3章 準備完了、戦闘開始!
「ノイルもう作れたんだ。」
「違うよ、ハル兄。前お父さんと模擬戦した時のをもう一度使っただけだよ。」
「それにしては何にも変わりがないが。」
「まぁそれはやる時のお楽しみってやつで。」
「そうかわかった。」
ハル兄とそんなことを話していたら、
「あ、ハルトがナンパしてる!!」
とお姉ちゃんが現れそう口にした。
「ちょアイリス、何言ってんだ。」
「あれ〜?どうしてそんなに焦っているの?妹だよ?」
とお姉ちゃんがハル兄のことを煽りだした。
「お姉ちゃん、ふざけるのはやめたら?」
「はいはい。ハルト、ノイルに感謝するのよ。」
「・・・。」
ハル兄はお姉ちゃんの言葉に沈黙で返したのだった。
「あらあら、面白いことが起きてたみたいね。」
そこにお母さんまでもが現れた。
「おいおい、ハルトがなんかやらかしているぞ!」
「マジで!」
そこにドー兄とレイ兄がやってきた。
「それじゃあまずは渡した武器をある程度使ってみてくれる?」
「「「「「わかった(わ)」」」」」
そうみんなが返事をして、
「それじゃまずは魔法:ゴーレムクリエイト
みんなはこれと戦ってある程度渡した武器に慣れておいてね。」
僕はそう口にすると自分の武器を何にするか考えるのだった。
「流石に何もなしはダメでしょ、だから・・・」
などと考えているうちに時間は経過し、
「よしあれにしよう。」
僕は暗殺者用の装備にして武器は短剣と弓にするのだった。
「それじゃみんなは準備できた?」
「俺はいつでもいけるぞ。」
「私もよ。」
「俺もだ。」
「俺もいけるぞ。」
「私もいけるわ。」
「それじゃ起動っと。」
そう言ってフィールドを起動し展開させた。
「それじゃまずはこのピアスをつけてね。」
そう言って僕はみんなにピアスを配布した。
「それじゃあいくよシステム:ランダム転移」
そういうとみんなバラバラになるように転移するのだった。
「それじゃ僕は戦闘モード:完全隠密」
そう言ってモード選択をし完全に隠密特攻で動くことにした。
「それじゃまずは罠をいくつか仕掛けるか。」
僕はそういてあらかさまにバレるような罠とぱっと見ではわからない罠、
そして全くわからない罠を仕掛けた。
「これでいいかな。」
僕はそうして移動をするのだった。
「あ、そうだ、ワイヤーを設置しまくったら面白いかも。」
僕はそう思いついて、ある気ながら広範囲にワイヤーを設置していくのだった。
「それにしてもなかなかいないな。」
僕がそうして歩いていると、矢が飛んで来たのだった。