4章 面倒事
「とりあえず焦って時間を止めたけど、記憶を消すか、それともそのままでいるかのどちらか何だけど、担任にはお仕置き決定だけど、どうするかなぁあまり自分のことでみんなに迷惑をかけたくないからね。」
と僕は口ににしてこれかえあどうするのかを思案するのだった。
「というか勇者候補とかいう職業があることには驚いたけど性能だけでいうと騎士にも劣るんだけど、
職業スキルの効果が全属性適正と聖剣術が使える様になるだけであんまり強くないんだよね。」
と僕はギガントが言っていた職業を鑑定して、性能を見てみたら基礎値特化より能力特化って感じだから、他の職業を転職して他の職業にならなければあんまり強くないということに気がついていないと僕は考えた。
「いけないいけない。つい癖で能力の相差をしてしまった。」
無論そんなことはない。ただ単にそう言って自分に言い聞かせているだけだった。
「それにしてもどうするかな。記憶を消したら消したでまた担任のリックが言いふらしそうだし。それで逆に秘匿してもなんか面倒ごとに巻き込まれる気がする。」
僕はそんなことを口にしながら考えて
「とりあえずリックだけ動ける様にしてみるか。」
僕はそう言ってリックだけを動ける様にした。
「うわ。なんだみんなとまって?」
「先生が人の情報を勝手に行ったせいで僕が後処理をすることになったんですよ。」
「どういうことだ?」
「どうもこうも先生が僕が秘密にしていたことを堂々と言ったことによって、
僕の家族に迷惑がかかるかもしれないから今ここで注意しているだけですよ。」
「そうか?普通Sランク冒険書となれば自慢をするようなものだろうけど。」
「僕の場合は違うんですよ。というか人の情報を簡単に言っている様じゃ、
僕は先生のことを信用できなくなるんですけど。」
「そんなことよりみんななんでとまってるんだ?」
「時を止めているだけですよ。みて理解してくださいよ。
はぁ。この学園に入学したことが間違えだったかもしれないな。」
僕は小声で呟いた。
「まぁいですよ。魔導:強制契約・先生は僕の情報を誰かに教えることを禁ずる。
教えた場合全ステータスが0.1%になる。ただし僕の情報を教えた人を殺した場合元に戻る。」
「お前何をしたんだ!!」
「言った通りですよ。」
「それが何だ。」
「まぁめんどくさいから、魔術:記憶消去からの元の位置に戻して。」
「魔術:集団記憶消去」
僕はそう言ってクラスメイトの記憶から先生が言った僕の情報を消去したのだった。