第7章「スクールライフ」
「こら!!宏!!早く起きろ!!」
春休みも早々終わってしまった、
「まだ眠いぃ〜〜〜〜」
毎日由香里と一緒にいた、
「起きないとダメ!!」
「由香里一人で行けよぉ〜〜」
由香里ははりきってる、
「何わがまま言ってるの!!早く起きなさい!!」
「うわ!!おい!なんて事をするんだよ!!」
そこにはパジャマがものすごく似合う由香里がいた、
「宏が早く起きないからよ!!ほら!早く顔洗って飯食って歯磨いて着替えて学校に行くわよ!!」
そう、今日は由香里にとって始めての学校だ、「ほら!!ぼぉ〜っとしてないで早く2階に降りろ!!」「あぁ〜〜わかったわかった」
朝から大声出されてしかもおでこに氷を置くなんて女子中学生がやる事か??
由香里なら何でもやるけどそんな女が家にいたら絶対に迷惑だよ。
何でもできる由香里だが1つ苦手な事がある。
「何、この黒い固まりは、」「オムライスよ、見てわかんない!?」これがオムライスか?「あのぉ〜オムライスって黄色だよね??」「そ、そうよ、そそんな事よりはや早く食いなさいよ」ヤバイ!これ食ったら絶対死ぬ、「ああ、今日は体育の授業があるからいらないよ」よし!これで完璧!!
「ダメ」
あ、由香里のダメダメが出ちまった、、、、
「ほら、今日健康診断もあるだろ??」
「ダメ」
どうする!?俺!!
「あぁ〜まだ退院したばっかだからあまり美味しい物は食べないほうがいいんだよ」
「ダメ」
そうだ!!これが一番良い
「あぁ〜〜腹が痛いぃ〜〜」
フフフ、由香里は心配性だからこれで俺は救われたな、
「ダメ」
俺は泣きながらまずいオムライスを食べている、「上手いよ上手いよぉ〜〜由香里ぃ〜〜」
「そうよ美味いに決まってるのよ!私のお料理が食べれるだけでも嬉しいと思いなさいよ、」
「はいぃ〜〜ご主人様ぁ〜〜」これは確信を持って言える事だがこの黒いオムライスより賞味期限切れでゴミ箱行きになったコンビニの弁当の方がよっぽど美味い、
でも、由香里が作ると何故か美味しい、
そんな訳ないかぁ〜〜〜、
ようやく食い終わった、
「由香里、もうそろそろ着替えろよ」「言われなくても解ってるわよ、」
俺と由香里は登校中、
これから俺と由香里は同じ学校に通い同じ学年で同じクラスで隣の席でスクールライフをおくるのだ。
本来なら俺と由香里は3年生なのだが由香里は病院で一人で勉強しているけど2年生だ、俺は元々バカだし病院で勉強しなかったから俺も2年生だ、
じゃあなぜ由香里は勉強してるのに3年生じゃないのか?と聞かれると言うまでもないが由香里は「宏と同じが良いの!!」とわがままを言うからしかたなく3年生から2年生になったのだ、もったいない事をする女だ。
もし学校で由香里に何かあったら俺が一番良く知ってるから校長に話して席は隣同士になった。
実は俺は由香里といつでも一緒だと考えると自然と笑みが現れしてしまう。
「気持ち悪い」
「え!?」
「何さっきから私見てニヤニヤしてるの」
くそ、やはり顔に出てしまったか、
「ねぇ、もし私が3年生だったらどう思う?」と由香里は質問した、「まぁそりゃしかたないけど残念だと思うよ」と俺は言った、
「それだけ??」なんか嫌な予感「あ、う、ほ、他にも色々思う事はあるけどぉ〜」「それだけ!?ねぇ!私はあんたのために2年生でいいって言ったんだよ!」「あいあい、どうもありがとうございました」 「もっと丁寧に!!」また始まったよこいつのツンツンモードが、
ま、これはちゃんと礼を言うべきだな。
「ありがとよ、由香里」「え!?」「ん、だからありがとな」「わ、わか解ってるならそれで良いのよ」うん、由香里はいつものようにツンツンして良い感じだな。
「ねぇ、なんでカバン持ってないの??」「ん、だってかばん邪魔じゃん」「変なの」
俺達は適当な事を話しながら学校へ行った。
すれ違う人皆が俺達に挨拶をする、
そうだよなこんな美人がいれば挨拶するに決まってるよな。
だがお前ら!こいつの性格を知ったら絶対ショックうけるぞ!!
