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ある運命的な出会い

前にアビゲイル?当たらなかったって言ったじゃないですか。課金したのに爆死って言う……。


あの後、たまたま貯まった魔法石で一回ガチャったら……出ました。


うん、嬉しいんだよ。当たった事に。でもなぁ……課金……。あ、本当に嬉しいからねっ!


ありがとう、アビー!( T∀T)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前回のあらすじぃぃぃぃぃぃい!!!


『シキの過去!』


『ダンジョンコア、ひでぇ』


『シキも苦労していました』


のどんっ!ι(`ロ´)ノ



朝陽が真上に到達した頃、森の奥、更に奥にある三人の子供が短剣を携えて草木をかぎわけて歩いていた。


小学生高学年位で、男の子が一人。女の子が二人だ。


見てみれば仲の良い友達かと思うかもしれないが、何かを探し求めている様にも見える。



「ね、ねぇ……もう帰ろうよぉ~……」


「何言ってるのよっ。私達だけなのよティムモンスターを持ってないのは」


「そうやんなぁ~」



初めてここまで来たひ弱な男の子は涙目になりながら震えた声で先頭に進む茶髪の女の子とオレンジ色の女の子に言うが二人は自分のティムモンスターを見つけるまで帰るつもりはないようだ。


彼等は12歳になるのだが、倭国『カグヤ』で10歳になると『モンスターテイマー』としてモンスター一体を『ティム』するのだ。彼等にとって最初の、初めてのモンスターを『ティム』するのは重要な事なのだろう。ここで勘違いしてはならないのが、『モンスターテイマー(人)』がモンスターを選ぶのではなく、モンスターが『モンスターテイマー(人)』を選ぶのだ。


『モンスターテイマー』といっても、『ティム』したモンスターを鎖として縛る効力等全く無い。つまり、無理矢理な命令が出来ないのだ。そんな酷く自分勝手な『モンスターテイマー』がかつて、最初に仲間にした『ティムモンスター(相棒)』に見限られて失踪したという事例もある。


『ティムモンスター』は『モンスターテイマー』と対等な関係でなければ永続きしないのだ。仲間として、相棒として、家族として接しなければ『モンスターテイマー』等なれる筈もない。『ティムモンスター』を一つの存在として関わっていくのがこの倭国『カグヤ』にいる『モンスターテイマー』の掟でもあるのだ。


彼等三人はまだ『ティムモンスター』がいない。数多くのモンスター達と接したが『ティム』するまではいかなかった。彼等三人はここから離れているが、町に住んでいる。だが、彼等三人以外の同年代は『ティムモンスター』がいるのだ。


自分達だけが、まだかなティムモンスターがいないという焦りで本来禁止されているこの森の奥へと入ってしまった。ここはモンスター達が多く生息し、比較的に大人しいモンスターが殆どだ。だが、全てのモンスターが大人しい訳ではない。中には凶暴なモンスターもいる。そんな危険な場所だと理解していても自分の『ティムモンスター』を求めた結果、今の状態となっているのだ。



「こ、こんな場所にきたら……皆に怒られるよ……」


「何言ってんのよ、『ヴェルデ』。あんたも最初は乗り気だったじゃないっ」


「まあまあ、そんなに怒らんときいよ『ソルフ』。ま~確かにちょいと奥に入りすぎたなぁ~。帰ったら説教やろうなぁ~」


「『アービー』……今そんな事言わないで」


「説教……うぅっ」


「皆一緒やったら恐くないで~……多分」


「「絶対怖いからっ(よねっ)!?」」



銀のメッシュが入った黒髪のひ弱な少年『ヴィルデ』と茶髪のサイドテールの少女『ソルフ』はオレンジのショートカットの少女『アービー』の更に不安を起こさせる様な発言に反応してしまう。


彼等三人が恐れているのは親だ。恐らくこの場所に行った事はそろそろバレている頃で説教されるのは間違いない。彼等の両親の説教はかなり堪える様だ。三人の両親達とは仲が良いので一緒に説教が待っている。


だが、彼等も自分だけの『ティムモンスター』を見つけるまでは帰る気はないだろう。


彼等三人はそんな会話をしながらも、更に森の奥へと入っていく。暫くすると草木は少なくなっていき、水辺へと到着する。


その水辺へには草食系モンスター達が水を飲むために集っている。殆んどが弱そうなモンスター達であるが、もしかするとその中に自分の『ティムモンスター』になってくれる存在がいるかもしれない。そう思った『ソルフ』は恐れることなくモンスターを驚かせないように前へ出た。



「そ、ソルフ!?」


「大丈夫かなぁ~?」



後ろから声が聞こえるがそれを無視するソルフ。


目の前にいるのは鹿の様な姿に頭部には鹿特有の二つの角以外に前に向かって小さな角が生えたモンスター『ヒゥラス』。


非常に穏やかなモンスターで群を作って行動しているモンスターだ。人を襲う事は殆ど無く、『モンスターテイマー』の中には『ヒゥラス』を仲間にして農業等を一緒に行う者もいる。だが、それは人里近くにいる『ヒゥラス』の話だ。こんな森奥深くに生息するその『ヒゥラス』は例外の可能性もある。



