3章 模擬戦の準備
そして僕はご飯を食べ終えて、
ドー兄に作ったものを渡す時になった。
「それじゃ今から渡すね。」
僕はそう言ってインベントリから
弓・矢筒・マント・ゴーグルを取り出した。
「まずはこの弓に性能は、絶対必中と矢操作そして『スペル:不可視の矢』『スペル:転移の矢』
『スペル:爆発の矢』『スペル:分裂の矢』『スペル:矢よ雨と化せ』この5個のスペルがこの弓の性能で、
不可視の矢はその名の通り矢が見えなくなる。ただし矢を放った本人以外は。
そして転移の矢は、矢が刺さった場所に転移するというもの。
そして爆発の矢はそのまま着弾地点が爆発するだけ、そして分裂の矢は、
矢が矢を放った本人が止めるまで分裂しながら着弾地点に向かって矢が放たれるスキル。
矢よ雨と化せは矢を雨のように降らすことができるようになるというもの。
それじゃ次は矢筒の紹介でデバフの矢と属性の矢そして魔法の矢を自由に放てるようになって、
1MPで50本の矢が生成できる。そして次はこのマント。
このマントは気配遮断、消音、消臭、透明化の効果がついている。
そして最後にこのゴーグル。このゴーグルは相手の弱点看破と暗視、遠視、赤外視、マップ。
これがこのゴーグルの性能だよ。」
「これってかなりというか国宝レベルの武器じゃないのか?」
「あ、言い忘れてたけど、全部自動修復と耐久度超向上は付与してあるから。」
僕がそういうとドー兄は頭を抱え出すのだった。
「それじゃ僕は闘技場で準備してくるから、ドー兄のことは誰かよろしくね。」
僕はそう言って闘技場まで向かったのだった。
「それじゃまずは前回使った魔道具を再利用するとして、離脱用のピアス作りだっけ?」
僕はそう言ってピアスを五つ同じ形のものを作り、
そしてそこに、死んだら瞬時に蘇生して、観戦場まで転移するようにした。
「っとまぁこんな感じでいいかな。あとはフィールドを少々いじるくらいでいいかな?」
僕はそう言ってフィールドの設定などをいじくり回していくのだった。
「まずは気候をランダムで15分おきに変わるようにして、
フィールドは森林と湖、そして山ぐらいでいいかな。」
僕はそう言って着々とフィールドの設定を行うのだった。
「よし完成したから。あとは微調整を何回かしたらノイラに読んできてもらおう。」
僕はそう口にして最終調整を行うのだった。
「気候は完了。魔道具の効果も問題なし。フィールドにも問題なし。」
僕は確認を終えてノイラにみんなを呼んできてもらうのだった。