表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夜のひとり言

私は特別になれない

作者: 片夜

特別なはずはないのに、特別でありたい

私にとっては私しかいないから

私は特別であって欲しい


けれど、いつでも比較できる世界では

私の上位互換が常に存在する


私にとって私は主人公なのに

世間にとってはただの盛り上げ役で、舞台装置で

世間にとって私はただの数字にしかならない


個々が特別と思わせる、才能がどこかにあると思わせるのは残酷だ

別に世間にとって特別である必要はない

特別という報酬で社会に奉仕しなくても良い

いつでも、私の物語では私が主人公だから


車窓から見える光の数だけある物語は知られることはない

私の物語もそうなるだろうが、最初で最後の読者が私でも

物語の最後にタイトルをつけて、いい物語だったと言えたなら

誰かに物語の一説でも読んでもらえるなら

最高だろうな

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
星のかずほどある物語の中で、僕が見つけたこの物語の作者であるあなたは、特別な存在なんでしょうね
2025/08/17 01:46 甘口激辛カレーうどん
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