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第3章「楽しい時間 、別れ」

「えぇ!!」「絶対無理だよ!!」俺はこの世が一時停止したのかと思った、

「何で?いいじゃない別に」と由香里は当たり前のように言うが正直

「不可能だ!!」

「ふぅ〜〜ん、いいんだぁ〜〜」と由香里は上機嫌っぽく言った、

「な、何が?」と質問したら由香里はとんでもない事を言った「車椅子のくせして夜中にこそこそと病院抜け出して友達の家に遊びに行ってる事渡辺先生に言っちゃおうかなぁ〜〜」

くそ!!こいつ寝てるんじゃなかったのか!?ってかなぜそんな事知ってるんだよ。

「わ、わかったわかった言うとおりにするから言わないでくれよ」と俺はあせりながら言った、

「じゃあ早速作戦考えましょ」とゆかりは笑顔で言った、

はぁ〜、俺、絶対警察行きだ、、、、、、



翌日の夜、

俺とゆかりは竹やぶ中学校へ向かった、しかも車椅子で。

疲れないようにゆっくり行ってたのだが、

「痛い!」途中でゆかりが指を怪我してしまった。

「大丈夫か!?」とわざと大げさに言ってやった、

「痛いぃ〜〜どうしよう、、ここまで来たのに、、」と悲しそうな声で言った、

俺は「どうする?病院に戻るか?」と聞いたが「やだ、絶対に嫌だ」と悲しそうな顔で俺を見つめた。

そのかわいいそうな顔を見てしまった俺は1つ良い事を考えた。


数分後、

「よぅひろし、」と俺の親友の龍平がR34に乗って来てくれた、

「悪いな、こんな夜中に呼び出して」と俺は言ったが「峠の神様に頼まれたら断れるわけないだろ」と余計な事を言いやがった、

俺はごまかそうと急いで由香里を後部席に座らせて車椅子2つを折りたたんで助手席に置いて由香里の隣に座った。

由香里は龍平が無免で乗っている事を知らず龍平に話しかけた、

「お兄さんの車かっこいいですね」「え!?お兄さん!?」と龍平はテレながら言った、俺は「こいつは無免で乗ってるんだよ」と由香里に言ったら「へぇ〜〜」っと普通に納得しやがった。

5分ぐらい経った頃に由香里は俺に質問した、

「ねぇ、峠の神様って何??人を助けたの??」

「うぇ!」っとあせって声を出してしまった、

「い、いや、そのぉ〜〜、と、峠のてっぺんでふざけて俺は神様だ!と言ったからだよ」と俺はごまかした、

が!!

「ひろしは世界的に有名な峠の最速の車とバイク男なんだぞ!!しかもそれ以外にもクロカンやラリーやドリフトやモトクロスレースの優勝者なんだぞ!!」と龍平が余計な事を言ってしまった!!

由香里はと言うと、、、、、、

キラキラした目で俺の顔を見つめながら「えぇ!?すごい!!なんでもっと早く言わなかったの!?しかもひろしも無免許運転なの!?」と感激している。

「ってか何に日か前にバイクに乗ったけど無免だとゆう事に気づいてなかったのか??」

「だってあの日は暴走族にびっくりしてそんな事気にしてなかったんだもん」と由香里は言った、

「それと去年はBMXのフラットやパークで優勝したんだよ」とまたまた龍平が余計な事を言いやがった!!

「えぇ〜、何なのかさっぱりわからないけどひろしってすごいんだね!!」と由香里はうれしそうな顔で言った。

「まぁ、趣味でやってるだけで別にプロとか目指してるわけじゃないからね」と俺は言ってやった、


数分後、

色々話しをしててようやく竹やぶ中学校へ着いた。

龍平は「俺は集会があるからこれでしっけいする、じゃあな」とさっさと行ってしまった、

「さてと、始めるか、」と俺は言った、

「うん」と真面目な顔で由香里は返事した。



翌日、

新聞を見てみるとやはりこの事件が表紙を飾ってた、

その時に由香里が始めて俺の病室へ来てくれた、

「ベットに一緒に座って良い?」と可愛く由香里は言った、「うん、良いよ」

俺と由香里は仲良く新聞記事を見ていた。

数分後あの気の強い看護婦さんが来た、

「ねぇ、ひろしぃ、校庭落書き事件って知ってる??」と看護婦さんは言った、

「えぇ、知ってますよ、特にアニメオタクの人が知ってるんですよね?」と俺は言った。

看護婦さんは俺の点滴を取り替えてさっさと別の病室へ行った。

そのうち眠くなってしまい俺と由香里は同じベットで昼寝してしまった、


由香里はこう言った

「ねぇひろし、将来私と結婚して」

「え!?そ、そんな、い、良いの!?」

「良いよ」

由香里は俺にキスしようとした、

俺の唇と由香里の唇の距離は5センチ以下、

と!!その時!!


