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13話

更新ですが金額に矛盾を発見!


設定ノートを見直して直ぐ修正するので突っ込まないでください。

 街をヘトヘトになるまで遊び倒した俺達は、夕食を済ませシルビア姉妹へお土産を買い戻り、工房で軽く作業し手早くお風呂と洗濯を終わらせ、その日はアルも俺ベットへ倒れこみ泥の様に眠れました。

 本当に疲れていたのかシルビアが朝食に誘いに来たノックの音で目を覚まし、開かない目を擦りながら扉を開けると、心配した表情でシルビアが立っていたので、疲れてたみたいでグッスリ眠っていて今起きた所だと伝えると、表情を少し呆れた顔に変え「心配させないで下さい、何度も呼んだのに返事無くて何かあったのかと心配したんですから!」と怒られた。

ずいぶんと打ち解けてくれた姉のシルビアとは違いセレナは昨日の夜お土産を渡した時も目を合わせてもくれず、一言「ありがとう…。」短く声を聞いたぐらいだ。

 今日も食堂は混んで賑やかで、朝食は質素なパンとサラダにスープだったが四人で食べるご飯は美味しかった。

 今日の予定を姉妹を加え、食後のお茶を楽しみながら話し合い俺とアルはギルドに登録に行く事を伝えると、シルビアとセレナが少し話し合ってから「私達もご一緒しても良いですか?」と言われたので、断る理由も無かったのでアルに視線を向けると頷いてくれたので同行することを了解し、出掛ける準備を各自してフロントの前で集合する事を決め部屋に戻る。


 昨日一日この街を歩いたのでギルドの場所もしっかりと覚えていたので、装備を一通りチェックし身を整え、愛剣のファルカタでは目立つので造ったまま放置していた青銅のグラディウスを腕輪から取り出し腰に挿し外套で身を包む。

 アルの弓は外套で隠せないし目立つので弓は預かり代わりに迷宮で手に入れた鍛造のナイフを2本渡しておいた。

準備も終えフロントに向うと既に姉妹が待っていたので、一言謝り合流しギルドへと4人揃い宿を後に向う。

 道中は昨日の話をし、特に美味しかった焼き菓子を姉妹にも食べてもらい、行儀が悪いが食べながらギルドまでの道のりを楽しく過ごせた。


 この街のギルドは大きく3階建ての石造りの立派なもので、朝から冒険者や探索者が頻繁に出入りしている。

ギルドの戸をくぐると正面には階段があり、左側にはL字の大きなカウンター右側にはバーの様な空間がありテーブルと椅子が並んでいる。

 案内板があったので見ると1階は受付カウンターと酒場で2階は買い取りカウンターと資料室があり、3階はオークション会場があるようだ。


 アルも姉妹も興味深げに周囲に見渡していた、そんな三人に声を掛け受付カウンターに向かい職員の女性に話しかけ用件を伝えると、登録は直ぐに出来ギルド会員カードも2時間ほどで発行出来る様なので頼む事にした。

 登録内容は氏名と年齢、職業や特殊技能があったが、特殊技能は空白で出し最後に個人認証の為の触媒として血液の提出を求められた。


 それぞれ登録を終える頃には、ギルド内に人の姿は少なく静かだった。

登録を終えたので、オークションへクレイモアを出品するため俺は3階に向かう事にし、アルやシルビア、セレナは2階の資料室に行くことになったので、3人に少し待ってもらい俺は一度ギルドをでて人目の付かない所でクレイモアと剣2本と槍2本を取り出し、クレイモア以外を麻袋に放り込み足早に3人の下に戻る。

 「アル悪いけど2階の買取カウンターで袋の中の剣と槍を換金しておいてくれるかな。」と袋を渡しアルが了承し、後で酒場で合流することを決めると姉妹を連れて2階へと去って行った。


 三階のオークション会場は高級感のある落ち着いた内装でカウンターに職員の男性がいたので用件を伝えると、三日後に行われるオークションがあるので出品するのなら手数料を小銀貨1枚払えば大丈夫だと言うことで、小銀貨とクレイモアを渡すと一度鑑定してから必要書類を書いて貰うと言うことだった。

 鑑定を待っている間に女性職員がお茶を持って来てくれたので、今度のオークションの出品目録などは無いかと聞くと、当日会場受付で入場料と共に一覧をくれるらしいのでその時まで何が出されるのかは分からないようだった。


 お茶を飲み終える前に男性が戻って来たのでカウンターへと戻ると、丁寧に鑑定結果を教えてくれ、剣の鑑定結果と入手先が空白になっている用紙を手渡される。

書類には迷宮で手に入れたことを書きギルドカードの提示を求められたが今日登録してまだカードを貰っていない事を伝えるとギルド側で何とかしてくれるので大丈夫との事だった。


 大体の価格を聞くと親方の読みどおり小金貨3枚からのスタートで6枚は硬いとの事です。

昨夜無理してでも付与魔術を施したかいがありましたよ、これで鑑定スキルと素材を十分に買える目処がたちました。


 酒場でアル達が戻るのを待ちながら、ちびちびワインを飲み時間を潰していると三人がやってきたので受付に行きカードを受け取り酒場で一息入れる事にした。


 四人で話して色々姉妹の事が分かり、すこしセレナとの距離が近づいた気がした。

どうやらシルビアとセレナは俺達と一緒に迷宮に潜り旅の資金を稼ぎたい様でギルドに登録したようです。

 セレナが人目を避けているのはダークエルフがこの世界で嫌われているからで、この世界の神々が去った原因を作った女神の眷属であるダークエルフは、ダークエルフの里以外では大陸中であまり喜ばれない存在のようです、耳の形と髪の色、瞳の色がダークエルフの特徴を持つセレナは顔を隠しているようです。


 売りに出した武器は4点で小金貨1枚と大銀貨2枚になりました。(売った武器はCグレード中級の品ばかりでした。)

懐が一気に温まり上機嫌でついお酒を飲み過ぎたのは許してもらいたい。

 

何とか今日中にと思い書きましたが、そろそろ毎日更新は限界かもしれません。

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