「?」



どうやらその『ヒゥラス』も人を襲う事は無く、ただ近くにきたソルフを見ている。群れの仲間である『ヒゥラス』達も同じくだ。警戒もしているのだが、よく人を見ているのであろう。腰にある短剣を抜かず魔法を行使している様にも見えないからか自ら行動を起こそうとする様子はない。だが、それをすれば容赦なく敵対する筈だ。『ヒゥラス』は弱いモンスターではあるが、気配や魔力を察知するのが非常に高い。なので自分達とは違う気配や魔力の変化があると群全体で攻撃するかその前に逃げるのだ。



「あ、あのっ!わ、私の『ティムモンスター(友達)』になって……くれますか?」


「?……!?」



『ヒゥラス』は困惑する様に頭を傾げていたが、瞬時に何かを感じ取ったのか耳をピンっと立てると目の前にいるソルフがいるのにも関わらず群れと共に更に森の方へと逃げてしまった。



「あ……え?」


「そ、ソルフ!大丈夫!?」


「なんやいきなり逃げ出したなぁ~。ソルフ、何かしたん?」


「な、何にもしていないわよぅ!い、いきなり逃げたのよ……」


「なんで逃げたのかな……?」



ヴィルデの疑問の声にソルフとアービーも考えてしまう。いきなり逃げたのがソルフのせいでは無いと考えるとそれ以外に何かしらの要因で『ヒゥラス』達が逃げたのだと考えるのが妥当だろう。


するとアービーは何かを思い出した様に二人に言う。



「あのモンスターって『ヒゥラス』、やんなぁ?」


「うん。多分……叔父さん達の『ティムモンスター』と同じだったし……」


「えぇ、そうね」



アービーの言葉にあのモンスターが『ヒゥラス』だと確認する。そもそも『ヒゥラス』はよく彼等も町で見かけていた。だからこそ、ソルフは声をかけたのだ。



「確か……『ヒゥラス』って臆病なところがあるねんて。だから危険を感じるとすぐに逃げるって……」


「え、それって……」


「危険って……」


「……まああれやん?自分よりも強いモンスターとか、自分達を狙う肉食系モンスター……とかやんな?ほら、お決まりの……な」


「……それって、ヤバい……のよね?」


「そ、ソルフ……ボク達……危険じゃぁ……」



どんな存在かはわからないが、もし『ヒゥラス』の群達全員が逃げ出す存在ならば自分達も危険があるのは確実だ。しかもその存在が肉食系モンスターならば尚更危ない。一応ここら辺の森はそういう肉食系モンスター等生息はしていないらしいが、実際はわからない。肉食系モンスターではなくても、攻撃性のあるモンスターの可能性もある。例えば縄張りを持つモンスターや、暴れん坊なモンスター等々。



「まさか……ドラゴン、とか?」


「……それはないと思うで。ドラゴンやったらわかるやろ。鳴き声とか音で」


「そ、それより今から逃げるか隠れようよっ。」


「そ、それもそうねっ!」


「なら、はよせんとーーーっ!?」



三人は隠れながら逃げようと行動に移すが、その前に水辺の近くにある大きな茂みの更に奥が微かに揺れたのだ。その揺れは小さくもあったが、何がこちらへとやってくる予兆。そして、揺れはヴィルデ達の元へと近づいていく。


彼等三人は近付いてくるその何かに恐れてしまい、ソルフは涙目になりながらその場で腰を抜かし、アービーは最後まで抵抗する気なのかその揺れる茂みを睨み付けていた。ヴィルデは腰につけていた護身用の短剣を抜くと二人を守るように前へと立つ。


何が来るかは不明。ヴィルデ自身も一番危険な立ち位置ではあるが、本来は恐くて今からでも逃げ出したいのだろう。それに短剣を持って構えているが、剣術等習ってはいるが強いわけではない。むしろ弱い方だ。足だけでなく短剣を持つ手も震えており、何とも情けなくも思うかもしれない。だが、彼は恐怖のどん底にも落とされそうな今の状況でも二人を守ろうとしているのだ。


そんな勇気を振り絞ったヴィルデであったが、その何かは確実にこちらへと近付いてくる。


そして、その何かはその茂みから姿を現したのだ。



「ふるふるんっ!」


「ぷるるんっ!」


「ぽよんっ!」


「「「……へ?」」」



ヴィルデ達はその姿を現した存在に思わず情けない呆けた声を揃って出してしまう。何故なら彼等の現れたのは赤・青・緑のスライムの様な存在。そんな愛らしくも明らかに無害そうな存在が現れた事に戸惑うヴィルデ達であった。





ミアン「やっほ~!毎度お馴染みっ、影の女王スカアハの息子ミアンだよぉ~!」


ミアン「いきなりだけど『原点(オリジン)』ってかわいいよねぇー♥もう、なんていうのかなー?表情がわかりやすくって、それがまた可愛いんだよ!」


ミアン「例えば『(≧∀≦)』とか、『( ・ε・)』とか、『(´・ω・`)』とか表情をするんだぁ。ほんとこのままだから、たまに面白い表情もするねー」


ミアン「でも、彼等って自由気ままなところがあるから世話するのは少し大変だけど……。あ、お母様といっしょにいるんだよ!あ、オイフェさんも!」


ミアン「さて、次回予告だよ!」


ミアン「次回、『初めての仲間』だよ!ボクの初めての仲間は……えへへ♪なーいしょっ!」


ミアン「次回もお楽しみねっ、あでゅー☆」



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質問(キャラクターに対しての)も受け付けています!

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