「宏、さっきからじろじろ見てくるけど何なの??」「あぁ、み、皆転校生とかが来ると接したくなるんだと思うよ」「あっそ、」
俺達は二年四組。
由香里は職員室へ行く、俺は教室へ行く。「バイバイ、宏」と由香里が寂しそうに言う、「おぅ、じゃ、またあとで、」俺は途中で3年の学級委員長とすれ違った、「ちょっと君!」とそいつは俺に言った「んぁ!?」俺は返事した、「上履きをスリッパみたいにかかとを踏むのと腰パンと第2ボタン外しと頭に被ってる黒いバンダナとブレザーにある龍の刺繍を全て直しなさい!!」
「うっせぇ!!」俺はそう言ってB棟に入って階段を上り2階にある2-4に入った、
ガラガラー、
ゴチャゴチャうるさくおしゃべりしてる奴らは黙り込んだ。
端っこの方で「ねぇ、あの人って青山先輩が言ってた喧嘩上等の人だよね?」「あたりまえよ、見た目からしてそうよ」とか言ってる奴もいるし、「おい、あいつが留年した奴だろ??」とかその他色々言ってる奴がいる。
まぁ中には「なぁ、あの人と仲良くなれば俺達はかつあげされないだろ」とか「私、あの人に守ってもらいたいなぁ」とか言ってる奴もいた。
俺は先生に言われた席に座った、前の席の女子は「あのぉ〜〜宏さんですか?」と俺に質問した、「あぁ」「あのぉ、前にあった、学校を荒らす事件の犯人なんですか??」「あぁ、だから何だよ」と俺は言った、「あ、あのぉ〜それじゃあお願いがあるんですけど」お願い?一体なんだろう「内容は?」「最近別の学校の3年にうちの学校の生徒がいじめられて暴力振られたりかつあげされたり荷物を持っていかれたりそのほか色々やられてるんです!」「じゃあの学校の奴らを俺がやればいいんだな?」「ハイ、」「その学校の頭は誰だ、」
「加藤光です」
聞いた事ねぇなぁ、 「どこの学校だ?」「三浦高校です」「わかった、今度俺が行ってけり付けてくる」「ありがとうございます!!」
もしかして学校側の俺のイメージってヤンキーとかそこら辺なのか?
とそこで先公がきた、「おはよう、」あ!!
くそ!この先公去年と同じじゃねえかよ!!
ちなみに名前は岡辺だ。
キ〜〜ンコ〜〜ンカ〜〜ンコ〜〜ン
チャイムは鳴った、
「えぇ〜今日は皆が初めて見る人が二人います、一人は去年もこのクラスにいたから見た事あるかもしれない、一番奥の窓際にいるのが留年した宏くんです、」皆はこっちを見た、「次に、今日入学した立花由香里ちゃんです、」ガラガラー、由香里は中へ
皆は「うぉ〜〜〜〜すっげぇ美人じゃん!!」とか「結婚してぇ〜〜とか」「私より美人!!」とか「ブレザーじゃなくてせーラー服着てほしいなぁ〜、」とか言ってる奴がいる。
たしかに俺の学校では男子も女子もブレザーだ、
全く!!由香里とブレザーは由香里の方が美人すぎて似合わない!
