リゼットが倒したモンスターはCランクのフォレストウルススと呼ばれる巨大熊だ。もう既にAランク冒険者並の実力を持っているだろう。
「凄いです!リゼットさん!」
ーーーブルルル!
「おうよ!」
リゼットもアルトレアもランスロットもとても仲が良い。しかもリゼットとアルトレアは夜になるとシキと一緒に寝る時に左右にくっついて眠っているのだが朝起きるのが少し遅くなった。最初に起きるのはシキとなってしまっている。
すると突然シキの前にリゼットが近寄ってくると何か期待するかの様に何かを待っていた。
「リゼット?」
「……ん」
「ん?」
「……俺、頑張っただろ?」
「あぁ、頑張ったな」
「だ……だからな?……あ……頭を……なっ……撫でて……くれ」
分かりやすい位に顔を真っ赤にさせて恥ずかしそうにしながら催促してきた。
シキはリゼットが頑張ったので労う様に優しく髪をすくように頭を撫で始める。
「あぁ……」
頭を撫でられて目を閉じながら嬉しそうにしていた。もしリゼットに犬の尻尾があれば激しく振っていただろうか。
「シキさん、ボクも……」
ーーーブルルルッ!
アルトレアとランスロットも強請ってきたので同様に頭を撫でていく。
それが終わるとシキ達は依頼品とその証明になる部位を剥ぎ取ってからギルドへと戻っていった。
「なぁ、シキ。あれは何だ?」
「凄く豪華な馬車の列ですよね……しかも何か馬車に何か乗せているようですね……モンスターでしょうか?」
ーーーブルルル?
「(おいおい、まじかよぉ……)」
シキはその馬車の乗っている物が瞬時に理解した。
それはガルディアスの亡骸。
あの身体は大きいので細かく分けて乗せているのだろう。
だが、それより衝撃だったのはその馬車に乗っている人物達だ。
その人物達の服装は見覚えがあった。
「(何で学校の奴等がここにきてるんだよ!)」
彼等はシキ、不知火のクラスメイトを含めた学校の生徒と教師達だった。
その中には馴染みのある朝比奈梨央と河波美空、小早川麗奈達の姿もある。
だが彼等はシキの事はわからないだろう。
今のシキは黒髪の癖っ毛貞子ではなくリゼットとアルトレアによって髪の毛は捻られたツイストアレンジと呼ばれる女性の様な髪型になっている。
そして服装は学生服ではなく黒ローブで下はダボダボな上下ではあるがシキが着ると妙に可愛らしくなってしまう物だ。
だから誰もがあの根暗な癖っ毛貞子とは思わないだろう。
「(……でも、関わらないのが吉だな)」
そう考えながらリゼット達を引き連れてギルドへと依頼達成の報告をしに行ったのだった。
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