3章 ノイル眠りに入る
「ちょ、ノイル、手加減ぐらいしろよ!!」
「してるよ。」
「これでもしてるって、俺ら自身無くすじゃねぇじゃよ。」
「それはおいておいて、チェックメイト。」
僕はそう言って兄達の頭を分身たち切断させるのだった。
「システム:オフ」
僕がそう口にすると、フィールドが解除されるのだった。
そしてその後今回の模擬戦の反省会を行うのだった。
「それでお兄達の感想は?」
「ノイル、お前強すぎだろ。お前どれくらい手加減してた?」
「だいたい全力の数%にも及ばないかな。」
「そういや、お前の職業ってなんだ?」
「そういうのって普通隠すものじゃないの?」
「まぁ一応堕天姫騎士」
「何だその格好良い名前の職業。」
「どうやってその職業になったんだ?」
「わからない。気がつけばなっていた。」
「そうか、それは残念。」
「というかハル兄名前に姫とある時点で女性限定とかわからなかったの?」
「いや、名前のニュアンスだけでカッケェって思ったから、
姫って入っていたか聞いてなかった。」
「というよりも、多分僕vsみんなでいい試合をするんじゃない?」
「そうか?」
「それも武器をしっかり使い込んでからだよ。
それと連携とかしたりして、どんな状況下でも戦えるようにしないとだから、
とりあえず、このボードを渡しておくよ。」
「ノイルこれは何だ?」
「このボードは、フィールド選択と、気候や時間帯そして季節を操作できる。
それとそれと今みんながつけているピアスは。一試合に一回しか使えないから。」
「わかった。」
「あぁ言い忘れてたけど、魔物と戦うことも設定したらできるよ。
細かい設定は中に入れてある説明書を読んでね。」
「それでノイルは今から何するんだ?」
「僕は学園が始まる少しくらい時間が経つまで、
別世界で修行でもしてこようかな。」
「そうか、俺らとはスケールが違うな。」
レイ兄がそう言って僕は、
「召喚:従者・ドルトン
それじゃみんなバイバイ。」
僕はそう言って迷宮に転移したのだった。
ドルトンを連れて。
「はて、ここはどこ、私はドルトン。」
「何言ってるのドルトン、まさかついに壊れた!」
「そんなことありませんよ。確かかここは迷宮でしたっけ。」
「そうだよ。僕はここで極上のベッドを作って、
そして学園が始まるまで眠りにつこうと思って、
その間の僕のお世話よろしくね。」
「わかりましってぇぇ!」
「ベット生成:極上の品 おやすみ 魔術:修行の眠り」
僕はそうして自身に数ヶ月くらい眠れる魔法を使うのだった。