「あ、あの、え、えっとぉ、、あ、ここれからよろしくお願いします、」由香里はカタコト語で言った、
俺の前の席の女子は俺に質問した、「ねぇ、あの子と付き合ってるんでしょ??」「は!?なな何だよいきなり、」その時、由香里は俺の事をにらんで口をもがもがうごかしてた、口の動きをよーーく見ると、、、、
殺す殺す殺す殺すと言っている。
やばい、どうしよう、よし!
「俺があんな奴と付き合ってるわけないじゃん、ツンツンだしわがままだしめちゃくちゃだし寝てる時はよだれたらすし料理へただし俺の服のたたみ方は適当だしすぐみかんなげるししかけたトラップに自分で引っかかるし、、ってあれ?」俺、こんな事言ったらまずいのかな!?
ななな何かゆ由香里のほ、ほっぺがけ痙攣してるぞ、、、、、
その時男子が言った、
「もしかして宏さんと由香里さんは付き合ってる!?」お、おい!!てめぇ!!ふざけんな!!
由香里はますます怒ってる、、、、、
岡辺は「お前らうるさいぞ、由香里さん、じゃあ宏君の隣に座ってください」と言った、
やややヤバイよ!!
こここ殺される!!
だだ誰か助けて!!
由香里はこっちへゆっくり歩いてる、
由香里は席へ座った、
ん!?何か聞こえるぞ、
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
俺は怖くて手がかなり震えている、
「な、なぁ由香里、今日のオムライスすっげぇ〜〜上手かったぞ!!」と俺は言った、
由香里は「わかった、じゃあ弁当も作ったから食べて」と言いやがった。
「くそ、いまいましい」
その日の休憩時間、
「ねぇ、由香里さんは宏さんと付き合ってるの??」と女子が由香里に聞いてた、
「ふぇ!?あ、だ、つ付き合ってないわよ」おいおい、そんなに焦って言ったらばればれだぞ、
その時「うぃぃぃぃ〜〜っす」と龍平が来た、
俺達の所に来て「よぅ、ラブラブカップルさん」と嫌味のように言ってきやがった。
「え!?」と由香里は言った、
クラスの奴らは「じゃあやっぱ付き合ってるんだぁ〜〜」と言ってやがる。
俺はごまかそうとしたがもう手遅れだ、廊下ではすでに「ねぇ、4組に来たキレイな人と留年した人って付き合ってるんだって!!」と話題になってやがる、
全く!なんで皆はこうゆうのが好きなんだろう、
由香里は「宏、行こう」と言って俺の手をひっぱった。
「おい由香里、何所に行くんだよ」「いいから、」由香里は立ち入り禁止の階段を上って行った、「ちょ、ここ入って平気なのかよ」「ダメでしょ、でも通らないと行けれない」と由香里は言った。
「着いた!」ん?ここは屋上の入り口??「なぁ、ここに来たかったのか??」と聞くと「うん、屋上に行ってみたかったの」と言った、
ここは掃除がなくて汚いためドアはなかなか開かない、
俺はイライラしてドアを蹴っぱぐったらドアが外れてしまった、
「あぁ〜〜あ、私知らないよぉ〜〜」っと由香里は目を細くして言った。
俺は急いでドアを戻した、が、「由香里?」由香里がいない、と思ったらもう屋上へ出ていた、
「な、なぁ由香里、」「ん?何よ?何か文句でもあんの??」「あぁ、あの、一時間目どうだった??」と俺は聞いた、「うん、まぁ普通かな」と由香里は答えた。
「学校楽しいか??」
「・・・・・・・・・・・微妙」
そうだよな、「学校ってのはそうゆうもんなんだよ」と俺は言った、
俺と由香里は柵の方へ行った、
由香里はポケットに手を入れて何かを出した、「宏、食べる?みかん、」本当は学校に食い物は持ち込み禁止だがここなら誰も来ない。
「あぁ、食べたいなぁ」由香里は小さな可愛い手で硬いみかんの皮を剥いている、「俺が剥いてやろうか?」と聞くと「大丈夫よ、こんくらい簡単よ」と言って皮を剥き終わった、
