★他の者達は……
今日はーなんとなーく、2話連続投稿~!
まあ、シキの話へ行く前に、二人の戦いは周りにどのような影響?を与えているかを書いてみました!
いやー、眠いナー、うん。
面白くした、っもりですぅ( ;∀;)
『超越者』と『超越者』。
その両者の戦いは、一般的に知られる事はない。
今もその者達が衝突するのを知らず日常の生活を送っていただろう。
だが。
国の象徴である者達であれば否応にも知らなければならない。
とある魔界。
そのとある国の上層部は、パニックとなっていた。
「これはどういうことですかっ!?何故、何故あの二人が戦っているのです!?」
「わ、わかりません!私たちも何故この様になったか……全く……」
「どういうこったぁ。何故あの親子が……」
「他の国にも連絡をとれ!!!勿論、天界と聖界の国にもだ!!!」
「軍にも連絡しろ!!!万が一のことがあるかもしれん!!!」
「『赤鬼』と『影鎖』にも至急連絡を取れ!!!」
この様な光景を見れば、世界の危機に差し迫った様な雰囲気である。実際はそうではないが、彼等からすればこの様な展開になるとは誰も想像がつかなかったのだ。有り得ない、としか言いようがない。
別に自分達の国に被害が来る事はない筈だが、『超越者』と『超越者』が戦うなら別。どちらも常識人であり、善か悪かと問われれば断頭、善である。
軍は、シキ……不知火姫希が所属している軍であり、『赤鬼』と『影鎖』は結城マグナと秋沙和樹のことである。
「おぃおぃ~、何騒いでるですかぁてめぇーら?」
「「「さ、『魔王サタン』様!?」」」
そこに現れたのは一人の『魔王』。
『憤怒』を司る『魔王』、『サタン』である。
禍々しい角を生やし、背には漆黒の翼が納められていた。
これだけならば、威厳のある魔王だったろう。
ただ、一点を除いて……。
ある一人の『天人族』の女性があまりにもその一点について訪ねてしまう。
「さ、サタン様?その格好は……」
「え、わかんない?わかんないの、これ」
「い、いえ、わ、わかりますよ?ですが何故その格好を……?」
「なぁ~に言っちゃってんだよ、今の季節は"冬"でしょ?この格好するのは当たり前じゃん」
「「「えぇ……」」」
辺りは白けた様にその『魔王』サタンを見てしまう。
何故ならば。
『魔王』サタンが、赤い服、そして帽子を着用していたのだ。
大体わかると思うが、サンタクロースの格好をしていたのだ。
『魔王』サタンが、サンタクロースをしている。
色々思ってしまう者はいるだろう。
「いや何やってんですか、サタン様」
「いやぁー、今日は子供達にクリスマスプレゼントを配りに言ってたのよー。ほんと大変だったぜ~。あ、お前らもいる?今余ってんのは……あ、ショートケーキくらいだわ」
「「「……」」」
「え、なになに?どーしたのよ、皆さん。ちょっ、何か目怖いんですけど~。あ、俺の魅力がサンタになっても凄すぎた?いやー、流石は『魔王』って感じ?」
そんな場の雰囲気をわざと読んでいない発言をする魔王サタン。その本人が言うとおり、今日はクリスマスなのである。ちゃんと袋を担いで片手で大事そうに持っている。
すると、何処からともなく『魔王』サタンに向けて……。
「さっさと、周りの状況を察しろやぁ!!!このバカ旦那がぁぁぁあ!!!!」
「ぶべらぁっ!?」
ドロップキックを噛ます者がいた。
実はさっきの『天人族』の女性である。
あれほど綺麗な言葉遣いとオロオロしていたのは何処へいってしまったのだろうか。
魔王サタンは、そのドロップキックでブーメランの如くぶるんふるんっ、と身体を回転させながら見事、着地した。
その女性の発言でも察すると思うが、彼女は『魔王』サタンの妻である。というか王妃である。
王妃は、ピクピクと身体を痙攣させた『魔王』サタンを片手で引摺り出すと、そのままアイアンクローを決めながら言う。
「おいゴラァ!!!てめー、業務サボって何やってるかと思えばサンタクロースか?今からテメーの血でその服をもっと真っ赤に染めてやろうかぁ、ゴラァ!?!?」
「おいおい、止めろよマイハニー。わかってるって、ほら……あれだろ?これからベッドでドデカイ花火をお前に打ち上げてほしいってーーー」
