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前触れ?

前回のあらすじぃぃぃぃぃぃぃい!!!


『天城悠、登場!』


『勘違い?』


『一度失ったものは取り戻せるのか?』


のどんっ!ι(`ロ´)ノ



地球で海大蛇(シーサーペイント)達の出現により大混乱に陥っており、WAOが対処している頃、シキ達は森深くの特訓場所で早朝から訪れていた。


ここに訪れているのはある理由がある。



「……よし、怪我の痕もなくなったな。違和感は無いか?」


ーーーグルルルルルゥゥゥ♪

ーーーシャアァァァァァァ♪



ギルドマスターの依頼の時に[箱庭]に放り込んだ巨大鷹(グロースファルケ)巨大蛇(グロースシュランゲ)だ。二匹はシキ自身がが与えた怪我を治療していたのだが、どうやらなつかれてしまった。シキに感謝するかの様に身体を擦り寄せて甘えているからか妙に可愛らしい事となっている。


この二匹は、元々ナルアラマの町近くの森林で住んでいたモンスターではないということだ。最初はその森林のリーダー的な存在だと思っていたがそうではなかった。どうやら各地を転々として森から森へと移動していたらしい。



「こら、クルル、ネルク。くすぐったいって~」



巨大鷹(グロースファルケ)はクルル。巨大蛇(グロースシュランゲ一)にはネルクという名前をつけている。勿論命名はシキだ。わかると思うがこの二体はシキの契約ではなくテイムをしている。



ーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 クルル

性別 雌

ランク A+

種族 巨大鷹(グロースファルケ)


レベル 46

体力 7660

魔力 8210

筋力 9140

耐久 7190

俊敏 9890

ーーー

[固有スキル]

疾風

鷹之目


ーーー

[スキル]

強化.4

剛牙.5

鋭嘴.5


ーーー

[称号]

シキのテイムモンスター


ーーー



ーーーーーーーーーーーーーーーー



ーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 ネルク

性別 雌

ランク A+

種族 巨大蛇(グロースシュランゲ)


レベル 48

体力 8870

魔力 6190

筋力 7980

耐久 8890

俊敏 6490

ーーー

[固有スキル]

熱感知

脱皮


ーーー

[スキル]

強化.5

硬化.5

鋭牙.4


ーーー

[称号]

シキのテイムモンスター


ーーー



ーーーーーーーーーーーーーーーー



シキがクゥだというのはわかっているらしく強者には従うのが本能らしい。別に怪我をさせたことは特になんとも思ってはいないが、その強さを尊敬しているようだ。



「ぅぐぅぅ……」



少し離れた場所でシリルは地獄の特訓が終わって完全に伸びていた。特訓の影響か現在のシリルの種族は中位獣人族へとランクアップしていた。


シキの直ぐ側ではアルトレアは様々な薬草や茸等の素材で回復薬(ポーション)の作成を行っている。ごりごりと用具を使いながらいそいそと作業に集中していた。



「アル殿。用具の使い心地は?」


「スミリアさん、これとても使いやすいです!」


「それはよかったです。他に作るものは?」


「そうですね……」



アルトレアの横ではスミリアが用具の観察をしながら使い心地を聞いていた。アルトレアが使用している薬作成用具はスミリアが制作したものだ。その使い心地を聞きながら用具の調整を行なっている。流石一流の鍛冶師だろう。



「ふぁぁ~……シキの太腿柔か……」



リゼットは鍛練した後に座っていたシキに膝枕をしてもらっていた。先程まではアルトレア、スミリア、リゼットという順に仲良く交代をしながらシキの太腿の柔かさを堪能していた。シキはリゼットの頭を撫でながら気持ちよさそうな表情に微笑んでいる。


クリムは[人化]になっており膝の上にちょこんとすわっている[人化]したマシロの狐耳と九つの尾をモフモフしていた。そろそろ気づいているかもしれないがクリムは可愛い存在に目がないのだ。



「……」


「~♪ん?どうしたんだよ」



突然、頭を撫でていた手を止めるシキにリゼットは不思議そうな表情をしていた。だが、シキの表情はまるで何がここにやってくるのを予知したのか目付きが変わっている。それに気づいたリゼットはシキの膝枕から起き上がると腰にかけていた『赤斬』と『白桜』を鞘から抜き取った。


リゼット以外にも他のメンバーは既に戦闘体勢に入っている。



ーーーゴゴンッ、ゴゴンッ、ゴゴンッ、ゴゴンッ、ドゴンッ、ドゴンッ、ドゴンッ!!!



何か大きな存在の足音らしき『何か』が近づいてくる。


ここではシキが[陰陽術]によって外からは見えていない筈なのだ。しかし、『何か』が確実にシキ達へと向かってきている。



ーーードゴンッ、ドゴンッ、ドゴンッ、ドゴンッ、ドゴンッ、ドゴンッ、ドゴンッッ!!!


「……ッ」


「「「なっ!?」」」


ーーーグルルルルルゥゥゥヴッ!


ーーーシャァァァァァァァアッ!



リゼットはここにやってきた存在に舌打ちをし、アルトレア、スミリア、シリルの三人は思わず声を出してしまった。クルルとネルクはその存在に恐怖を抱きながらも唸り声、威嚇をしている。


そこに現れた存在は山の様な巨体な大きな翼の無いドラゴンであった。しかし、これまでのモンスター達と比べ物にならない強者の風格を持っている。加えて更に王者としてのオーラも放っていた。



「むぅ、ドラゴン……」


「地を司るドラゴン、だな」



マシロは見上げながら呟き、クリムは冷静にそのドラゴンの属性を見破っている。



「……成る程、地竜か。それなら[陰陽術]でも遮断できないわけだ」



シキはそう分析しながら[空間庫]から『変形武器(トランス・ウエポン)』を取り出したのであった。




ーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 <No name>

種族 地竜王

ランク Unknown

性別 雄


レベル 2170

体力 19899780

魔力 9752540

筋力 19700870

耐久 30971490

俊敏 5697040

ーーー

[絶対固有スキル]

地竜王

狡滅消無

大地


ーーー

[固有スキル]

竜王

竜眼

修復


ーーー

[スキル]

強化.10

石頭.10

硬化.10

威圧.10

ブレス.7

突進.10

魔装.10

魔纏.10

気配遮断.10

保護色.10


ーーー

[称号]

魔王殺し

勇者殺し

地竜王

王者

大地神(ベヒーモス)之眷属

地震竜


ーーー



ーーーーーーーーーーーーーーーー











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