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バルリム王国到着!

ブックマーク登録ありがとうございます!


それに総合評価100ptを越えました!


みなさん、ありがとうございます!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


前回のあらすじぃぃい!


『ホワイト(シキ)天使モードに!』


『皆から崇拝?』


『ホワイト大天使に?』


『やり過ぎちゃった……』



のどんっ!ι(`ロ´)ノ

シキ達は盗賊のアジトを後にして次の日にバルリム王国へと到着した。監禁されていた女性達も一緒だ。


出入り口の門には二人の門番が検問をしていて長蛇の馬車の列が出来ていた。商人や旅人等の馬車が殆んどだ。


約10分、やっとシキ達の番となった。


「証明書の提示を」


シキとリゼットはギルドガードを提示し確認をするがアルトレアと女性達の証明書は無い。


アルトレアは一文無しで家から追い出されていて、女性達は盗賊達に捕まった時にその場で捨てられたらしい。


「あの……証明書を持っていないのが5人いるんだが……」

「5人もか?一体どうしたんだ?」

「実は……」


検問の一人にシキが説明する。

アルトレアを含めた5人は盗賊に襲われて捕まってしまい奴隷として売られそうになった事。

そんな時にシキとリゼット、そして『ホワイト』という存在が救出した事。

盗賊達は全員殲滅させた事を。


これは国に入国する前に全員で打ち合わせていた事だ。アルトレアに関しては元男以外は伏せて元貴族で家から勘当されたということを説明すると納得した様に協力してくれた。


「そうか。災難だったな。」

「念のために5人はこれに手を触れてくれないか?」


机の上には水晶玉が置かれていた。

シキは何やら魔力を感じ取ったがそれほど大した事は無いとわかるとそれが何か興味を持った。


「それは?」

「ん?知らないのかい、これは魔具なんだが触れた人物が犯罪を犯していないかを調べる優れものなんだよ。仕組みは全くわからないがな!」


一先ず、アルトレア達は順番に水晶玉に触れるが何一つ変化は怒らなかった。


「よし、犯罪はゼロだな!滞在許可書を渡しておく。それを持っていれば一日はこの国に滞在できるぞ。だがそれ以上の滞在は認められないからな!」

「冒険者ギルドはあるからそこでギルドガードを発行したらまた滞在許可書をもってまた来てくれ。それで正式に入国はできるからね」


検問者の人からアルトレア達の名前が記入している滞在許可書を渡されてバルリムへと入国した。


先に馬車を馬車専用の停留所へと金を払って預けるとランスロットを連れて冒険者ギルドへと向かった。


ギルド前にランスロットを待たせて中に入るとエルディンテの冒険者ギルドと同じ内装となっていた。恐らく統一でもされているのだろうか。


「じゃ、じゃあ、登録してきますっ!」

「私達は知り合いの受付嬢に説明して来るよ。一応ここのギルドの冒険者だからね」


4人の女性達とアルトレアは別々の受付嬢へと並ぶ事になった。


シキとリゼットもこれまで狩ったり採取したアイテムを課金する為に受付に並んでいる。


「次の方~」

「はい」

「本日の用件は何でしょうか?」

「買取りを御願いしたいんだが……」

「わかりました!ではこちらに」

「かなり量が多いんだが……」

「えっ……ですがそれ程の量は何処に?持ってはいなさそうですか?まさか、アイテムボックスですか……それならすみません。私についてきてください」

「……わかりました」


アイテムボックスというのは何となくわかってはいるが[空間庫]とそう違いはないのでそういうことにしておいた。


受付嬢に連れられた場所は大きな一室でそこには数人のギルド職員がいる。


「すみません!アイテムの買取りをお願いします!」

「おーぅ!わかったぜ!さっそくだがお嬢ちゃんアイテムボックス持ちか?ならここに……ッ!?」

「女じゃねぇ……男だ……」

「ヒッ!?」

「す、すまねぇな。気を悪くしないでくれ。あぁ、ここにモンスターやら素材やらを置いてくれ」

「……わかった」


女と間違われてほんの少し殺気を無意識に放っていたシキだが、取り合えず殺気を治めて[空間庫]から買い取ってもらう物を大量に出していく。


一覧がこちらだ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(ランク)


(C)ウルフリーダー亜種×1

(D+)ウルフリーダー×2

(E+)ナイトウルフ×12

(E)ウルフ×34

(E+)リトルリザード亜種×3

(E)リトルリザード×24

(D-)アイアンリザード×2

(A+)万能草×7

(E)ヒーラ草×168

(D+)真・ヒーラ草×37

(B-)耐熱草×17

(S+)深淵草×1

(A)強化草×2

(B+)水保草×15

(D)解呪草×11

(C)発光茸×6

(B-)幻惑茸×1


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


とりあえず出してみるとギルド職人は唖然とした表情をしていた。


「これで以上だ」

「なんて量だ……暫く待ってて貰えないか?10分で終わらせる!」


暫くギルド職員の買取り査定を待っている間どうしようか考えているとリゼットが横から声をかけてくる。


「アルトレアをここに連れてこようか?」

「……そうだな。頼めるか?」

「おう!任せとけ!」


リゼットは部屋から退出して受付の方に向かう。そして直ぐにアルトレアを連れて戻ってきた。


「ギルドガード、ちゃんと発行できたか?」

「はい!できました!」

「そうか、よかったな」

「ふぁ……」


シキはアルトレアの頭を撫でると嬉しそうに目を細めて気持ちよさそうにしている。だがそんな中、面白く無さそうな表情をしたリゼットがいた。


「リゼット?どうした?」

「……何でもねーよ」


「シキさん、終わったぞ!」


丁度買取り査定が終わった様だ。


「合計買取りは大金貨1枚、中金貨4枚、小金貨1枚だ。それでいいか?」

「それで御願いします。」


特に高かったのは深淵草等の薬草や茸類だった。どれも貴重で使い道が広いらしい。


シキ達はランスロットを連れてギルドを後にして検問所へ向かい、検問者の人に滞在許可書を返してアルトレアのギルドガードを提示した後、入国を許可された。


検問者から聞くと既にあの4人の女性達も既に返しているようだ。


その後は今夜泊まる宿を探すが普通の宿では無くランスロットを近くに止めれる場所を探す。


結果的には意外と早く見つかって他の宿より大きめで隣には馬小屋がある宿が見つかった。


宿屋に入ると10代半ばの少女が受付をしている。


「いらっしゃいませ!」

「今日泊まりたいが空いてるか?」

「はい!空いてますよ!」

「馬もいいよな?」

「はい!横の馬小屋で泊められます。」


リゼットとアルトレアの了承を終えてここに泊まる事に決定した。


一人一泊食事付で大銀貨2枚。

馬は一泊食事付で大銀貨1枚。


計算すると一泊の合計は大銀貨7枚だ。とりあえず5拍するつもりであらかじめに小金貨3枚大銀貨1枚を渡しておく。


「確かに5日分確認できました。それでは……お部屋はどうしますか?三人部屋もありますが……」

「悪いが一人部屋……」

「三人部屋だ」

「ぼ、ボクも三人部屋で御願いします!」

「……は?」

「では三人部屋の鍵を用意しますね」


そう確認を取ると受付の少女は笑みを浮かべて鍵を取りに店の奥へと入っていった。


「リゼット……アルトレア?俺は男だぞ?」

「俺は気にしないぞー」

「ボクは元男ですし……」

「いや、そういう問題じゃない。リゼットもアルトレアも女性だ。だから……」

「細かい事は気にするなって!」

「そうですよ!」

「……ハァ、わかったよ。」


こうして三人部屋に決定したのであった。



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