「下ネタやめろやボケェ!!!」
「ぐぼらっ!?」
再び頭を地面にめり込まれてしまった『魔王』サタン。
王妃である『天人族』の女性は、手をパンパンっと払うと先程の般若の如く表情は消え、元の優しい表情に戻っていた。
「ほら、皆さん。旦那の事は私が見ておきますから……ね?」
「「「は、はぃぃぃ!!!」」」
そこにいた者達は『魔王』サタンのことなど気にせずに、今やるべきことをやっていく。
「はぁ……全く、あなたは……」
王妃はそういいつつも頭が床へめり込んだ『魔王』サタンを引っこ抜くと、そのまま彼を膝枕をする。気絶していると思っていたが、実際はピンピンしている『魔王』サタンは王妃にされるがまま膝枕を受け入れながら、先程とは全く違う真剣な表情と声で問うのであった。
「……一体何があった?」
「実は……」
~~~~~
『超越者』と『超越者』の戦いを遠くから眺める人物がいた。
その者達は、4名。
この世界の守護者といっても良いだろう。
その者達は、『鳳凰』・『麒麟』・『応龍』・『霊亀』の力を宿している。
だが、単にその力を宿している、その力しか使えない訳ではない。
その者達は、その力を抜きにしても、強い。
『鳳凰』の者、『織田信長』。
『麒麟』の者、『ジャンヌ・ダルク』。
『応龍』の者、『陳褘』。
『霊亀』の者、『ガラハット』。
「これは、面白い事になってるではないか」
「面白くなどありません」
「そうカッカするではないジャンヌよ。にしてもあの戦いを止めようと思ったのだがな?」
「それは……」
信長の問いにジャンヌは何やら言い淀んでいた。
彼等のやるべき事は至って単純。
世界を崩壊する、影響する者を止める事である。
そんな事は滅多に起こることではないのだが、あの『超越者』と『超越者』の戦いはそれに該当する筈なのだ。
「知っていましたかジャンヌ。彼等が戦うことを」
「……はい。」
陳褘がその様に問うとジャンヌは素直に認めたのだ。『超越者』と『超越者』……いや、具体的には何故アジュリカがハクに勝負を仕掛けてきたのかを。
そして、何故世界は『超越者』二人の激突に何ともないのか、を。
「前にアジュリカ様から話があったのです。息子と戦う、と」
「……止めたのですか?」
ガラハットの問いに頷いて返答する。
勿論、止める筈である。
例え仲が良いとはいえ、そんなことは。
「ですが、彼女はこう言いました。"お前達の迷惑にならないようにする"と」
「……なるほど」
「何がなるほどなのだ 陳褘?」
「……二人は、自らの世界を展開して戦っています。それはこの世界に何も影響を受けることのない、謂わば二人が戦う戦場はこの世界とは違う別世界で戦っているのです」
「別世界……二人が生み出した[箱庭]の能力の一端か」
「これがアジュリカが言っていた儂等に迷惑をかけない、ということか。カッカッカ!流石はあのゼウスも尻尾を巻いて逃げてしまう程の強者よなっ!」
「……本当に逃げてましたからね、ゼウスさん」
「あれは自業自得です。ヘラ様や他の女神達もアジュリカの味方ですからね」
「……聞いた話ですが……ゼウス様、ヘラ様によって女子にされた、と」
「クハッ!それは面白いなっ!今度見に行ってみるか、ガラハットよ!」
「勿論、大変面白そうです」
「 陳褘さん、お茶どうですか?」
「はい、いただきます」
どうでも良いような余談を話す彼等は、卓袱台でのほほんっと緊張感の欠片も感じない。まるでアジュリカとハクの戦いをスポーツのテレビ観戦をしている様なものであった。
いやー、ツッコミ処がありましたでしょうか?
書いている内に、あれ、面白い?うん、おもろないなこれ、と思ってしまうんですヨネー。まあ、実際に面白くなかったりするかもしれませんがっ(;∀;)
結構この話で新キャラでましたねー。
いやー、大変。
今日は、本当に気分で2話連続投稿しました。
まあ、次の話の間に地球の話もいれようとおもってます。
まあ、当然あのキャラとあのキャラと、あのキャラを出しますよ!!!
さてさて、次こそがシキの話へと戻ります!!!
おたのしみに!!!