「ハイ、」と言い俺にみかんの3分の1を渡してくれた、
由香里は「このみかんは美味しいんだよ」と言いながら白い部分を取っている、
俺も美味しく食べたいから白い部分を取ってる、
「男の子って白い部分も食べちゃうのかと思ってた、もしかして宏だけ?」と由香里は言った、
たしかに皆白い部分も食べてる、「あぁ、ほとんどの人は白いのも食べるよ、女子も食べる人いるよ」と俺は言った、
「へぇ〜〜、女の子も食べるんだぁ〜〜意外だなぁ〜」と言っている。
由香里はみかんを一個口に入れて「ねぇ、宏は悪なのにタバコとか吸わないの??」俺って悪しなのか??「あぁ、タバコや薬は寿命が減るし体に毒だから吸わないよ、寿命は大事だろ?」と言った、「うん、宏はえらいえらいえらい」と言いながら頭をなでなでしてくれた、俺は嬉しかった。
「もうそろそろチャイム鳴るから教室に戻ろうぜ」と俺は言って歩き始めた、「うん」と由香里は言って手をつないだ。
教室に戻ると早速
「こんにちはカップルさん」とか色々言われた、
由香里と俺は席に座ったが由香里の顔は赤くなってる。
「では3時間目の数学を始めます、」と言いながら先公が入ってきた。
数分後、
この先公はとてもめんどくさがりだからしょっちゅうプリントを配って仕事をサボっている。
「だ〜〜か〜〜ら〜〜これじゃなくてこうでしょ!!」「あぁ、これは2.5で良いのか??」 「だ!か!ら!!違うって言ってるでしょ!!」
俺は由香里に教えてもらってるが全く集中できな、なぜなら由香里が可愛いからだ、
いつまでもこんな時間が続いてほしい。「ちょっと!人の話し聞いてるの!?」「あ、あぁ、」
昼飯の時間、
「ほら、宏、弁当!」あ!ヤバイ!また黒い物体食べないとダメなのか??「あぁ、あありがとう」由香里はちょっと恥ずかしそうだった、
俺は恐る恐る弁当箱のフタを開けた、
「うぉ〜〜すっげぇ!!」いつもと違って今回は最高だ!!
由香里はずぅ〜〜〜〜っと俺の事を見ている、
「いただきます」
俺はキレイな玉子焼きを箸で挟んで口の中へ入れた、
「うまい!!美味すぎる!!」由香里は喜んでいる。
「何でこんなに美味しいんだ!」俺は弁当箱を左手で持ってガツガツ食べた、
由香里は「ほら、もっとお食べ、」と俺を犬みたいに頭をなでなでした。
普通はムカ!とくるはずなのに由香里にやられると逆に嬉しい、
由香里も自分の弁当を食べ始めた。
俺はあっという間に完食した、
「由香里、美味しい弁当ありがとう」と言って弁当箱を由香里に渡した、
由香里は顔を赤くして「あだ、き、昨日の晩御飯の残りだけどね」と言うが良く考えると昨日の夜は玉子焼きや手作り春巻きなどは出ていなかった、
よく考えたら由香里に買ってあげた目覚まし時計のタイマーは5時になってたような気がする、
そう、由香里は俺のために朝早く起きて弁当を作ってくれたんだ。
放課後の下校中、
俺と由香里はまた不動山に登る事にした、
「なぁ、由香里、今日は暖かくてしてて気持ちいいな」と俺は何気なく言った、「うん、ポカポカして良いね」と由香里は言った、
俺はカバンは持ってないが由香里にはプレイボーイスポーツバッグブラックを買ってやった、あのプレイボーイだぞ!!しかも手ひもの渕はピンクだし裏地もピンクだ。
「おい、由香里ぃそれ高かったんだから大事に使えよ」値段は6000円位だった、
「解ってるよ、」と笑顔で答えた、
「なぁ由香里、1つ聞いていいか??」「何?」
「何でこいつらがいるんだ!!」そう、俺と由香里だけでなく龍平や池辺や森井さんや古泉も一緒に来てるのだ!!
