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憂鬱なアキトと談義

お疲れなアキト、そして黒鴉が吼える!


登場人物

アキト、黒鴉、西園寺、その他

アキ「あー、ダルい…」

黒鴉「ん、アキト?どうしたのよ?」

アキ「愛や恋は見も心も疲弊すると言うものだ」

黒鴉「…ムカ!調子乗るな!」

アキ「ハーレムってあり得ない夢物語だと思うね」

黒鴉「あ(威圧)!?」

西園寺「解説の予感!語るわよ!」

黒鴉「うわ、出た!」

西園寺「ハーレムって元は権力者が世継ぎを効率的に作るために編み出されたものが通説…みたいね」

黒鴉「へぇ、ただの下心丸出しな話じゃないのね」

アキ「まぁでも後世から見たらそう見えちゃうよな、本当に下心無かったとは限らないし」

西園寺「過去の話だからねー」

アキ「ファンタジー的に考えたら無尽蔵な精力体力でガハハが出来るから羨ましいが」

西園寺「現実の歴史を見たらドロドロな人間関係ね、日本なら大奥的なアレ」

黒鴉「あー、うん…」

西園寺「因みに世継ぎを効率的にと言ったけど子沢山なら勿論別の世継ぎ問題が起きるからね?兄弟で骨肉の争い」

アキ「…そりゃ権力者ならな…ファンタジー的に見ると別に権力者じゃなくてもやってるよな?」

西園寺「勇者がハーレムするやつね!まぁあれも勇者の世継ぎ問題でしょうし泥沼化は不可避よね」

黒鴉「そうなの?勇者の血が広がるのに何の問題が?」

アキ「甘いな黒鴉、規格外の限りある兵器…奪い合いや後の血統間での争い不可避だぞ?」

黒鴉「うわぁ」

西園寺「倫理観の問題よりもその代だけ繁栄するなら効率的よね…死んだ後は知らぬ存ぜぬね」

黒鴉「うわぁ…」チラッ

アキ「…俺を見るな!」

黒鴉「ハーレム作ろうとしない分、浜松はまともね…アキトは汚い」

アキ「ひでぇ!」

西園寺「恋人二人はハーレムか否か…まぁ血を残す生物としての本能は間違ってないと思うけど」

黒鴉「それはもう人じゃなくて獣…ケダモノ!」

アキ「浮気、不倫じゃないんだから許して…」

黒鴉「…(ドン引き)」

西園寺「まぁでもこの世界にもハーレム願望ある人いるし」

黒鴉「誰よ?」

西園寺「あれ(指差し)」→猪尾、荻原

黒鴉「あ…不潔!」

西園寺「黒鴉さんは一途な愛をお望みのようで…」

アキ「まぁ人の上に立ちたがる性格だし下手に出るなら明日槍が降るぞ」

黒鴉「お黙り!シャーラップ!」

西園寺「まぁ今作はハーレムは無しですから」

アキ「メタいな」

西園寺「アキトのだってこっちのif話でしょ?」

アキ「…(目そらし)」

西園寺「不潔!」

黒鴉「ケダモノ!」

アキ(こんなボコボコに叩かれるとは…翔よ、お前は優柔不断になるなよ)

翔「ぶぇっくし!」

黒姫「風邪ですか?」

神姫「風邪ですね…」

神鳴「移さないでね」

玉藻「ちゃうちゃう、これは…噂やな」

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