4章 学園に向けて
「それにしてもお嬢様。暇ですね。」
「そうだね。馬車でも乗ってこればよかったって今更ながら後悔しているよ。」
などと話していたら、
「次の番の方。」
そう衛兵がそう言い、自分の番が回ってきた。
「それではまずは身分を証明するものを提示してください。」
僕はそう言われて
「すみません。身分を証明するものはないのですが。」
「そうですか、それなら銀貨2枚とこの水晶に手をかざしてください。」
衛兵にそう言われて僕は銀貨4枚を提示し、
水晶に手をかざした。(ドルトンも一緒に)
「それではどうぞ、学園都市をお楽しみください。それと次回からは身分を証明できるものを用意しておいてください。」
「わかりました。」
僕はそう言って都市の中に入っていくのだった。
「そういえばドルトン。」
「何でしょうかお嬢様。」
「学園問についてどのくらい知っている?」
「一応ある程度は勉強しておきました。」
「そうなんだ。それじゃ僕は今後どうしたらいいと思う?」
「まずは、地理と歴史を学んであとは魔法学を少しできればいいと思いますよ。」
「そうなんだ。それドルトンはできれば過去問とかそういうの買ってきてくれないかな。自分は一度学園に言ってみるから。」
僕はそうしてドルトンと別れるのだった。
「それじゃ一回空飛ぶか。」
僕はそう口にして飛翔の魔術を使用して、
空を飛んで学園がどこ内あるのか探すのだった。
「おそらくあれかな?」
僕は見つけた学園らしき場所に向かった。
「あの〜すみません。」
「何でしょうか?」
「ここが学園で間違いないですか?」
「そうですけど。」
「試験っていつですか?」
「試験は1週間後ですね。」
「その試験ってどうやって受けるんですか?」
「普通にその日当日にきてくれればいいよ。」
と学園の門番?の人が優しくそう教えてくれたのだった。
「ありがとうございました。」
僕はそういってドルトンと合流することにしたのだった。
「それでドルトン、どうだった?」
「それが、地理と歴史の本は見つかったのですが、魔法学の本がどうしても見つからなくて。」
「そうなんだ、それじゃあまずは、商業ギルドに向かおうか。」
僕たちはそう言って商業ギルドに向かったのだった。
そして現在受付前。
「すみません。魔法学のほんてありますか?」
「ありますが一冊大体50〜100枚ほどの金貨が必要ですが。」
「それなら大丈夫だからとりあえず持ってきてくれないかな。」
僕はそう言って受付の人にそういうのだった。