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「プロローグ」
私は現在、世界の頂点にいる。
もちろん世界で一番高い所にいるとかそういう事ではなく、地位や権力があるとかいう方の「高い」だ。
とは言っても死者の世界での話だが。
まあ死者の国、と言っても地獄のような恐ろしいとこでもないし、
天国のような幸せなところでもない。
どちらでもないし、どちらでもある。
そんなとこだろう。(頂点だからってこの世の全てを知っている訳ではない)
・・・いやいや、ちがう。話を間違えた。
私はそこで町づくりをしているんだ。
通常の町よりかなり規模がでかいが、施設をつくったりとか公共事業したりしている。
そこにいる住民たちといっしょにね。
それで・・・どうだろう。
君にもこの町づくりに協力してもらえないだろうか。
今まで歩んできた人生の証を。
生き損ねてしまった証を。
死んで見えた、その先の出来事の証を。
自由につくって、刻み付けてほしい。
「やってはくれないか。ミヒロ」




