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2話

主人公強化回です、早すぎですかね?

戦闘を終え、まだ興奮が冷めなかったがここに留まって魔物が再び現れるかもしれないので、探索を再開する。


アルは基本戦闘には向かない、補助に特化しているらしい。綺麗な銀色の毛並みを土や血で汚して欲しくはないので、一緒に居てくれるだけで十分だ。

しばらく歩き2階層に続くであろう階段を遠目で確認した時、茂みから額に長い一本角がある大型の兔が飛び出し敵意をコチラに放つ、迷宮の魔物はアクティブモンスターのようだ。


直ぐには飛び掛かって来ないで、じっとコチラを睨み姿勢を低く構えて様子をうかがっているようだ、ユックリと魔物から目を離さず剣に手をかけた瞬間、勢いよくコチラに向かって突進してきたが、十分に対応出来るスピードであったので、半歩身をずらしすれ違い様に切りつければ、剣に軽い抵抗を感じ当たったようだ。抜き打ちに成功したが振り返り構えると兔は魔石と毛皮になっていく。


その後階段に辿り着くまでに兔が二羽とキツネ型の魔物一体倒して、2階層に降りていく。


2~3階層にはインプとホーンラビット、フォレスフォックスの三種類の魔物しかいないようで、苦戦する事は無く4階層まで辿り着いた。


迷宮内には罠が有るらしいが、アルに掛かればどんな罠も見抜けるようで心強い、フォレスフォックスを倒しドロップを回収しようとすると、突如と新しく魔物が4体も現れた。


初めて見る魔物は狼型でアルよりは小さいが、コチラに牙を剥きながらうなり一定の距離を取っている。

1体が吠えると残りの3体が距離をつめ襲いかかってきた、3方向からの攻撃にヒヤッとしたが冷静に中央の魔物に向いシールドの面で殴り怯ませ右方向の犬ッコロを両断し、左の魔物に警戒しつつも殴った魔物の頭を蹴り砕く、一瞬で2体もの仲間を失って硬直したリーダーらしき魔物に向かって走りより切りつけるが浅かったようだ。


仕留め損ない前後を挟まれてしまった、手負いに止めを刺したいが背後は見せれない、だが膠着すれば俺が不利だ、覚悟を決め手負いの魔物を狙い蹴りつけ足を折る、直ぐ様反転し勢いのまま剣を横一線に振り抜くと、飛び掛かって来た魔物を綺麗に切る事が出来た。右足に痛みが走り見るとリーダーらしき魔物に噛みつかれていた、怒りを覚えたが静かに突き止めをさした。


残心を終え負傷した箇所をみるも軽い歯形がある程度で、防具を貫通所か傷も付いていなかった。


狼型の魔物はグレイウルフといい連携して襲う初心者キラーだ。ドロップを回収していると見慣れない黄色い水晶を見つけアルに鑑定を頼む、結果はスキルストーン初級攻撃:ソニックアタックで、初めて見る念願のスキルストーンを手にガッツポーズを決めた!


ソニックアタック、剣士系の初級技で中距離に斬撃を飛ばして攻撃できるらしい、何だか異世界っぽいぞ!早速修得しよう。


スロットの付いている剣にスキルストーンを使うことに決めた、スキルストーンとファルカタ-ウルフを重ねて微量の魔力を注ぐとスキルストーンは溶けるように消え刀身に紋様が刻まれた、紋様は三日月と風がモチーフのようだ。


アルに確認してもらうと確かにスキルが付いているらしい。早速使いたくなり木に向けてソニックアタックと念じ剣を横凪ぎに振ると5mほど先の幹にザックリ斬撃の後がついた。


これでまた戦術に幅が出来る、だがこんなに凄いスキルのある剣士系の職業が羨ましく思えるよなー。


その後直ぐには5階層まで降りず俺は魔物にソニックアタックを振るい無双して遊んでいるとアルに冷めた目で睨まれ大人しくなりました。


これに属性乗せるとどうなるのかワクワクです!エレメントはレアらしく手に入り難いので残念です。

基本ソロな主人公には複数と戦う手段がいりますよね。

人恋しく成って街に行かないのにも理由があります。

次回何かが変わります!


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