1章 馬車
「それじゃ私の領にある家まで向かいましょう。」
そうアイリスは言うと、
今まで無反応だった騎士たちがせっせと動き出した。
〜─〜─〜─〜─〜
「それじゃ準備も終わったので乗りましょう。」
そうアイリスはいうが、
「あ〜ちょっと待ってください。ストレイジオープン」
僕はそう言ってストレイジの奥に入れておいた馬車を取り出した。
「多分こっちの馬車の方が性能いいですよ。」
僕がそう言って取り出したアイテムの性能はこちら、
〜─〜─〜─〜─〜
アイテム名 馬車
品質 最高品質
レア度 準神話級最上位
効果 偽装 破壊不可 害意察知 異空間...
説明
ただの馬車。
に見えるように偽装された馬車。
この馬車は神ですら見抜くのに困難。
〜─〜─〜─〜─〜
「これですか?」
と聞かれて目の前にあったのは普通の馬車だった。
「それじゃその馬車の中に入ってください。
一応その馬車僕が作りました。」
そう言ってアイリスが馬車に乗ると、
「うわぁ」
と言って驚いた表情だった。
それはなぜか、
「ここにあるアイテム全て準幻想級以上のアイテムですよ。
そしてこの馬車は準神話級のアイテムです。」
僕がそういうと、
「すごいですね。」
僕はそう言われて、
「いえいえ。僕の生きていた時代はこれよりやばいものなんていくらでもありましたから。」
というと、
「そうですか。」
「それじゃ一回この馬車から出てください。」
僕がそういうと、
「わかりました。」
アイリスはそう言って馬車から降りた。
「あ〜そこにいる騎士さんたち、今から僕の獣魔的なものを召喚しますので驚かないでください。」
僕がそいうと、
『わかりました。』
と騎士さんたちは了承してくれた。
「それじゃ行きますよ。召喚:神狼 フィンリル 召喚:堕天使ルシファー」
そう言って僕の獣魔を召喚した。
「それじゃリルはこの馬車を運転して、ルシは御者してお願い。」
そいうとリルとルシは了承してくれた。
「それじゃ騎士さんはこの馬車に乗ってください。」
僕はそう言ってここにいた騎士たちを馬車に乗せて、
ついでに盗賊たちは馬車の中に遊びで作った牢獄に閉じ込めておいた。
「それじゃよろしく。」
僕はリルとルシにお願いした。
「ああ言い忘れていた。シルフィー王国のアシスタの領地に向かって、
ああそういえば地図かなんか持ってる?」
とアイリスに聞くと、
「はい持っています。一応今いるのがここで目的地はここです。」
そう言われて指さされた場所を見ると少し距離があった。
「ルシみた?それじゃよろしく。」
僕はそう言ってルシに御者を任せたのだった。
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それでは次回でまた。