3章 模擬戦することに決定!
「そういえば昨日ドー兄の武器作るの忘れてた。」
僕はそのことに気がついて、
「どうしようかな。謝罪もかねて弓に関係する道具も追加しておくか。」
僕はそう言って早速弓以外に、矢筒、マント、ゴーグルを作ることにした。
「弓はお姉ちゃんに作ったのを模倣して、
そこに何個かの特殊な矢にできるように仕込んで。」
僕はそう言って弓を作り五つのスペルを付与した。
「それじゃ矢筒はお姉ちゃんの手袋と同じでいいか。」
効果はお姉ちゃんの手袋と同じだが、矢筒を作り、
「マントはやっぱり隠密特化でいいかな?」
僕はそう言ってマントを作り、僕だったら欲しい効果を付与した。
「あとはゴーグルか、効果は視覚支援系でいいかな。」
僕はそう言ってゴーグルを作り視覚を支援する効果を付与したのだった。
「お嬢様、朝ご飯の時間です。」
ノイラがそう言ってきて僕は、
「わかった。そういえばドルトンはどうなったの?」
「現在は、この屋敷の情報などを教えています。」
「そうなんだ。わかった。」
僕はそう言ってノイラについて行くのだった。
「おはよう。」
「おはよう、ノイラ。どうして昨日俺を呼ばなかったんだ?
俺は楽しみにしていたんだぞ。」
「ごめんって、僕だって完璧なわけじゃないんだからさ、
その代わりに弓以外にも作ってきtらから安心してよ。」
「そうか、それならいいが。」
「それじゃあ渡すのは食後でいいかな・。」
「マジで!」
「まぁまぁ。それでみんなに聞きたいんだけど、
武器の練習がてら模擬戦をしてみない?」
「でも怪我したら元も子もなくない?」
「大丈夫だよ。今回は自分の肉体を保存して、
自分の肉体を模倣した体に意識を移動させて、
元々の体にはなんの損傷もないようにするから、
それかもう一つは僕は一応死者蘇生の魔法を使えるから死んでも大丈夫だよ、
ていうのもあるからまぁ怪我しても大丈夫だし、
それに死んでも大丈夫っていう状況はなかなかないと思うよ。
まぁ一応魔道具で、一度だけ死者蘇生の効果を持ったピアスをつけてもらって、
その死者蘇生が発動したら場外に転移するようにしておくから、
怪我の心配とかは大丈夫だよ。」
僕がそういうと、
「そうね、おもしろうそうだしお母さんはやるよ。」
「死んでもいい訓練なんて生ぬるいな。」
「それな。」
「だがあんまり調子乗るなよ。」
「お前がいうなよ」
「私も参加するわ。」
お母さんや兄さん、お姉ちゃんも賛成したのだった。
「それじゃ模擬戦をする時になったら、呼ぶからそれまで待っていてね。」
僕はそういうのだった。