「いいじゃん」と由香里は言う、
「そうだよ」と龍平、
「うんうん」と森井さん
「いいじゃん」と池辺
「僕が一緒の方がよろしいかと、」
「全然よくねぇよぉ、」
まったく、せっかく俺と由香里だけで楽しもうと思ったのに、、、、
俺達は適当な事を話して頂上までたどり着いた。
俺は自販機でお茶を2本買って一本由香里にあげた、「ほらよ、由香里、」
「何よ、これ」ん!?「お茶だけど、」「炭酸ジュースにしてよ!」はぁ〜なんてわがままな女なんだ。「解ったよ、」と言って俺は炭酸ジュースを買って由香里に渡した。
俺達は小さい展望台に上った、
「ここに来るの懐かしいなぁ〜」と龍平は呟いた、「小学6年に来た祭り以来だよねぇ」と森井さんは言った、「うん、懐かしいねぇ〜」と池辺は言った、
「あの日の宏はマジでおかしかったなぁ」と龍平は言った、「は?俺何かやったっけ?」と俺は言った、由香里は興味深々に「何かあったの?」と聞いた、
龍平は言った、「5発2百円射撃で小さい女の子がいてさぁ〜その子がどうしても欲しい物があったらしくてそこを通りかかった時に宏が、どれ、お兄さんが取ってやるよって言ってやってみたんだが取れなくて何度も何度も挑戦して結局2000円ぐらい使ってやっとの思いでとったんだけどもうその子はどこかに行っちゃったんだよぉ〜それで宏は自分にムカついて自販機を蹴っぱぐったんだ、そしたら警報アラームが鳴ってさぁ〜皆が集まってきて宏メッチャ顔赤くして逃げってったんだ。」あぁ、そんなような事あったなぁ〜〜「それで僕が宏の替わりに祭りの責任者に謝ったんですよ」と古泉は言った、「へへへ、そんな事あったのぉ〜〜」と由香里は笑いながら言った、「他にもまだまだあるわよ」と森井さんが言った、「おじさんがすごい熱い甘酒を皆に配ってたんだけどそれを宏は熱い事に気づかず一気飲みしたらもう宏はパニックになって自然の飲める水が溜まってる石の所に顔を突っ込んでたんだよぉ〜」「あれは本当に死ぬかと思ったんだぞ」と俺は言った、「宏バカじゃん」とまた由香里は笑って言った、「まだ山ほどあるよ」と池辺は言った、「ど真ん中でうんこ座りしてる5人ぐらいの中坊のヤンキーがいてさぁ〜宏はそいつらが気にくわなかったらしくてそいつらの所に行って、てめぇら中坊のくせして調子乗ってんじゃねぇ!って言ったんだ、それで1対5で喧嘩して負けるかと思ったら一度目を閉じて3秒ぐらいたったらいきなり強くなってさぁ〜そいつら全員ぶっ飛ばして焼きそばのおっちゃんが止めに入って間違えてそのおっちゃんまでボコボコにしちゃったんだよ」あぁ、あれは申し訳ないと思っているよ、「だってムカついてとにかく全員ボコボコにしたかったから間違えたんだよ」と俺は言った、由香里は笑いながら「もぅ、宏は何でも力で解決しようと思っちゃダメだよ」と言った、「力じゃないよ!根性と度胸だよ、」と俺は言った、「そうそう、僕達でどぶ板通りに行った時なんだけど」と古泉は言った、「歩いてる時に少し年上の白人が肩をぶつけてきてそれにムカついて、くそ!日本の怖さを教えてやる!!と言ってそいつの背中に蹴りを入れて、fuck you!!って言ったんだ、そしたらその白人は被ってた帽子を地面に叩きつけて宏を殴ったんだ、それで宏はそいつの胸座をつかんで、Don't fuck with meって言って殴ったんだ、その白人は、do you wane facking diy!!