「おっす、ひろしぃ〜〜久しぶりぃ〜〜エロ本買ってきたぜ!!」と友達の古泉が来た、

俺と由香里は起きた、

「あ、夢か、、、、」と俺

「あ、夢だったんだぁ、、、、」と由香里、

古泉はびっくりして5秒間ぐらい固まって持っていた袋を置いて走って逃げてしまった。

由香里は袋を取って中から頼んでもいないのに古泉が買ってきたエロ本を出して俺の顔の前にやってこう言った、

「へぇ〜〜ひろしってこうゆうのに興味あるんだぁ〜〜」と言った、

ヤバイ!!この状況をどうごまかせばいいんだ!!

「あ、あぁ、それはそのぉ〜、古泉が昔から持ち歩いてる宝物なんだよ」と変な事を言ってしまった、

「へぇ〜今月号のが昔なんだぁ〜しかもまだビニールと値札ついてるのにぃ??」と由香里は言った、

や、やばい!!

「最低!!」バシ!!

由香里はエロ本をテレビに投げていそいで車椅子に乗って急いで病室へ行ってしまった。

隣の年寄りとサッカー好きの中島さんが俺のベットのカーテンを開けて「もしかして」と言いながら小指を立てた、

俺は布団の中に隠れた、

「しょうがない!あきらめるんじゃ!」

「女なんていくらでもいる!」

と年寄りと中島さんは言った。


俺は一人で病院の屋上へ行った、

「はぁ〜、早く退院してこんな事忘れてぇ〜〜。。。。。。。。。。」



翌日、

俺は由香里の病室の前まで来た。

「ごめん!!由香里!!許して!!」

「いいわよ!!こっちこそごめんね!!」

なんてなるわけないもんなぁ〜〜、多分、いや絶対由香里の事なら「うるさい!!」など「あっち行け!!」など「もう会いたくない!!」とか言われるよなぁ〜〜〜〜。

俺は由香里に会うのはやめて病室へ戻った。

「はぁ〜、何で俺は校庭落書き事件なんか実行してしまったんだろう」

そう、看護婦さんが言っていた校庭落書き事件は俺と由香里、いや俺がやったのだ。

俺は普通の患者のように寝て食って寝て食ってを一週間ほど続けていた、

俺は最近少しだけだが歩けるようになっていた。由香里の事を忘れるために病院の裏にある誰もいない湖の所へ来た、そこにはベンチもあるし気持ちいいし空が良く見えるから結構気に入っている場所だ。

俺はベンチに座って買っておいた缶ジュースを飲んでいた、

しかし、余計由香里の事を考えてしまう、「あぁ〜〜、由香里ぃ〜〜会いてぇ〜〜よぉ〜〜」と俺は一人で呟いた。

「ゴホン」

と後ろでわざとらしいせきを誰かがした、

俺は首を上え上え曲げて後ろへ顔を向けた、そこには由香里がいた。

「由香里!」俺はビックリして立ち上がって由香里の前へ来た

「あ、あのぉ〜、て、天気良いね」と由香里は言った、しかし今は曇りだ、「あ、あぁ、そうだな、」と俺は答えた。

「ごめんね」

ん!?今何と言った!?ごめんね!? たしかにそう言った!!

由香里の性格だとごめんねって言葉は一生言わないはずだ、なのに、

「あ、あ、ご、ごめん!!」と俺は気持ちを込めて謝った、

由香里は「あのぉ、こ、ここ座っていい??と」由香里は俺に聞いた、「あぁ、い、良いよ」俺は言った。

ゆかりは端っこに座って一人ぶんのスペースを確保してくれた、「ひろしも座りなよ」と由香里は優しく俺に言ってくれた、「お、おぅ」

俺は由香里の隣に座った、「そ、そういえばゆ、由香里も歩けるようになったのか?」と聞くと由香里は「うん!」と笑顔で答えた、

「なぁ、何で許してくれたんだ?」と俺は聞いた、由香里はこう言った、

「あのねぇ、今朝テレビ見てたら占いで喧嘩した相手と仲直りすると病気が治るかもって言ってたから」

は!?「じ、じゃあそれがなかったら??」「絶対仲直りしないよ」「ふざけるな!!」

俺は持っていた缶ジュースを投げてその場から逃げた。


そう、これで良いんだ。。。。。。。。。。

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