華と眼鏡
何やら黒鴉がまた企んでいる様子…
登場人物
黒鴉、河内、遠藤、神華
黒鴉「という訳で眼鏡な彼に来てもらったわ」
河内「何がという訳でなんだ?」
遠藤「お嬢のやることは何時も突然なんだ、気にしちゃダメだ」
神華「一体何事です?」
黒鴉「神田が眼鏡に執着するから眼鏡男子に来てもらったのよ?」
神華「意味分かんないです」
河内「右に同じく」
遠藤「すみません、お嬢…ちゃんと説明してください」
黒鴉「浜松達に聞いたわ、神田が眼鏡に執着する理由は好い人が眼鏡だったから…でしょ?」
河内「…うわ、まさか僕らを当て馬にする気じゃないだろな!」
神華「古傷抉らないでください…」
遠藤「あー、大丈夫かい神田ちゃん、お嬢…なんかトラウマ抉ってるみたいですよ」
黒鴉「私また何かやっちゃいました?」
河内「やったみたいだな、謝れ」
黒鴉「ごめんなさい」
神華「いいです、許します、だからもう眼鏡から離れてください」
黒鴉「でも貴重な眼鏡女子だし…」
遠藤「もうわざとですね?僕らにとって眼鏡はファッションだけじゃないんです生活必需品なんです」
河内「うん、眼鏡無いと生活できないからな…」
神華「伊達眼鏡でごめんなさい…」
遠藤「あ…」
河内「………」
黒鴉「話変えましょう!髪型変えない?おさげとか」
河内「眼鏡に似合う髪型にしようとしてないか?」
遠藤「無理に話題変えなくても解散でいいじゃないか!」
黒鴉「でも神華…彼氏欲しいでしょ?」
神華「いらないです!」
黒鴉「それはそれで男子が傷付くわよ!」
河内「いや、別に…」
遠藤「本人が嫌だって言ってるのに無理強いは良くないと思うよ?お嬢」
黒鴉「っち、私ばかり浜松関連で弄られて腹立つのよね!」
河内「そっちが本音か!」
神華「結局妹に先越されてて草ぁ!」
遠藤「神田ちゃん!?急にどうした!?」
黒鴉「見た!これがコイツの本性よ!」
河内「あんたも似たようなもんじゃないか」
遠藤「あれ?浜松君の事気になっていたのかい?」
黒鴉「んな訳…!ないない、うん無いわね!無い!」
神華「やっぱり気になってるじゃないですかー」ププ
遠藤「それ以上いけない…」
黒鴉「ウガー!眼鏡眼鏡眼鏡」
河内「やべぇ壊れたぞ」
遠藤「仲が良いのか悪いのか…」
神華「黒鴉様分かりやすいですよね」
河内「帰っていいのかな?」
遠藤「帰ろうか」
黒鴉「私、お前ら、逃がさない」
河内「あんたの敗けだよ」
遠藤「お嬢はもう恋愛ネタやっちゃダメだ」
神華「悪いのはアタシの古傷抉る黒鴉様です、反省してください」
黒鴉「おのれ浜松ぅー貴様さえいなければー!」
河内「多分そういう所だぞ…(ドンマイ翔)」
翔「なんでだろう寒気が…」ブルブル
黒姫「冬ですからね、こたつ出しましょう」(作中時間軸無視)