って言って、NO!I will kill you!!、と答えて白人を殴ったんだ、そんな事を10分くらい続けていたんだ、そしたら恐そうな黒人が喧嘩を止めてラップを歌い始めたんだ、それにつられて白人と宏は肩を組んで順番順番で超早い歌を歌ってたんだ、」 「本当に宏はこの世で一番のバカね!」と由香里は言った、「で、何て歌ったの??」と由香里は古泉に質問するが、「俺達にはさっぱり解らなかった、なぁ、宏、何て歌ったんだ??」と古泉は言った、
「俺達は世界最強!俺達にかなう者はいない!俺達は平和を望んでる!俺達は人気者だ! 俺達は最高コンビ!!数えきれないほどの数の金と女も寄ってくる!!10、10、10、の女!! お調子者のマザーファッカーは俺達が懲らしめる!そいつらのケツを蹴ったら多分ミートボールが出てくるぞ!お前ら格好つけて葉っぱ吸ってんじゃねえよ吸うんだったらママのお乳でも吸ってろ!! そう、俺達はD12!!」ってその場の自作の歌を歌ってたんだよ」
由香里は目を細めて「何!それ、歌じゃなくてただの自慢と悪口じゃん」と言って「そんな歌歌えるんなら英語の授業もちゃんと真面目にやりなさいよ、」と俺に言ってデコピンしやがった「痛ッ!」でも面倒なんだよなぁ〜〜、
龍平は言った、「でも、宏は一度人の命を救ったんだよなぁ〜〜」あ!バカ!それは絶対に言うな!!
「え!?このバカが人を救ったの!?」と由香里は目を大きく開いて言った、
「あぁ、宏のやつ、命がけで、、、、」「おい!!それは絶対に言うな!!」俺は必死だった、
「何だよ!いい話しだからいいじゃんか、」と龍平は言った、「絶対に言うな!誰にも言うな!由香里にも絶対に言うな!!」
俺はマジで必死だった、
「あぁ、解った解った、」と龍平は言った、
「えぇ〜〜、教えてよぉ」と由香里は言うがこれだけは絶対に教えたくない、
「3年前、宏は病院の前を通った時に屋上で自殺し」「だぁ〜〜〜〜〜言うなぁ〜〜〜〜バカぁ〜〜〜〜〜」俺はごまかそうとしたが少し龍平は言ってしまった、
由香里の足が微妙に震えていた。
俺は慌てて「なぁ、何か腹減らねぇか??」と言った、
「そうだねぇ〜どうする?」と森井さんは言った、
古泉が「お菓子だったら4袋ぐらい持って来てますよ」と言った、「ちゃっかりしてるなぁ〜〜」と俺は言った、
「じゃあ砲台山に下りて休憩所で食べるか、」と俺は言った、
皆は賛成してくれた、
下りてる途中に由香里が言った、「ねぇ、この山ってなんで不動山って言うの??」
俺は答えた、「あぁ、この山は武山、砲台山、三浦富士の三つで分かれてるんだ、それで山頂に寺みたいなのがあっただろ?それが不動って名前だから俺達は全部の山合わせて不動山と言ってるんだ。」
「へぇ〜〜」と由香里は言った、
数分後、
俺達は砲台山へついた、
由香里中心に俺以外の奴はベンチに座った、「おい、俺の座るところがないじゃんか」と俺は言った、
「宏はそこでヤンキー座りでもしてろ」と龍平は言いやがった、
しかたなく俺は皆の前でうんこ座りをした。
早速、古泉はポテチを開けた、俺は一枚取って食べた、古泉も一枚取って食べた、森井さんは1枚取って食べた、池辺は3枚取って食べた、龍平は6枚ほど取りやがった!!
由香里は小さいのを一枚取った、皆は一口で食べてるが由香里は一枚を少しずつ食べている。
皆で食べてるし龍平が取りすぎたためあっという間に3袋完食した、
「ん、ってか!俺と由香里は全然食べてねぇぞ、」と俺は龍平に言った、
「まぁサンロールに行ってパンでも買って食えよ」と龍平は答えた、「しょうがない、皆下りるぞ、」
俺達は山を下りた。
数分後、
俺達はサンロールへ行った、池辺は言った「ここは学校の目の前だから良いよなぁ〜」
そう、ここは俺達が通ってる竹やぶ中学校の目の前なのだ。
俺達は狭い店に入った、「なぁ、何食う??」と俺は聞いた、「じゃあ俺はカレーパン」「俺はチョココロネ」「僕は食パン」「私はメロンパン」龍平と池辺と古泉と森井さんは言った、
「おい、俺はお前らに質問してねぇぞ!由香里に質問したんだ!」と俺は言った、「由香里、何がいい?」と俺は質問した、
「みかんパン」
あ!?
今なんと??
「み?か?ん??」
「そう、みかんパン」「あぁ、みかんパンはないよ、みかんだけならあるけど」「じゃあみかんだけでいい」と由香里は言う。
俺はおじさんに「オススメのパン1つとみかんを2つください」と言った、「あいよ」とおじさんは答える。
おじさんは丁寧に紙袋にパンを入れて俺に渡した、それでみかん2つを由香里に渡した、
この店員さんはちゃんとわかってるのか、「じゃあみかんはサービスでタダで良いよ、パンは120円ね」おじさんはサービスをしてくれた、
俺は120円を渡して外に出た。
最後に出た森井さんと龍平は何か話してた。
俺は「なぁ、どこ行く?」と聞いたが「あぁ、俺達は用事があるから帰るよ、宏と由香里二人でいちゃいちゃしてな」と龍平が言った、
やはり俺と由香里は付き合ってるのか、そうだよなあんなに病院で仲良くしてキスもして同居して毎日黒い物体を食わされてる俺は由香里と付き合ってるのか。
龍平達は帰った。
俺と由香里はその場へ残された。
「どうする?家に帰るか?由香里、」
「うん」と答えた。
俺達は帰る途中にこんな事を話した、
「ねぇ、宏ぃ」「何?」「もし私と宏が会わなかったら今ごろどうなってたと思う??」あぁ、考えるだけで胸がゾっとする。「多分俺は普通の中学生になってると思うよ、」「そう、、、、」由香里は悲しそうな声で答えた。
「じゃあそしたら私は今頃どぶ川の近くの橋の下で静かに死んでるんだね」となぜか笑顔で言いやがった。
俺はその場で由香里を抱きしめた、
俺はパンを落とした、
由香里もみかんを落とした、
「そんな寂しい事嘘でも言うなよ、」
「だって私、バカな宏が好きなんだもん、」
由香里は背伸びしてキスをした。
翌日、
俺と由香里は学校へ行った。
「えぇ〜〜、今日は転校生が来ている」と先公は言った、
「どうぞ、お入りください」
ガラガラー、
「はじめまして!中里美里です!!」
えらい美少女がそこにいた。
読者の皆様こんにちは、
やっと第7章書き終わりましたぁ〜。
実に現在の時刻は午前7時32分です。
今から学校です、、、、
眠いです、、、、
それはさておき評価と感想をくれた読者の方々、ありがとうございます!!
やっぱり感想を頂くと嬉しいです!!やる気がでます!!
さて皆さんここで問題です。
中里美里ちゃんの正体は次のうちどれでしょう。
1、SF的な悪役、
2、由香里の恋のライバル、
3、脇役、
わかりますよねww
物語で登場する不動山の事なんですが実際自分でもあまり理解してません、ごめんなさい。
僕の物語を手伝ってくれる友達が1人います、
やはり挿絵は書ける人いないので自分で書こうと思ってます、
でも多分無理だと思いますけど、、、、、
さてさて、そのうち特別付録を作ろうと思ってます、
内容は物語で登場した病院や学校や店などの写真を撮ってきて地図にしたいと計画中です。
。。。。。。。。。おっと!
危うく寝るところでした、
これから学校なのでこれにて後書きは終了します。
さよならぁ〜〜。